作詩作曲 : Jimmy Cox in 1923
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Once I lived the life of a millionaire,
Spending my money, I didn't care
I carried my friends out for a good time,
Buying bootleg liquor, champagne and wine
When I began to fall so low,
I didn't have a friend, and no place to go
So if I ever get my hand on a dollar again,
I'm gonna hold on to it till them eagle's grin
Nobody knows you when you down and out
In my pocket not one penny,
And my friends I haven't any
But If I ever get on my feet again,
Then I'll meet my long lost friend
It's mighty strange, without a doubt
Nobody knows you when you down and out
I mean when you down and out
Mmmmm, when you're down and out,
Mmmmm, not one penny
And my friends I haven't any,
Mmmmm, well I felt so low
Nobody wants me round their door,
Mmmmm, without a doubt,
No man can use you when you down and out
I mean when you down and out
禁酒法で儲けたけれど、
世界恐慌でスッカラカンになった。
友達は、みんないなくなり、
だれも相手にしてくれない。
今は、１ドル銀貨の鷲（わし）を、
イヤと言うほど、握りしめて離さない。
ポケットに、１ペニーも無くなれば、
友達は、会ってくれないから、
気持ちも、落ち込む。
お金が出来れば、
また、昔の友達に会えるさ。
信じられないけど、本当なんだ。
あんたが一文無しになった時のことを、
教えてやっているんだ。
道徳的だろう。
そのように、作詞作曲のJimmy Coxは、
申しております。
Coxという名字から、わたしは
どうしても、整形外科や泌尿器科の
鎮痛消炎剤を、思い出してしまいます。
司馬遷の史記を読むような、
古典的な気持ちの、詩です。
Bessie Smith（ベッシー・スミス）は、
今度、お金が出来たら、
また、みんなに奢（おご）って、
すっからかんになろうじゃないの。
そうでなければ、
黒人の生きる道は、ない。
そういう心意気で、歌っています。
刑罰として、
キンタマを切り取られた司馬遷と、
アメリカ合衆国の奴隷とでは、
根性が違うのでしょうか。
作詞作曲者が、どういう人物かを、
わたしは、全然知りませんが、
ジャズのスタンダードとして、
世界中で歌われています。
ベッシー・スミスは、
19世紀の生まれですから、
日本で、御三家と言われた
女性黒人ジャズ歌手たちの、
目標になった人です。
トイレに行き忘れて、
ちびりますね、この声。
うっとりと、聞き惚れて、
下半身が落ち着きません。
わたしは、エタ・ジェイムズ
（Etta James）と、
ビリー・ホリデイ（Billie Holiday) と
ルイ・アームストロング
（Louis Armstrong）の、
声やトランペットを、思い出します。
この人たちは、
ベッシー・スミスから、
学んだのでしょう。
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