山茱萸 サンシュユ 0079 枝分かれの混血や交差、ウパニシャッドと変態

これから、春本番になるでしょう。
大阪の町の中ですが。
 
今年の冬は、寒かった。
北風が吹いても、
ジャンパーやコートを着込み、
身体は、ぽかぽかしていますが、
鼻水が出てきます。
 
手先も不器用になり、ろれつが回らない。
年を取ると、あとは死ぬしか、なくなるので、
頭も知的障害。
 
飛行機のチケットを、買い忘れた・・・
新幹線にしよう、仕方ない。
 
ミズキ科ですから、
それだけで、気持ちが春めきます。
 
 
   ***    ***
 
 
形而上学は、
インドヨーロッパ文化の、基礎にあり、
時代が変わるたびに、
そこまで遡(さかのぼ)り、
古い時代の仕組が、解体されて、
新しい時代の仕組みが、再構成されます。
 
形而上学の、基本の要素は、
コンピュータと同じ0と1であり、
古代インドから、変わりません。
 
欧米文化の哲学は、鍋や釜と一緒に、
古代インドのベーダンタのウパニシャッドが、
西へ西へと運ばれて、
ヨーロッパやアメリカにまで、
伝わったものです。
 
欧米人は、古代インド人の子孫ですから、
先祖から子孫に、伝わっただけですが、
民族移動と混血により、
古代インドの文化が、異民族の欧米人に、
伝播したように、見えます。
 
彼らは、事あるごとに、
ふるさとのインドに、帰りたがりますが、
現代インド人は、
欧米人と異なる民族を、取り込みましたので、
アレキサンダーのように、
インドへ戻れば、幻滅します。
 
 
   血統が、枝分かれするだけでなく、
   別の枝分かれと交差して、
   混血するように、
   判断の枝分かれを、
   別の道筋に乗換える仕組は、
   一筋縄で行きません。
 
   どれほど血筋が違っていても、
   遡(さかのぼ)れば、
   根元(ねもと)は同じですから、
   途中の道筋を、飛び越えます。
 
   枝分かれの末端と末端が、
   根元まで遡らずに、
   跳躍して交差することにより、
   道筋が変わるのを、
   なかなか予測できません。
 
   枝分かれは、樹状突起のように、
   末広がりに、分化するにもかかわらず、
   生殖すれば、祖先が増えて、
   家系図の登場人物に、
   それぞれの血筋や祖先があるように、
   交差するたびに、判断の源流が、
   頭でっかちに、増えて行きます。
 
   判断は、生殖するのでしょうか。
   減数分裂のように。
   生物の祖先が1つであると、思うのは、
   おそらく間違いです。
  
 
ニモニックや、ロマンティックな物語などは、
判断の道筋の、交差や混血を、行ないます。
 
ジョン・レノンも、
イギリスからアメリカに渡り、
黒人や黄色人種との、雑種を見てから、
インドを訪ねて幻滅して、
アメリカへ戻り、射殺されました。
 
古代インドの時代から、
欧米白人の考える手順は、変わっていません。
 
形而上学やウパニシャッドまで、
考え方を分解して、再び組み直す面倒は、
コンピュータのプログラムと、同じですが、
昆虫の変態に似ています。
 
彼らは、外骨格ですので、
毛虫やイモ虫や青虫みたいなヤツの、
表面の皮だけが、固く乾燥して、
蛹(さなぎ)になります。
 
内部の臓器は、どろどろに溶けて、
均一の液体になり、
再び合成されて、蝶々に変身します。
 
毛虫の身体に、羽が生えたと、思うのは、
間違いです。
 
蛹の内部は、液体にまで溶けて、
分子の単位から、
新しい身体が、再編成されます。
 
ロマン主義が壊れて、新しい時代になるのは、
そういう意味です。
日本人やロシア人は、理解できませんでした。
 
   
   ロマン主義の前は、大きく言うと、
   中世のキリスト教社会でした。
   日本の、大日本帝国憲法の前は、
   軍事政権の戦場の社会でした。
 
   日本は、
   ヨーロッパの真似(まね)をして、
   ロマン主義憲法を作りましたが、
   第二次世界大戦により、
   ロマン主義が、瓦解したにもかかわらず、
   形而上学に戻れずに、
   ロマン主義と心中しました。
  
   ナポレオンのロマン主義を、
   真似したけれど、
   形而上学なんて、知らんかった。
 
   鉄砲や黒船や原爆やコンピュータを、
   知らなかったのと、
   ほとんど同じ意味です。
 
   古代インドから、
   インドヨーロッパ人は、
   0と1ばかりを、考えて来たのに。
 
   幕末の日本人は、
   パリの万博で、何を見たのでしょうか。
   小説家の描いた幕末の志士たちは、
   小説家と同じくらいに、頭が悪い。
   
   原爆やコンピュータの原理を、
   小説家は理解できないように、
   幕末の志士たちは、パリ万博を見ても、
   ウパニシャッドを、理解できなかった。
 
   本当だろうか。
   司馬遼太郎によると、
   坂本龍馬は、
   彼と同じくらいに、頭が悪く、
   数学や物理学を、
   理解できませんでした。
   そんなことはないと、思うが・・・
 
 
樹状突起の枝分かれのように、
分岐の順番という道筋がわかれば、
すべての判断の組合わせが、わかります。
結果を示せば、
自動的に、途中の道筋がわかります。
 
純血ならば。
 
脳のシナプスは、化学物質により、
連絡されますので、
1つの神経細胞の樹状突起では、
足りなくても、
繋ぎ合わせれば、問題ありません。
 
枝分かれを識別して、特定するために、
考え出された語呂合わせのような、
論理法則や価値観の辻褄が、
科学技術に、よく表われていました。
   
ロマンティックですけれど、荒唐無稽です。
   
時代が変われば、
根本的に組み替えられることを、
第二次世界大戦後のコンピュータが、
示しています。
 
日本人は、理解できませんでした。
科学技術が、なぜ、いけない!
   
マルクス主義は、科学主義を掲げたのに、
欧米の科学者のほとんどは、
唯物論を信じていません。
 
自然科学は、唯物論でないのか?
唯物論が、間違いなら、
科学も、間違いなのか?
 
科学主義を掲げたナチズムや
ソ連の共産主義が、ロマン主義の極致であり、
第二次世界大戦により、
潰(つぶ)れたことを、
日本人やロシア人は、今も、理解できません。
 
原因は、形而上学やウパニシャッドなどの、
インドヨーロッパ文化の源流を、
知らないからです。
   
けっして、大日本帝国憲法や、
武士道や天皇制の社会に、戻れなどとは、
言っていません。
 
日本国憲法や大日本帝国憲法などの、
ロマン主義を標榜した法秩序と、
現代日本の社会常識を、廃止すべきです。
70年以上も前に、潰れた思想ですから。
 
   
   アリストテレスは、論理法則と、
   自然や社会の規則性を、
   同じと考えましたが、
   論理法則は、
   判断の枝分かれや組合わせを、
   再現するための、便宜にすぎません。
 
   樹状突起は、
   均一に分岐していませんし、
   1つの神経細胞の樹状突起だけでは、
   分岐の回数が少なく、
   いくつもの樹状突起を、
   繋ぎ合わせて使用しなければ、
   判断の枝分かれを、再現できません。
 
   繋ぎ合わせや、継ぎ接(は)ぎの、
   経験的な計算方法が、
   論理法則ですから、
   そのための目印が、
   算盤(そろばん)のように、
   知覚されます。
 
   わたしたちは、知覚の内容を、
   他人に伝えるために、
   ロマンティックな物語に、
   託(かこつ)けるのでなく、
   目印を見失わないための、
   ロマンティックな物語を、
   知覚しています。
 
   感覚器官により知覚しているのが、
   得(え)も言われず、
   ロマンティックで、美しい。
   算盤は、そこまで、
   手が込んでいませんが、
   人間には、目や手や脳があり、
   病院もありますから、まるで、
   アントニ・ガウディの世界です。
 
   科学技術や因果関係のように、
   物体や事実と言われる規則性が、
   目印になりますが、
   数学や物理学でないほうが、
   面白いのは、
   司馬遼太郎の坂本龍馬を、
   読むまでもありません。
 
   ナポレオンやヒトラーのように、
   たくさんの人を殺さなければ、
   時代が変わらないのは、当たり前です。
 
   鉄砲や黒船や原爆も、
   たくさんの人を殺したから、
   科学技術として、信じられたように、
   コンピュータが、
   目的を達成するのは、時間の問題です。
   
   宅間守君や植松聖君の、
   殺した人数が、
   あまりにも少なかったのは、
   ナポレオンやヒトラーよりも、
   頭が悪かったのでしょうか。
   
   抗精神病薬を
   強制投与されていましたから、
   当然ですが、
   弁護士は、彼らに投与された薬物を、
   検査により、証拠保全しませんでした。
   精神科のカルテなんか、嘘八百なのに。
   
   法律家にしろ、宅間君や植松君にしろ、
   物事(ものごと)の規則性が、
   わかっていません。
   勧善懲悪の道徳を、信じています。
   世も末です。
  
  
  
   
   

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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