品川のビルから高輪皇族邸 0047 生殖と殺人の自由について


 
品川駅東側のグランドコモンズのビル群から見える高輪皇族邸は、
私の自転車通勤の道筋です。
 
天皇が、昭和のように、死ぬまで在位するのでなく、
退位してから、
人並みに、プライベートな生活を経験するのは、
良いかも知れません。
 
もう、高齢ですから、好きなこともできませんが、
寝たきりに近い最後の時間は、赤坂で過ごすとして、
それまでの仮住まいが、高輪だそうです。
 
泉岳寺の裏の、崖の上ですから、
私の勤務地と、自宅マンションを、直線で結ぶと、
そこを通り抜けます。
 
高松宮の邸宅が、空き家になり、
付近一帯が、うらぶれていましたが、
天皇が来れば、再び元気になるでしょう。
 
警備や事務の人員だけでなく、
衣食住の業者が、頻繁に出入りしますので、
結構な交通量になります。
 
高松宮は、自宅敷地の2/3を、
地元中学や都営住宅に、提供しましたので、
地図を見ればわかるように、
現有面積は、猫の額ほどです。

150m四方?
田舎の民家でしたら、これくらいは珍しくありません。
 
北側の清正公前から近づこうとしても、崖の上ですが、
中学校に提供した西半分の敷地が、そもそも崖下部分でしたから、
今も残っている邸宅地は、西からも南東からも、山の上の、
高輪台の主脈の稜線上です。
 
南の泉岳寺は、深い谷あいですから、絶景に違いないと思い、
土地を入手できないかと、
地図を片手に、現地を漁ったことがありますが、
昔は水がなかったのでしょう。
見晴らしの良い所は、お寺の裏山の墓場ばかり。
 
そんな中で、谷を詰めた奥の、谷の源頭の稜線上は、
水が湧くかも知れないと、予想されました。
 
それが、旧薩摩藩邸下屋敷でして、
有栖川邸を経て、高松宮邸になり、
2019年から、仮の仙洞御所になります。
 
 
私の勤務地は、品川駅の東側のビルですので、
広々とした操車場の向こうに、高輪台の崖が見えます。
 
崖上が、標高23mくらいで、
崖下の、JRやインターシティの敷地が、0mですから、
ビルの8階くらいの高さに、旧高松宮邸があります。
 
15mくらいの樹高の、木々に囲まれて、
邸宅は、鬱蒼とした森に見えますが、
宮邸本館は平屋ですので、確認出来ません。
 
 
皇室は、何のためにあるのかとか、
日本国憲法は、どのような社会の骨組みを、
正当であると、考えているのか、とかと、疑問になる前に、
私は、一夫一婦制の家族制度や、
血筋を記録する戸籍制度や、
権力を運営する法治主義などが、
何を根拠に、どのような価値を、
変更不能にしようと、目論んでいるのかを、
知りたくなります。
 
憲法や皇室よりも、生殖と人殺しが、問題です。
性交渉なんかしたくない、人殺しなんかしたくない。
そんな私には、性交渉や人殺しの自由が、
最も大切な、個人の権利です。
 
まちがえないで下さい。
理由もなく、人殺しをしても良いとか、
正当な理由があれば、人殺しをしても良いとかと、
言っているので、ありません。
 
いつでも、理由もなく、自分勝手に、
他人を殺す能力がなければ、
個人は尊重されないと、言っているのです。
 
他人の首を絞める奴がいるからと、
けっして、個人の腕から、
首を絞める能力を、奪ってはならないと、
主張しています。
 
変な生物を作る奴がいるからと、
生命を作る自由を、けっして、奪ってはならないと。
 
こんなことを、皇室の話と一緒に書くのは、
物騒でしょう?
天皇も、
それくらいの話が、挨拶の代わりに出来る人間に、
ならなければいけません。 
 
私は、自分の好きな生物を、作りたい。
嫌いな子供なんか、産ませたくない。
面倒臭い。 
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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