黐の木 モチノキ 0039 精神病院の廃止



葉柄が紫色を帯びていませんから、
クロガネモチでなく、モチノキです。
 
もう、梅が咲いていますから、
モチノキも、飽きて来ましたが、
樹木の花の少ない季節に、
奇麗な実を、つけてくれるので、
庭木の定番です。
 
鳥もちの原料ですが、鳥獣保護法により、
これを使った猟は、禁止されています。
 
なんで、モチノキで、精神病院なのかと、
問わないで下さい。
 
問わず語りですから。
 
 
   ***
 

精神病院の廃止とは


西ヨーロッパには、精神病院がありません。
イタリアやイギリスは、
1970~2000年頃に、ほぼすべて、廃止されました。
 
理由

1. 
  脳や身体の器質に、
  原因となる病変が、確認されないにもかかわらず、
  当人が反対しているものを、病気とすべきでない。
  
2. 初発の未治療の、
  統合失調症や妄想性障害や躁鬱病などの、
  主として治療のために抗精神病薬を用いる種類の、
  狭い意味での精神病について、
  当人の同意がなければ、診断以前に、
  診断基準の精神症状があったとする証拠や証明が、
  皆無である。
 
3. 狭い意味での精神病について、
  治療以前の、ドーパミンの過剰や不足などの、
  器質的な機能の異常は、
  客観的証拠がなく、証明されない。
 
4. 抗精神病薬の投与により、
  精神病の診断基準に記載された精神症状や、
  ドーパミンの過不足などが、
  健康な人間の誰にでも起こると、証明されている。
 
5. 抗精神病薬を2週間を超えて投与された者は、
  健康であれば、
  その依存症と禁断症状のために、
  抗精神病薬を継続しようが、中止しようが、
  必ず、精神病と診断される状態になることが、
  確認されている。
 
6. 抗精神病薬を投与された者は、
  ドーパミンが低下して、
  脳の樹状突起が消失するために、
  知能と運動能力と、記憶だけでなく、
  精神科医の違法行為に抗弁する意志を失い、
  権力に従順になります。
 
7. 精神病とされる抗精神病薬の依存症と禁断症状は、
  精神科医の協力があれば、治療できますが、
  精神科医が作った病気を、誰も治療しません。
 
  また、依存症や禁断症状を治療しても、
  樹状突起は回復しませんので、
  知能や運動能力や、記憶や気力は、
  ロボトミーと同じように、
  生涯、低下したままであり、二度と戻りません。
  
 
8. 狭い意味での精神病は、
  精神病院でのみ、作られます。
  いわゆる精神病院は、そのための施設です。
  精神病院を廃止して、
  抗精神病薬の使用を、禁止するだけでなく、
  精神科医を懲罰して、
  精神医療を解体しなければいけません。
 
  精神病院の廃止は、その第一歩です。
 
 
 
 
 
 
のんべんだらりの解説
 
 
ロシアや東ヨーロッパは、
旧ソ連時代に、政敵を粛清するために、
強圧的な精神病の診断と、
強権による精神病院への隔離監禁と、
強制的な抗精神病薬の投薬を、実施しましたが、
ソ連が崩壊しても、精神病院は潰れませんでした。
 
ドイツ・オーストリアでは、
精神病院が、ホロコーストのための収容所に、
進化しましたが、
ナチスが、第二次世界大戦に敗れましたので、
収容所の中で、人為的に作られた精神病患者は、
ソ連やアメリカ風の精神病院に収容されただけです。
 
旧ソ連や東欧諸国やドイツなどの、
粛清やホロコーストのための精神病院と、
アメリカ合衆国の、明るく優しい精神病院は、
共通して、特定の文化や思想を維持するための、
異端の処理施設の運用を、医療と称します。
 
 
刑事訴訟のように、
法律に明記された仕組や、
公開された運用でありませんから、
精神医療は、
密室の中の、闇から闇の手段の、典型です。
 
ソ連やナチス風と、アメリカ風の違いは、
シベリア送りやガス室のように過酷であるか、
ロボトミーや抗精神病薬のように、明るく優しいかの、
違いだけです。
 
日本は、幕末と第2次世界大戦の2度に渡り、
アメリカに負けましたので、
アメリカ風の精神医療を標榜していますが、
いずれも、ロマン主義の傘下にあることは、
医療だけでなく、近代的な精神医学全体の、
共通した特徴です。
 
共産主義や世界大戦やホロコーストだけでなく、
アメリカ合衆国の覇権も、
ロマン主義の核心と言えます。
 
 
前頭葉を抉(えぐ)るだけのロボトミーの外科手術を、
薬剤により、脳全体に渡り実施するのが、
抗精神病薬の処方です。
結果はロボトミーよりも、遥かに重大ですが、
いずれも、精神科医の恣意により、
個人の人格を、再起不能の廃疾に至らしめることに、
違いはありません。
 
 
精神病には、何を病気とするかの、根拠がありません。
とりわけ、本人の同意しない強制的な診断や治療は、
刑事事件の証拠や証明がないことから、
精神病であると、言いがかりをつけて、
闇から闇に葬り去った可能性が、非常に大きい。
 
これこれの精神症状があったとする証拠や証明が
ないだけでなく、
原因となる脳や身体の器質的な病変もなければ、
初発の未治療の患者の診断前には、
ドーパミンの伝達量が過剰であったと証明された人も、
世界中を探して、1人もいません。
 
 
統合失調症や妄想性障害や躁鬱病や
老人性痴呆の一部などの、
抗精神病薬を強制的に投与される種類の、
狭い意味での精神病の、
妄想や幻覚や解体された人格などの、
診断基準に記載された症状が、
抗精神病薬の依存症や禁断症状であることは、
火を見るよりも明らかです。
 
抗精神病薬を強制的に投与すれば、
2週間後に、どのように健康な人でも、
必ず、診断基準に記された症状の通りになりますが、
未治療の診断前に、そのような症状が出ていた、
とする証拠や証明は、まったくありません。
 
診断基準の症状は、
抗精神病薬の依存症や禁断症状と、同じであることが、
確認されていますから、
薬を続ければ、ひどくなり、死に至るだけでなく、
薬をやめれば、必ずひどくなり、支離滅裂になります。
 
 
癌の治療を行なえば、
癌を治療しない人よりも、寿命が短くなることを、
御存知ですか。
 
もちろん、癌を治療しない人が、健康であり、
癌を治療した人だけが、癌であるのなら、
当然ですので、
検診を受けた人と、受けなかった人の、
寿命を比べれば、よくわかります。
 
検診を受けた人には、
癌が発見されて、治療を受けた人が、
一定の割合でいます。
 
検診を受けなかった人には、
癌であったのに、癌を発見されなかった人が、
一定の割合でいます。
 
検診を受けた人のほうが、
たくさんの癌が発見されて、
たくさんの治療を受けたのは、
あたり前です。
 
しかし、結果は、
検診を受けた人のほうが、寿命が短く、
受けなかった人のほうが、長い。
 
元気であると、自信があったから、
検診を受けずに、
健康に自信のなかった人が、
こまめに検診を受けたのかも知れません。
 
健康に自信があり、病院に近づかずに、
何も心配せずに、何も気づかずに、
何の検診や治療も受けないつもりだった人のほうが、
用心深く検診を受けて、
早期に治療を受けるつもりだった人よりも、
寿命の長いことが、
統計的にはっきりと、わかっています。
 
健康に自信のある人のほうが、寿命の長いのは、
あたり前ですが、
抗癌剤は、癌だけに作用して、
他の健康な身体の部分に、無害であれば、
良かったのですが。
実際には、身体全部の活力を低下させることにより、
癌の活力も低下させようとしますから、
自殺剤と言っても、さほどの間違いでありません。
 
癌という器質の病変が、はっきりと確認されて、
それが原因で、体調不良になっていることを、
医師が認めるだけでなく、
本人も自覚して、治療に同意していますから、
たとえ、抗癌剤が自殺剤であっても、
その使用は、本人の勝手というものです。
けっして、強制的な医療でありません。
 
 
抗精神病薬も、知能や運動能力に必需の、
神経伝達物質のドーパミンの伝達量を抑制しますから、
知能と運動能力を、人為的に低下させるのは、
当然です。
 
2週間を超えると、その状態に適応しますから、
知能や運動能力を必要とする生活は、不能になります。
 
薬剤が不足すれば、
知能や運動能力が、低いにもかかわらず、
多量の情報が伝達されますので、
処理不十分のまま、周囲と同じ現実を認識できずに、
夢のような判断や知覚を信じて、
周囲と異なる行動に及びます。
 
このことは、誰についても、確認できます。
健康な人に、抗精神病薬を投与した場合と、
健康であろうと病気であろうと、投与をやめた場合に、
必ず診断基準に記載の精神症状が、現れることを、
確認できます。
 
しかし、抗精神病薬を投与する前に、
診断基準の症状が出ていたことを、
誰も確認できませんから、
精神病の人に、抗精神病薬を投与した場合に、
どうなるかを、誰も知りません。
 
そのような症状があったとする証拠や証明がなく、
脳や身体に、原因となる病変もなく、
当人が、そのような症状を否定します。
 
 
精神科では、当人の否定を、病識の欠如として、
精神病の症状としますから、健康な人は、だれでも、
すでに精神病の症状の一部が、現われています。
 
刑事事件の証拠がないにもかかわらずに、逮捕に及び、
当然、証拠不十分により不起訴になった場合に、
精神病の症状があったとして、措置入院にするのは、
権力による刑事訴訟と精神医療の、常套手段です。
 
症状があったとする証拠が皆無であるのに、
精神科医は、
刑事事件が精神症状の証拠であると、主張して、
捜査当局は、
精神病の故に不起訴にしたと、主張します。
 
こんな間抜けな主張が、
捜査機関や精神病院の、密室の中の出来事を、
権力が捏造することにより、公文書に記録されますが、
客観的証拠や証明がありませんから、ただの文学です。
 
密室の中ですから、記録も公開されません。
公開の裁判では、通用しませんから、
不起訴は当然ですが、
診断と同時に、当人を拘束具に固定して、
抗精神病薬のデポ剤を注射しますから、
その十数秒間により、本人の人格はなくなり、
二度と回復せずに、廃疾に至ることが、決定します。
 
デポ注射は、2~4週間、筋肉の中にあり、
持続的に血液に溶け込みますが、
中和剤もありませんから、
その1本で、2週間後の痴呆が確約されるだけでなく、
抗精神病薬が足りなくなろうが、やめようとしようが、
いずれにしても、
妄想や幻覚などの、依存症と禁断症状が、
必ず出て来ますので、正真正銘の精神病の症状に、
生涯、苦しむことになります。
 
抗精神病薬の依存症や禁断症状のほかに、
診断基準に記されている精神病の症状は、
世界中の病人を探しても、どこにも実在しません。
 
 
こんなことは、事情を知れば、
一瞬のうちに、わかりますが、 
当人は、抗精神病薬のせいで、
痴呆になっていますから、理解できません。
 
家族や精神科の看護師も、理解が困難であり、
医師も、医学教育を受けなければ、
理解できなかったのが、普通です。
 
IQ130未満ですと、現場の事情を目撃していても、
理解できないとか、
IQ160未満ですと、専門の教育を受けなければ、
理解できないと、言われています。
 
法律家や公務員は、看護師に近いかも知れませんが、
彼らが理解できないと、私は思いません。
現に、西ヨーロッパでは、
精神病院が廃止されていますから。
 



精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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