ガガイモ 1951

ガガは、レディガガでなく、
鏡の意味の、日本の古い言葉です。
 
「屈(かが)む」も、たぶん、同じ語源ですから、
膕(ひかがみ)は、どうして、
膝の裏を、指(さ)すように、なったのかしらと、
いろいろと、想像したくなります。
 
どうせ、語源って、
ほとんどが、眉唾(まゆつば)ですけれど、
昔は、金属やガラスの鏡なんて、
ありませんでしたから、水に、顔や姿を映しました。
 
顔を洗う時に、手で、水を掬(すく)いますので、
屈(かが)んで、水鏡(みずかがみ)を見たと、
思いたくなります。
 
薬の神様の、少彦名命(すくなひこなのみこと)が、
天乃羅摩船(あめのかがみのふね)に乗り、
波の彼方から、
大国主命(おおくにぬしのみこと)のもとに、
やって来ました。
 
かがみの船は、ガガイモの実の、割れた殻(から)と、
言われていますから、えらい小さな神様です。
蘿摩(らまし)は、
ガガイモの種子から作る漢方薬の、中国名ですから、
羅摩船と書き、かがみのふねと、読みます。
 
膕(ひかがみ)も、船の形でありませんか?
 
天(あめ)は、空(そら)ですから、
雨が降るって、空が落ちて来ます。
 
邇邇藝命(ににぎのみこと)の天孫降臨から、
大国主命の国譲りまでを、言うのでしょう。
 
雨が降らなければ、日本の国は、できなんだ。
雨粒なら、ガガイモの果実を、2つに割った舟に乗り、
神様が、日本に辿り着いても、不思議でありません。
 
せっかく作った葦原(あしはら)の中(なか)つ国を、
邇邇藝命(ににぎのみこと)に奪われましたから、
大国主尊や少彦名命は、踏んだり蹴ったりですが、
たぶん、二人とも、中国の技術者や知識人でした。
 
文明の知恵を借りて、国を作っても、
日本の野蛮人を、殺し尽くすことは、
出来ませんでした。
 
アメリカ合衆国やヨーロッパよりも、
シリアイラクの野蛮人のほうが、強いはずです。
 
パルミラの遺跡を爆破した連中は、
素戔男尊(すさのおのみこと)や、
大和武尊(やもとたけるのみこと)のようなものかも、
知れません。
 
神話って、ご先祖様の話ですから、
たいていは、世代交代の歴史と、生殖の下ネタが、
同じ意味です。
 
宗教は、みんな、血縁を誇りますから、
キリスト教のように、挙句(あげく)の果ては、
民主主義になります。
 
多勢に無勢ですから、奴隷が大統領になるように、
たくさん生まれた圧倒的多数派が、権力を握ります。
 
流行文化は、品種改良をするように、
生まれながらの素質を、組み合わせますから、
民主主義って、宗教の血縁主義の、成れの果てなのに…
  
     ***          *** 
 
 
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000