うちの孫ぐらいの、女の子。
蓮池のザリガニを、釣っていました。
わたしは、渓流のハエ釣りのほうが、好きです。
子供の頃に、1時間に100尾は、釣れましたから。
ハエって、ハヤですが、
ウグイやオイカワやカワムツなどの、
コイ科の川魚です。
ザリガニは、あほですから、
仲間の身を餌にして、顔を見ながら、釣れます。
人間の性転換と同じで、共食いなの。
ハヤは、岩陰に隠れて、
岩の向こうに、釣り糸を落とします。
姿を見られると、釣れません。
糸と針と鎌を持参して、
川岸の雌竹(めだけ)を、釣り竿にしました。
浮きや錘(おもり)は、要りません。
餌は、早瀬の石ころをひっくり返して、
巣の中の、トビケラの幼虫を取ります。
釣れたハヤを、笹の枝に挿して、
日が高くなる頃に、腹を取り、塩をして、帰宅します。
ザリガニは、都会の郊外ですけれど、
農薬を使っていますので、食べられません。
わたしの子供のころの、
田舎の田畑は、まだ農薬を使っていませんでした。
アメリカザリガニの身は、エビと同じ味です。
胸や頭は、捨てますから、
田んぼに、尾のないザリガニが、
たくさん動いていました。
最近の女の子は、おしゃれです。
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