夏至の頃に、うまい具合に咲きます。
花よりも、白くなった葉が、目立ちますが、
花も咲いています。
池を埋め尽くして、水車も回らない。
どうせ飾り物ですが・・・
半夏生(はんげしょう)の葉が、
なぜ、白くなるのかって、わたしは知りません。
花びらは、葉の変形ですから、
花びらと、似たような役目と、思いますが、
苞(ほう)のようなものでしょう。
水芭蕉の白い苞を、思えば、
半夏生も似ていると、わかります。
千切られて捨てられたり、踏みつけられたりって、
人間も同じですが、人格や命を大切にする考え方って、
権力が、社会の底辺の人たちを、飼い慣らすための、
口実でないのかしら。
第二次世界大戦のスターリングラードの戦いで、
ソ連は、2人に1丁しか、
兵士に、銃を渡しませんでした。
どうせ、敵の機関銃に辿り着くまでに、
撃たれて死にますから、
死んだ兵士の銃を、もう一人の兵士が、使います。
何万人という兵士が、一斉に突撃する戦争は、
第一次世界大戦では、先進国の常識でしたし、
第二次世界大戦でも、
ヒトラーと戦うソ連の、常套手段でした。
イランイラク戦争のイランも、
歩兵の、突撃と撤退ばかりを、繰り返していましたが、
勝ったほうのフセイン大統領は、
ブッシュに、首吊りにされました。
宅間君や麻原君も、
千切られた植物と、似たようなものですが、
どうして、人格や命が、大切なのかしら。
きっと、動物の知覚のせいですが、
論理に、よく現れています。
ホメイニやポルポトやスターリンは、
精神の病気の人たちに、言えなかった筈です。
命や人格を、恐れるな。
人権を望むな。
論理や法律は、要らん。
この世の中は、強い者が生きるのでない。
自分の肉を、みんなに捧げた者が、生きると。
写真の右上の木は、
欅(けやき)の、ひとり生えのようです。
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