咲き始めです。
アジアの熱帯から温帯にかけて、広く自生しますが、
日本にも自生しますから、原産地の一部でしょうか。
マメ科ですので、根粒菌と共生して、
痩せた土地にも、よく育ちます。
もう、こんな季節かと思い、
仕方なく、飛行機やホテルの予約を、急ぎました。
あまり早いうちに、予約をすると、
日程が、変更になるかも知れません。
花の季節を見て、催促されます。
どこそこへ行ったついでに、何と何を見ようと、
観光旅行のガイドブックを見て、予定を立てます。
その土地のフローラを調べて、カメラを準備します。
昔は、銀塩写真なので、大変でした。
フィリップ・シーボルトが、初めて来日した時は、
写真機を知りませんでしたので、
並々ならぬ執念がなければ、
植物採集により、一旗揚げることは、
できませんでした。
生きた標本が欲しかったので、
日本の女性と、昵懇(じっこん)になりましたが、
わたしも、外国に行った時に、標本の持ち帰りに、
苦労しました。
今は、デジタル写真のほうが、大切かも知れません。
コンピュータは、確実に、
人間の意識を、変えつつありますから、
唯物論風の科学技術が、廃れる時代も、
遠くありません。
実物標本を、インターネットに乗せられないように、
知覚や言語などを、介さなけば、
生物は、コミュニケーションができません。
日本人の意識は、常識感覚が唯物論ですが、
ヨシフ・スターリンが言ったように、
ロシアや日本などの、開発地上国に共通でした。
欧米よりも遅れて、近代化された社会は、
常識感覚が唯物論の時代を、通過します。
スターリンは、
唯物論の繁栄が、いつまでも続くと、思いましたが、
ソ連や日本経済が、すでに潰れたように、
唯物論は、原始的な文化の1つです。
やがて、お釈迦さんの考え方が、
ゾロアスターやキリストやマホメットのように、
変化するのが、
インドヨーロッパ文化の、ありきたりの道筋でした。
ロシアや日本のように、野蛮人の社会が、
そうなるのは、当たり前ですが、
中国やインドやエジプトが、そうなるものかを、
スターリンは知っていたのかしら。
彼は、グルジャの人でしたが、
コーカサスの石油は、
スーダンやナイジェリアやリビアよりも、難しいと、
わたしは、実感しています。
ネムノキは、クリミアから東で、よく見かけますが、
自生しているのか、それとも、栽植されたものかは、
よくわかりません。
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