ネムノキ 1873

咲き始めです。
アジアの熱帯から温帯にかけて、広く自生しますが、
日本にも自生しますから、原産地の一部でしょうか。
 
マメ科ですので、根粒菌と共生して、
痩せた土地にも、よく育ちます。
 
もう、こんな季節かと思い、
仕方なく、飛行機やホテルの予約を、急ぎました。
あまり早いうちに、予約をすると、
日程が、変更になるかも知れません。
 
花の季節を見て、催促されます。
どこそこへ行ったついでに、何と何を見ようと、
観光旅行のガイドブックを見て、予定を立てます。
 
その土地のフローラを調べて、カメラを準備します。
昔は、銀塩写真なので、大変でした。
 
フィリップ・シーボルトが、初めて来日した時は、
写真機を知りませんでしたので、
並々ならぬ執念がなければ、
植物採集により、一旗揚げることは、
できませんでした。
 
生きた標本が欲しかったので、
日本の女性と、昵懇(じっこん)になりましたが、
わたしも、外国に行った時に、標本の持ち帰りに、
苦労しました。
 
今は、デジタル写真のほうが、大切かも知れません。
コンピュータは、確実に、
人間の意識を、変えつつありますから、
唯物論風の科学技術が、廃れる時代も、
遠くありません。
 
実物標本を、インターネットに乗せられないように、
知覚や言語などを、介さなけば、
生物は、コミュニケーションができません。
 
日本人の意識は、常識感覚が唯物論ですが、
ヨシフ・スターリンが言ったように、
ロシアや日本などの、開発地上国に共通でした。
 
欧米よりも遅れて、近代化された社会は、
常識感覚が唯物論の時代を、通過します。
 
スターリンは、
唯物論の繁栄が、いつまでも続くと、思いましたが、
ソ連や日本経済が、すでに潰れたように、
唯物論は、原始的な文化の1つです。
 
やがて、お釈迦さんの考え方が、
ゾロアスターやキリストやマホメットのように、
変化するのが、
インドヨーロッパ文化の、ありきたりの道筋でした。
 
ロシアや日本のように、野蛮人の社会が、
そうなるのは、当たり前ですが、
中国やインドやエジプトが、そうなるものかを、
スターリンは知っていたのかしら。
 
彼は、グルジャの人でしたが、
コーカサスの石油は、
スーダンやナイジェリアやリビアよりも、難しいと、
わたしは、実感しています。
 
ネムノキは、クリミアから東で、よく見かけますが、
自生しているのか、それとも、栽植されたものかは、
よくわかりません。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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