ブドウの、花と実と蕾(つぼみ) 1856

葡萄の咲き残りです。
ほとんどの房は、すでに、結実していましたので、
まだ、蕾(つぼみ)の残っているのを、探しました。
 
花弁や内花被片を、花びらと言いますが、
花びらの全部を纏めて、花冠(かかん)と言います。
合弁花だけでなく、離弁花でも、花冠です。
 
冠(かんむり)は、帽子みたいな奴ですが、
蕾(つぼみ)を見れば、わかるように、
雄しべや雌しべを、保護しています。
 
花冠が、
帽子のてっぺんから、花びらの枚数に、開いた時に、
まだ、花びらの根元が、
花托(かたく)に、くっついているのが、
普通の花です。
くたびれると、根元が、花托から離れて、
花びらが散ります。
 
花托の中に、子房が埋没している植物の種類もあれば、
花托の上に、載っている種類もあります。
 
花びらは、花托にくっついていますから、
種(しゅ)により、
子房の上に、花びらがくっついていたり、
子房の下に、くっついていたりします。
 
葡萄の花冠は、帽子のてっぺんから裂けずに、
根元から、外側に巻き上がるように、5枚に裂けて、
帽子を脱ぐように、花托から離れます。
 
雌しべと雄しべが、
内側から、花冠を押し上げているのですが、
花冠が取れると、5本の雄しべと、1本の雌しべが、
現れます。
 
雄しべが落ちる頃に、雌しべの根元の子房は、
すでに、蕾(つぼみ)くらいに、膨らんでいます。
 
花柄(かへい)の先の、花冠の蕾(つぼみ)は、
下がすぼまり、上が太い形です。
受粉後の、膨らんだ子房の先には、
雌しべの、御用済みの柱頭が、突き出しています。
 
写真の花序は、
一部が、すでに実になり、一部が、まだ蕾です。
真ん中の一番下に、小さな房が写っていますが、
全部、蕾です。
 
花冠が、地面に落ちずに、房に、へばり付いていると、
サビ果や、灰色カビ病を、誘発しそうなので、
ブドウの花冠を、インターネットで検索すると、
花冠取り器の広告が、いっぱい出て来ました。
 
農作業の手間が、増えそうで、
見るだけでも、ぞっとしませんか。
 
花冠って、corolla(カローラ)ですけれど、
日本の乗用自動車は、どうして花冠なのかしら。
 
花托は、receptacle、thalamus、torus などを、
よく使いますけれど、
植物形態学では、receptacle でしょう。
容器の意味。
 
thalamus は、視床と同じで、
女性の部屋や寝室を言いますから、大奥です。
turus は、ギリシャ・ローマ建築の柱の根元を、
ドーナツ状に巻いた飾りの形。
花托が子房を、取り巻いている…
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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