セレナード 1738 マリオ・ランツァ

 
     【セレナード】 Serenade
            映画セレナードの中の歌
 
     テノール : マリオ・ランツァ Mario Lanza
 
        ***          ***
 
Serenade
Our love is the serenade
A song the heavens made and angels played
When first we kissed
We touched and I became devine my love
Because of you the stars that shine my love
Their mine my love
 
Serenade
Our love is the serenade
A song of sweet desire
No ordinary choir could quite resist
I have known the magic of
A theme that cannot take
Our serenade of love
 
 
     James M.Cain 原作の、Serenade を、
     1956年に映画化して、
     Mario Lanza が、主演しました。
 
     ぶどう園の貧しい農夫が、
     オペラ歌手になる話ですから、
     アリアが、たくさん出て来ます。
 
     原作は、二人の女性の間で、
     世に出た主人公が、
     もちろん、オペラ歌手ですから、
     同性愛者です。
 
     郵便配達は二度ベルを鳴らすのような、
     アメリカ合衆国を代表するミステリー作家の
     原作でしたから、
     同性愛とオペラの、深い話になりました。
 
     何を思ったのか、Mario Lanza が、
     ホモ役を拒否しましたので、
     綺麗さっぱりと、深い事情が削られて、
     お目出度い話に、生まれ変わりました。
 
     昔ですから、仕方なかったのでしょう。
     ほんとは、今でも、オペラ歌手って、
     ほとんどが同性愛者なのに、
     それを言うと、怒られます。
 
     昔は、オペラって、
     ホモか、マフィアか、ユダヤに、
     決まっていました。
 
     日本では、暴力団は法律に抵触しますし、
     ユダヤ人はいませんから、
     言うまでもありません。
 
     マリオ・ランツァは、この3年後に、
     39才で、死にました。
     この映画の頃には、
     すでに、艶も張りも、ない声でした。
 
     生活が、不摂生と言われましたが、
     胸に響かせる声を、多用しましたので、
     若くして、喉を傷(いた)めました。
 
     聴衆にとっては、最高の声でした。
 
     全盛期と比べられると、この映画の声では、
     歌いたくなかったのかも、知れません。
     自殺しなかっただけ、よく頑張りました。
 
     太り過ぎでない?
 
    
     
 
 
 
 
精神医療の廃止とコンピュータ

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000