キミノセンリョウ 1737 生まれつきの自動機能

千両の、黄色い実の成る変種です。
 
山に自生していますが、
自生していない黄色い実の成る品種も、
キミノセンリョウと言われますから、
赤い実の、普通の千両の、
黄色い実の変種、もしくは品種です。
 
センリョウ科って、
ヒトリシズカやフタリシズカも、そうですが、
穂状(すいじょう)花序です。
 
花に、柄(え)があれば、
総状花序と、言われるところですが、
下から順番に、上に向かって、
枝分かれのない花が、着きます。
 
センリョウ科は、
花びらや萼(がく)が、ありません。
 
千両は、3mmぐらいの、
丸っこい雌しべの、緑色の子房から、
3mmぐらいの、米粒型の黄色い雄しべが、
出ているように、見えます。
雌しべ1本に、雄しべ1本だけの、変な花です。
 
これが、20個ぐらい、下から上に、
穂状に密集して、6月に咲きます。
 
冬に、赤い実が、成りますが、
1月も末になると、ほとんど残っていません。
キミノセンリョウは、黄色の実です。
 
せいぜい1mぐらいの、常緑の小低木ですが、
被子植物の導管がなく、
裸子植物みたいに、仮導管しかありません。
 
仮導管って、
死んだ細胞の、細胞壁のパイプが、
上下に繋がっていません。
 
紡錘型の細胞壁の、上のほうの、横に穴があり、
斜め上の細胞の、下のほうの、横の穴と、
繋がっています。
 
真っ直ぐ上に、水を上げる必要が、ないのかしら。
それとも、細胞が、
びっしりと、敷き詰まっていれば、同じなのかしら。
 
紡錘型ですけれど、
横にしか、穴が開(あ)いていないと、
細胞の裏表(うらおもて)というか、向きというか、
角度を揃えなければ、穴が繋がりません。
 
被子植物の中では、
もっとも古い時代に、分化したグループと、
言われています。
 
赤や黄の実の、千両は、
茶室や露地庭の、冬の定番です。
 
        ***          ***
 
みんなと一緒のことが、できない原因って、
たいていは、
自動的な、知覚や動作や感情や思考などの、
本人には、避けることの困難な、脳や体の機能です。
 
みんなと一緒でなければ、
必ず虐(いじ)められます。
 
違う奴を殺すのが、社会の存在目的であるって、
知能検査の問題に、書いてあったようなものです。
 
人間の、自動的な機能って、たくさんありますが、
内臓を動かすのが、みんなと違っていると、
死ぬ確率が、高くなります。
老化すると、そうだもんね。
 
赤ちゃんの時とか、思春期とか、出産の時とか、
その時だけの、自動的な機能も、
たくさんありますが、
みんなと一緒のことが、出来ない機能の中には、
出生の時に、すでに自動化されていたものが、
少なくありません。
  
精神の病気のほとんどは、
生まれつきの自動的な機能が、原因なの。
 
出生した後に、新たに癖(くせ)になり、
自動化されてしまった機能との、識別は、
赤ちゃんの頃を知らなければ、困難ですが、
たいていは、本人に、識別できません。
 
な~んだ、生まれつきの自動機械の、
ハードウェアやオペレーティングシステムが、
みんなと違う少数派なら、
精神の病気と、言われるのかって、
文句が出るかも、知れませんが、
言われるのでなく、殺されるのが、普通です。
それが、社会の存在理由ですから。
 
精神の病気と、決めつけるのは、
処刑された湯川氏のような人を、
援護するのが、目的です。
 
でも、精神の病気を、識別できずに、
精神の病気の人を、殺そうとするのは、
精神の病気の人たちが、ほとんどです。
 
社会の底辺って、性転換医療やイスラム国などと、
そっくりでしょう?
類は友を呼ぶように、共食いをします。
 
殺し合いって、
少数派でも、ある程度の勢力があれば、安心ですが、
うんと少なければ、性別違和や性転換のように、
医療を受けただけで、
虐められて、間引かれる羽目(はめ)になります。
 
患者さんだけでなく、お医者さんも、
本人は自覚できません。
 
自動機械の機能を知るのを、
自覚って言いますけれど、簡単でありません。
この世界や宇宙や自然の、自動的な機能を知るのと、
同じです。
 
科学技術や数学のように、
着実に発達するのでないかと、思っている人は、
ブーレーズ・パスカルみたいに、あほです。
 
殺し合いに、着実どころか発達なんて、
あるわけがない。
 
人類や生物の、進化の歴史は、
ほとんどが、猿よりあほの、ばい菌でしたが、
そのせいで、生物が滅びたことは、ありません。
 
科学技術や数学って、
進化には、ほとんど無関係ですから、
自動機能を自覚すれば、
何か良いことがあると、期待するのは、
病気を治せば、死ななくなるって、期待するのと、
同じくらいに、あほです。
 
世の中の、ほとんどの人には、
論理能力がないのに、
どうして、法律家や科学技術者は、
これこれならば、こうであると、
信じているのかしら。
 
だって、法律家や科学技術者の論理能力を、
わたしは、知ってるもん。
裁判官の言い草と、科学技術者の理屈って、
似たようなものですけれど、
本人には、自覚できません。
 
論理能力がありませんから、当然ですけれど、
そんなので、死刑にされるのも、嫌(いや)なら、
そんなので、治療されるのも、御免です。
 
でも、自動車や鉄砲って、便利だなあ…
痛い時に、痛み止めも、助かります。
アラブのお百姓は、アヘンを使いますけれど、
病気になったら、なんでもアヘンですから、
病気でなくても、アヘンです。
 
自動車も鉄砲もアヘンも、
科学技術って、なんとなく似ています。
脳みそを、麻痺させて、
変更不能にしているだけで、ないのかしら。
 
特定の、知覚や動作や感情や思考が、
自動機械のように、変更不能になっている人を、
選択して、
ブルドックやダックスフンドのように、
品種改良しているだけで、ないのかしら。
 
変更不能な自動機能が、生まれつきでしたら、
簡単に品種改良できるでしょう?
 
ブルドックやダックスフンドって、
遺伝子工学や細胞融合を使ったのでなく、
ただ、選択しただけです。
ほんの数世代で、新しい品種ができました。
 
日本人って、どう見ても、足が短いのですが、
幕末や明治の初めの、写真を見ると、
今よりも、遥かに顕著です。
 
湯島聖堂の孔子の像も、
胴体が、もの凄く大きく、足がありません。
直立しているくせに、下から見上げても、
足が見えない。
 
お医者さんは、嘘をつきます。
胎児の頃は、まず胴体や頭が発達しますから、
胴長ですが、
出生した後に、背が高くなると、
胴体や頭は、成長しないで、
足ばかりが、成長するので、
栄養状態が良くなり、背が高くなれば、
足の比率が増えると。
嘘こけ。
 
小学1年生の、胴と足の比率は、成人と同じです。
 
日本人の、身長に対する足の比率が、
幕末から、だんだんと、増えて来たのは、
背が高くなったからでなく、品種改良の結果です。
 
黒船と原爆のせいで、品種改良されたのが、
ほんの数世代の間に、成果として、現れています。
ブルドックやダックスフンドと、同じです。
 
体の見てくれのエステティックって、
知覚や動作や感情や思考などの、
生まれつきの自動機能と、同じなの。
 
科学技術が、それを、端的に表わしています。
わたしたちが、これこれならば、いつもこうなると、
科学技術の理屈を、
自然の仕組みであるかのように、確信するのは、
脳の自動機能の、品種改良の結果なの。
 
いつも、その手順なら、そうなるように、
自動的な判断が、
具体的に変更不能になっている人を、
わたしたちは、品種改良のように、選択しています。
 
そうでない人を、殺しているのと、同じですから、
黒船や原爆のように、直接的だけでなく、
自動車や医薬品のように、間接的にも、
科学技術は、嫌(いや)な奴を殺すことに、
価値があります。
 
この仕組みは、精神の病気と、同じですから、
精神の病気の治療が、人殺しに似ているのは、
当たり前です。
 
エジソンの映画が出来た時に、一般の人は、
大昔から、舞台の演技を、見ていたくせに、
映画の中の戦争が、
原っぱでロケをした演技であるって、知ると、
暴動になりかねないほどに、怒り出しました。
 
そこで、映画関係者は、
ロケーションの事実を、極秘にしていたと、
淀川長治氏は、解説していました。
人々は、戦争映画を見て、
本物の戦争を、撮影したと、信じていました。
 
映画が、演技であると、一般の人が知っても、
ちっとも驚かなくなったのは、
商用映画の公開から、30年後でした。
 
それと、そっくりのことを、
わたしは、子供の頃に、経験しました。
 
テレビで、プロレスの始まった時代でしたので、
大人たちは、街頭や大衆食堂に、群がり、
力道山を応援していました。
 
彼は、この朝鮮人野郎め、と言い、
空手チョップを放って、勝ちました。
 
外国レスラーが、凶器を使い、反則をしているのに、
どうして、警察が出動しないのかと、
国会で、本気で質問した議員さんも、いました。
 
わたしは、まだ子供でしたが、テレビを見れば、
スポーツ家の、即興劇ようなものかもって、
わかりました。
 
動作が、本気の喧嘩と、全然違うもん。
空手の形(かた)みたいでしたが、
二人の呼吸が合っていないので、
下手糞(へたくそ)な玩具(おもちゃ)に
見えました。
 
それでも、大人が、本気で信じて、熱中しています。
どれくらいの学力なら、プロレスを信じるかって、
だいたいの見当が、付きました。
 
小学校や中学校ぐらいでしたら、
学校の勉強なんか、全然しなくても、
全国で1番に、なれます。
この年令ですと、学力って、
ほとんど、生まれつきと、同じなの。
何の努力も、必要ありません。
 
その学力と、
プロレスが即興劇であると、わかる能力とが、
似ていると、見当を付けました。
 
当時の国立大学に進学する子って、
半数くらいは、まだ、プロレスを、
本気で信じていました。
 
今は、世間のほとんどの人が、
スポーツ家の即興劇のようなものと、
知っていると、思います。
体を鍛えていなければ、できません。
 
今と昔の違いは、だいたい30年ですが、
流行文化の中身が変わり、
プロレスの、即興的な技術や、体の披露を、
楽しむ時代になったから、
観衆の意識が変わったと、思いますか?
生まれた後の、文化的な教育のせいであると。
 
わたしは、流行文化の変化と、品種改良が、
足並みを揃えているのでないかと、疑います。
だって、流行文化の役割は、
みんなと一緒のことの出来ない奴を、
間引くことだもん。
 
しょっちゅう、変わらなければ、
変化に弱い奴を、燻(いぶ)し出せませんが、
30年ぐらいは、続かなければ、
効果的に、品種改良の機能を、果たしません。
 
昔に、プロレスを信じていた人たちは、
たぶん、死ぬまで、気持ちを変更できませんでした。
だんだんと、年長の世代が、少数派になり、
新しい感覚の、若い世代の人たちが、台頭したのは、
単に、世代や流行が、変わったからでなく、
昔に流行した感覚と、似たような生まれつきの
自動機能の人たちが、虐(いじ)められて、
子孫を残すことが、出来なくなり、
今も流行している感覚の、
生まれつきの自動機能の人たちが、
盛んに生殖をして、嫌(いや)な奴を、
虐め殺すようになったからでないかと、疑います。
 
学業成績に現れる知能の内容って、
足の短さや長さと、似たようなものなの。
 
論理の仕組みって、品種改良が目的ですから、
エステティックですけれど、
映画やプロレスよりも、
科学技術に、端的に現われます。
 
映画やテレビも、科学技術ですけれど、
黒船や原爆のほうが、自動車や医薬品よりも、
論理の目的を、直接に現しているでしょう?
 
今と昔の、プロレスの楽しみ方って、
いずれも、その人たちには、変更不能ですから、
たぶん、生まれつきの自動機能です。
流行文化や科学技術が、それを選択していますから、
品種改良と同じです。
 
科学技術って、流行文化と、同じ仕組だったのかと、
わからなければ、いけません。
これこれならば、これこれであると、
世界や宇宙や自然に、書かれてあるわけがない。
 
論理って、違うものを、同じであると、
神経や化学物質のように、くっつけますから、
元に戻せないかも、知れません。
 
流行文化の言う通りに、くっつけていると、
えらい目に、遭いかねません。
くっつけた振りをして、
くっつけない場合のことも、考えて置くって、
ようするに、
神経の枝分かれや、化学物質のくっつき方の、
分類の汎用性を、失わないようにすることです。
 
どこでも、いつでも、
脳みその、神経や化学物質の、場所を空けて、
算盤(そろばん)の玉のように、
何にでも使えるのが、よろしい。
 
人間って、大昔からの、脳の機能が、
変更不能になっていますので、くそったれです。
 
融通の効く所に、新しいシステムを作るほうが、
昔ながらの変更不能のシステムを使うよりも、
楽ちんと思います。
 
心臓や血管を、動かす機能は、
自動のほうが、便利ですが、
これこれの性別なら、この文化って、
そんなもん、固定する必要はありません。
 
心が異性なんて、
きっと、ファイルの断片が行方不明になったり、
断片の組み合わせが、支離滅裂になったり、
しているんですよ。
 
上書きをして、消せば良いのですが…
スキャンディスクを実行して、
使用禁止にしましょう。
  
この千両、煤(すす)病に罹っています。



 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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