長江の河口近くの、右岸の支流の、
黄浦江(こうほこう,ファンフーチアン)という川の
岸辺の、虹口区(ホンコウチー)の、
上海港国际客运中心(旅客ターミナル)を、
川の反対側の、浦東新区の、
陆家嘴(陸家嘴,りくかすい,ルージャーズイ)から、
撮りました。
陸家嘴は、
上海環球金融中心のような、超高層ビルの立つ所です。
昔の、租界(外国人居住区)の中心地の、
黄浦区の外灘(ワイタン)は、
写真の左手前の、画面からはずれた所です。
川が曲がっています。
黄浦江の岸辺に、イギリス人とアメリカ人が、
1920年代に、高層ビルを建てましたが、
外国人に、治外法権がありました。
虹口(ホンコウ)も、
租界の端っこの、一部ですが、
日本人が多く暮らしていましたので、
俗に、日本租界と言われています。
上海と大阪を往復するフェリーの蘇州号は、
虹口の岸辺に、停泊します。
写真の右のほうの、一番大きな白い船です。
黄浦江の下を抜けて、
対岸の陸家嘴に通じるトンネルが、
船の真下を通っています。
黄浦江は、
橋よりも、トンネルのほうが、多いかも知れません。
地図を見て、数(かぞ)えてください。
工事が楽ですから、合理的です。
どうして、東京は、橋が多く、
川を渡るための、道路用のトンネルが、
少ないのかしら。
わたしは、地下鉄って、
景色が見えないから、大嫌い。
第二次世界大戦の時も、東京や大阪の地下鉄は、
空襲に耐えられないので、B29が飛んで来るたびに、
乗客は、地下鉄から、追い出されたそうです。
日本は、あほですけれど、
昔は、エスカレータがなかったので、
深い地下鉄を作ると、実用的でありませんでした。
モスクワには、
核戦争に耐えられる地下鉄もありますが、
上海のトンネルは、浅く、時々、地面が陥没します。
今は、トンネルのほうが、安上がりですが、
昔は、技術がなかっただけかも、知れません。
技術の進歩と、人類の進化を、同一視するのは、
精神の病気の、妄想や幻覚や支離滅裂などと、
同じような、知覚の仕組みのせいです。
コンピュータが実用化されたので、
専門の研究者でなくても、
脳の仕組みが、わかるようになりましたが、
電信が実用化された時に、
すでに、想像していたことを、
後(のち)に実証するために、
コンピュータを作ったようなものですから、
ソフトウェアと言われるプログラムを、
簡単に入れ替えられない種類の、
電話やラジオやテレビや電卓などの
融通の効かない機械を作ったのでは、
あまり、意味がありませんでした。
第二次世界大戦後の、日本の男性には、
そこのところの、理解を普及するよりも、
電卓を作って、儲けたほうが、魅力的でしたから、
戦争に負けたせいで、
女性的に、現金な心に、なっていました。
女性は、一人で散歩をする時にも、
携帯電話と、ゴルフクラブを、
持たなければいけませんから、仕方ありません。
男性でも、戦争に負ければ、
女性と似たような心になりますから、
男性だけでなく、同性愛の意味は、知れている、
と言うと、怒られます
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