丈夫な蔓(つる)薔薇の、カクテルという品種です。
病気に強く、放ったらかしにしても、よく育つ花しか、
わたしは、庭に植えません。
庭師のチャンスは、何を植えていたのかしら。
知的障害の映画の、主人公でした。
わたしは、生まれながらにして、
まわりに、精神障害者や身体障害者が、一杯の環境に、
育ちました。
うちの家系は、鉱山や製鉄や造船などの会社を、
経営しています。
父は、親戚の中でも、とびきりのあほでしたけれど、
二枚目の映画俳優のように、美男でしたので、
みんなに、賢いと言われて、尊敬されて、
化学会社を創業しました。
IQ70の、知的障害者でした。
わたしの回りには、
統合失調症やGID(性同一性障害)などの、
精神障害の人たちが、ごく普通に暮らしていますけれど、
子孫を残さずに、絶えて行く人が多く、
次々に、養子をもらい、一族の人員を、補充しています。
精神障害者が育てられて、会社を経営するようになります。
変(へん)な親戚でしょう?
日本全国の同年齢の中で、一番の学業成績になっても、
うちでは、誰も驚きません。
むしろ、学業成績の良い人たちばかりの学校に、入学して、
わたしのほうが、驚いたくらいです。
うちの精神障害者よりも、エリートの子どもたちのほうが、
精神の病気に見えました。
1千年も前から、
障害者の引き取りを、家業にしていましたけれど、
昔は、宗教が、障害者のための福祉を、担当していましたので、
当たり前と言えば、当たり前です。
うちの宗教は、開店休業になっていますが、
御先祖さまを敬う修験道の、一種でした。
仏教や国家神道などの、理論的な宗派の介入を、
拒否しましたので、
今は、身内の結束を保つだけが、精一杯の、原始的な宗教です。
障害者を養子にもらい、一族郎党の人員を確保しても、
小さな財閥のような共同体は、壊れませんでした。
この一千年間、ずーっと、そうして来ました。
欧米の医療や福祉は、たぶん、間違っています。
お医者さんが、エリートとして、
間引き医療や優生医療を、実行する考え方に、
ヒトラーに似た間違いが、ありそうです。
美術学校でなく、医学部に合格するように、教育すれば、
彼は、現代日本のお医者さんに、なっていたでしょう。
わたしが、エリートの学校で見たのは、
教育の失敗の、珊瑚礁のように、美しい痕跡でした。
ポルポトは、どうして、
お医者さんを、皆殺しにしようと、したのかしら。
*** ***
0コメント