花蘇芳を、はなずほう、と書いて、怒られたことがあります。
はなずおう、と書け、と言われました。
はなずほうでも、読みは同じなのに…
中国の原産ですけれど、
写真の背景は、日本のお城やお寺でなく、中国の民家です。
上海の西のほうの、水郷地帯ですので、
水辺に張り出して、伝統的な建築様式になります。
昨日(2014-04-13)の、桂(かつら)の学名が、
Cercidiphyllum japonicum でしたが、
属名のカツラ属 Cercidiphyllum や、
科名のカツラ科 Cercidiphyllaceae などの、
Cercis は、花蘇芳で、phyllon は、葉という意味です。
葉っぱの、丸い形が、似ています。
西洋花蘇芳って、
ヨーロッパでは、ユダの木や、ユダヤの木などと、言われます。
聖書の中の、イスカリオテのユダが、
この木に首を吊り、自殺したそうです。
イエスキリストが、どの人であるかを、
ユダヤ教の聖職者に、銀貨30枚で、教えました。
うちの、お菓子を入れるお盆は、純銀ですけれど、
500グラムぐらい、ありますから、3万5千円です。
銀貨1枚は、何グラムかしら。
花の形は、マメ科と、すぐにわかりますが、
ジャケツイバラ亜科や、ジャケツイバラ科などとも、言われます。
どこが、ジャケツイバラなのか、わかります?
写真は、日本や中国の、花蘇芳 Cercis chinensis 。
種小名は、chinensis です。
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