児の手柏(このてがしわ)は、これからが、花の季節です。
ヒノキ科の、コノテガシワ属 Platycladus は、
この1種しか、生き残っていません。
中国から北朝鮮あたりが、原産地ですから、
日本でしたら、高い山や北海道しか、自生は無理でしょう。
普通の公園や、民家の植木鉢の中にも、植わっていますから、
栽培されれば、かなり違う環境でも、花を咲かせます。
自生するのは、簡単でありません。
ピンクっぽいのが、雌花です。
葉に被われた枝の先端が、全部、小さく色づいていますけれど、
雄花です。
花の構造を説明するにも、部分を表す用語を、知りません。
近縁種がありませんので、
これ専用の用語が、あるのかも知れませんが、わたしは知らん。
手の平を立てたような、奇麗な樹形を、庭に植えたくなりますが、
裸子植物は、絶滅途上の一群ですから、
放ったらかしでも育つと、思わないほうが、良いかも知れません。
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