遠くから見て、山茱萸(さんしゅゆ)とばかり、思っていました。
1mぐらいまで、近づき、
初めて、檀香梅(だんこうばい)と、気づきました。
山茱萸はミズキ科ですが、檀香梅はクスノキ科です。
名前は、茱萸(ぐみ)や梅ですから、
昔の、日本人や中国人の付けた名前と、西洋人の自然系統分類は、
大違いです。
最近は、遺伝子を分類しますから、
化学物質の組み合わせを、分類したいのか、
生物の形態や生態を分類したいのか、はっきりせい、と
言いたくなります。
欧米人は、
進化の系統を、家系図のように、解明したいと、弁明します。
家系図って、嘘ばっかりなのに…
日本人は、みんな、天皇家から、枝分かれをしています。
猿から、分家をすれば、天皇にならなくても、良いのに。
遺伝子になる化学物質の、組み合わせを分類すれば、
血筋の分化や、進化の系統が、わかるそうです。
遺伝子の組み合わせって、生物の設計図ですから。
その通りに、生物が作られていると、思うのは、
憲法の通りに、国民が生活をしていると、思うくらいに、
精神の病気に、近いかも知れません。
憲法って、設計図なのかしら。
檀香梅は、楠(くすのき)の、あの香りですけれど、
カンフルって言われる化学物質です。
脳に作用すると、アドレナリン(エピネフリン)を分泌しますので、
昔は、死にかけの人に、よく使われました。
可塑剤として、セルロイドに混ぜると、
加熱により、簡単に、セルロイドを変形できますので、
日本は、楠(くすのき)を栽培して、
大量のセルロイドを、世界に供給しました。
ピンポン玉って、今も、セルロイドなのかしら。
よく燃えるんです。
セルロースは、植物の細胞壁を作っていますけれど、
木材も、よく燃えます。
人間は、カンフル剤を打たれると、元気になり、すぐに死にます。
統合失調症の陽性症状の心に、似ています。
死にかけの時って、
元気を出すよりも、冬眠したほうが、良いかも知れません。
統合失調症や躁うつ病などの、狭い意味での精神病の人たちも、
陽性症状と陰性症状や、躁状態と鬱状態などの間を、右往左往して、
症状が、悪化します。
精神病になり易(やす)い素質の人は、昔から、
体の端っこのほうの、体温の維持を、意図的に心懸けなければ、
上手(うま)く行かない傾向があると、言われていました。
幼児の頃から、そう。
檀香梅(だんこうばい)が、今頃に咲くのは、少し早い感じです。
楠(くすのき)の類は、熱帯の植物ですから。
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