ハンノキ 1392 精神科の、浄瑠璃のような医療

ヨーロッパでは、妖精の王と言われますが、
日本でも、稲架(はざ)掛けの木に使われるように、
代表的な水辺の樹木です。
 
日本では、当たり前の水辺の生活が、
ヨーロッパでは、妖精に似ているのかも、知れません。
 
エジプトの葦(あし)の船や、
ギリシャ人やフェニキア人やインド人などの、
地中海や黒海や紅海やアラビア湾の、港町や、
バイキングやワリャーグや
ベニスの商人や清教徒のメイフラワー号や、
上海やニューオーリンズの、水郷の町などを、思い出します。
 
日本の榛の木(ハンノキ) Alnus japonica は、ジャポニカですが、
ヨーロッパの、ヘルダーやゲーテやシューベルトなどが、
妖精の王 Ellerkonge ,Erlkönig と
言った榛の木(はんのき)Alnus glutinosa は、
アルダーや、ヨーロッパハンノキや、セイヨウヤマハンノキなどと、
日本で言われます。
 
倭寇や、平家の水軍も、妖精かも知れません。
死体を、水に流すのが、一番楽ちんですから、
戦争は、水辺に限ります。
 
妖精って、土左衛門になった人の、魂のような気がします。
ワーグナーの、ニーベルングの指輪の中で、
ワルキューレが飛んで来ますけれど、
あれは、水の妖精でなかったのかしら。
 
ベトナム戦争のヘリコプターも、
映画では、ワルキューレの音楽に乗って、飛んできました。
 
スーダンの戦争では、
死体を、ナイルの湿地に流しましたけれど、
みんな、ナイルの水を飲んでいましたから、幸せでした。
 
水に流さなくても、乾燥地帯ですから、
地べたに放って置けば、ひとりでに、屑(くず)になりますけれど、
骨が残りました。
 
榛の木(はんのき)は、落葉樹ですが、
いずれの木も、まだ、葉を落とす気がなく、しぶとい。
 
           ***          ***
 
統合失調症って、お薬が入ると、
だいたい、3週間ぐらいで、効いて来ます。
症状が、がらっと、変わるの。
 
入院をすると、お薬が効いて来るまで、
面会のできないことが、多いと思います。
 
面会ができるようになると、
入院前と、症状が全然違い、ようするに、あほになっています。
 
患者さんの、今までの人生で、
こんなに、あほであったことは、一度もありません。
 
精神科医は、一生、お薬を飲み続けなければいけない、
と言いますから、
患者さんは、二度と、普通の賢(かしこ)さに、戻りません。
 
幸いにも、患者さん自身が、
自分の頭が回らなくなり、あほにされたことに、気づきます。
 
退院して、通院するようになれば、
そのうちに、お薬の量を、少なく飲むようにして、
たくさんのお薬が、余って来ます。
 
これでは、少ない量のお薬に、脳が馴(な)れて、
お薬が効かなくなるように、
脳をトレーニングしているようなものです。
 
お薬が効かなくなると、以前のように、思考や動作が活発になり、
あほから回復して、生活が機敏になります。
 
再び、以前のように、いわゆる陽性症状が出て来ますので、
妄想や幻覚の中身を確信して、実行するようになります。
悪さをする人も、いるかも知れません。
 
患者さんや御家族が、物凄く苦しんだ末に、
再び、入院することになります。
 
また、お薬を増やされて、あほにされます。
 
物凄く苦しむたびに、神経が死にますから、
前よりも一層、支離滅裂になります。
 
統合失調症って、病気が進行するの。
 
だんだんと、症状が悪化して行きますけれど、
脳には、これと言った病変が、ありません。
人それぞれの異常はありますけれど、共通の異常がありません。
脳の萎縮はありますけれど、
健常な人の個人差よりも、遥かに微々たる萎縮です。
 
ケースワーカーの人は、
あほの状態を、統合失調症の症状と、思っているかも知れません。
薬の作用によるものですから、病気の症状でありません。
 
麻薬を飲んでいる人の、精神状態のほとんどは、
麻薬のせいであると、思っておいたほうが、よろしい。
 
統合失調症の症状は、初めて統合失調症と診断された前後しか、
見ることができません。
それも、健常な時と比べなければ、精神の病気と、わかりません。
 
     統合失調症の発病は、20才代が多く、
     思春期前には、少ないのですが、
     思春期から発病までの間に、
     後の発病を、かなり予想することができます。
 
     完全に言い当てることは、できません。
     発病しないうちに、自殺もありますし、
     生活の仕方を変えると、発病しなかった、
     というのもあります。
 
     似たようなのに、
     他の精神障害を発症したので、その治療をすると、
     統合失調症を発病しなかった、というのもあります。
 
     生活を身近に見て、よく話をすれば、当たる確率が高く、
     身近に見ることができなければ、見逃す確率が高い。
 
     同級生の感じで、近くで見ていると、
     目星をつけられた子の、50%以上の人が、
     実際に、統合失調症を発病しました。
 
     わたしは、大学に入学するまでに、
     15人ぐらいに、目星をつけた経験があります。
     近所の人も含まれていますが
     8人以上が、その後、統合失調症と診断されたらしいと、
     情報を得ました。
 
     15人のほとんどは、年齢からして、
     一度も統合失調症と診断されたことがなく、
     初発と思われます。
 
     同級生でありながら、目星をつけられなかった人は、
     いまのところ、一人も発病していません。
 
     人口に対する統合失調症の発病率や、好発年齢や、
     都会の学校で、同級になる人数や、
     隣り近所の人数などからして、相場かも知れません。
 
     大学に入学した後に知り合った人は、除外しています。
     年齢が高ければ、すでに統合失調症の治療薬や、
     他の向精神薬の入っている可能性が、高いからです。
 
     統合失調症は、お薬が入ると、症状が変わりますので、
     治療を受けている人の症状が、
     依然として、統合失調症であるのは、
     おそらく、薬の効かないタイプの、ごく稀な人だけです。
 
     統合失調症の予想の仕方を、どのように表現して、
     一般的に計測できるように工夫するかは、
     簡単でありませんけれど、
     思春期以後に、健康診断を受ければ、
     器械的に、見つけられるように、なるかも知れません。
 
     統合失調症の人は、発病の前から、
     他人の思惑(おもわく)を言い当てる能力が、
     著しく低く、
     知能検査や学力検査の成績は、そこまで低くありません。
 
     人間って、悪いことをする奴が、一杯いますから、
     こいつは、これこれのことを、やりそうと、予想をして、
     用心して置かねばなりません。
 
     予想が外(はず)れるたびに、
     何が原因かと、気にかけて、
     予想の仕方を、修正しなければいけません。
     念には念を入れて、用心します。
 
     統合失調症の予想と、まったく同じですけれど、
     統合失調症の人は、そういう予想が、物凄く下手糞で、
     発病前には、予想をしなかったかも、知れません。
 
     痛い目に遭(あ)ってから、大慌てで予想をすると、
     被害妄想になったり…
     備えあれば憂い無しは、幼児の頃からでなければ
     いけません。
 
     予想が、上手(うま)く行くように、
     しょっちゅう、最新の詳しい情報を仕入れて、
     予想の仕方に、検討を加えなければいけません。
 
     切磋琢磨します。
     自分の身の、安全保障は、
     一分一秒たりとも、怠ってはいけませんが、
     眠っている時は、
     集団安全保障で行くしか、仕方がありません。
 
     食べている時や、お風呂に入っている時も、
     咄嗟(とっさ)に、防御のできるのが、最善ですが、
     これも、集団安全保障に任せるのが、普通です。
 
     いつも、自身の安全保障と生殖を、念頭に置いて、
     生物は、社会生活をしているのに、決まっています。
     人間も、例外でありません。
     
     統合失調症の人は、
     幼児の頃から、はっきりと、変(へん)であると、
     周囲の人に、わかります。
     甘やかされて、育てられているのかも知れませんし、
     苛酷な境遇なのかも知れません。
     
     統合失調症になり易い人が、一人で野宿を経験すれば、
     幼児の頃からの素質を、見つけられるかも知れません。
 
     雨が降るかも知れない、風を避けなければいけない、
     人に見つからないほうが、安全でしょう。
     温かくして、明日は、何時に起きて、
     何をするかを、心積(こころづ)もりして置きます。
 
     当たり前ですけれど、統合失調症になり易い人は、
     自力更生の気持ちが、少ない。
 
     動作の鈍(にぶ)い人も、目立ちます。
     小回りが効きませんから、
     ドーパミンうんぬんと同じです。
     自分のやり方や考え方を、変更しないほうが良いと、
     思っているかも知れません。
 
     思春期に、すでに現れていますが、
     べた足や、しもやけになり易い人などは、
     生まれた時からでないかと、疑いたくなります。
 
     精神的ストレスが掛かると、     
     たちまち、計画や手順や段取りを、立てられなくなり、
     身の回りの整理整頓ができなくなり、
     他人と打ち合わせをすることが、出来なくなります。
 
     精神的ストレスのせいで、
     どうして、そこが壊れるのかって、わかりません。
     どうして、うんこが止まらなくなり、
     総理大臣を辞めるのかと、似たようなものですが…
 
     知能検査に現れないから、厄介なの。
 
     学力検査に、出て来るかも知れませんが、
     境遇や経験が違えば、
     知識や能力の、中身が異なりますから、
     他人と比較しても、わかりません。
 
     判断は、意地でも変更しないことと、
     こまめに、機敏に変更したいこととが、
     誰にでもあります。
     
     知能検査は、流行や趣味や経験の違いなどの、
     偶然に左右されない知性と言われる能力が、
     あるかのように、想定します。
     行き掛かりや成り行きに、影響されません。
 
     判断を変更できなくなるのは、
     精神の病気の素(もと)なのに…
     
     知性や知能という考え方が、
     病的にロマンティックであるだけでなく、
     統合失調症という考え方が、
     フーテンの寅さんのように、人情物語と来ています。
 
     知能という変更不能な能力は、
     統合失調症の症状の一つかも知れませんが、
     人情は捨てがたいと、江戸時代の日本人は考えました。
     精神科は、統合失調症という浄瑠璃を、
     取り扱っています。
     
     
     
     
 
     
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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