彩雲追月 1345 胡美儀

    
     【彩雲追月】 ツァイユンツェイユ
     歌 : 胡美儀 (Amy Hu ウー・メイイー)
 
        ※ Youtubeから削除されました。
          代替品がないので、
          mediafireのファイルにLinkします。
       彩雲追月mediafire
          あらかじめ、
          音量を小さくしておいたほうが、
          良いかも。
 
         ***          ***
 
          任光作曲 李願聞作詞
 
明月究竟在那方 白昼自潜藏 夜晩露毫茫 光輝普照世間上
漫照着平陽 又照着橋梁 皓影千家人共仰
 
人立晩風月照中 独散歩長廊 月浸在池塘 歓欣充満了心上
静听楽悠揚 越覚楽洋洋 夜鳥高枝斉和唱
 
難逢今夕風光 一片歓欣気象
月照彩云上 燻風軽掠 如入山蔭心向往
 
如立明月旁 如上天堂 身飄揺蕩 俯身遥望世界上
海翻浪 千点光 飄飄泛泛海天在望 欣見明月逾清朗
 
如立明月旁 如上天堂 身飄揺蕩 俯身遥望世界上
海翻浪 千点光 飄飄泛泛海天在望 欣見明月逾清朗
 
 
     胡美儀 ウー・メイイーは、香港の歌手です。
     「彩雲追月」は、日中戦争の前の1932年に、
     広東省の任光という人が、歌のない曲を作曲しましたが、
     中国の新四軍に従い、戦死したそうです。
 
     大東亜戦争の最中に、古賀政男が編曲して、
     藤浦洸が、「南の花嫁さん」 という題名で、
     作詞しました。
     おみやげはなあにと、高峰三枝子が歌い、
     ヒットしました。
 
     李願聞 Lee Yuen-Man の歌詞では、
     難逢今夕風光 となっていますが、
     彼の作詞編曲した「彩雲追月」は、
     1960年に発表されました。
 
     昔の奇麗な、ドイツやイタリアやイギリスの
     ロマンティックな詩に似て、
     日本語版や台湾版と同じくらいに、つまらない歌詞です。
 
     現代詩は、毛沢東が抜群なのに、
     中国の民衆は、器が小さいのでしょうか。
 
     ガブリエーレ・ダヌンチオや三島由紀夫などの、
     へなちょこ文学の類であるかのように、
     高(たか)を括っていましたから、
     とんでもない成り行きになりました。
 
     清(しん)が潰(つぶ)れてから、戦乱のせいで、
     1000万人ぐらいが死にましたが、
     ほとんどは、飢餓による病死です。
 
     内戦や抗日戦争の戦死者は、
     せいぜい、100万人ぐらいでした。
     貧弱な軍隊の装備でしたので、
     それぐらいしか、戦闘能力がありません。
     
     李願聞の「彩雲追月」の編曲は、
     任光のオリジナルの器楽曲を、彷彿とさせます。
     後半が、よく出来ています。
 
     台湾の「幾度花落時」は、
     古賀政男の編曲を、そのまま使っていますので、
     後半がありません。
    
     胡美儀 ウー・メイイーは、
     最後まで、奇麗に歌っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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