コセンダングサの種子 1342 

小栴檀草(こせんだんぐさ)の種子は、
代表的なひっつき虫の一つです。
 
ひっつき虫の中では、一番きれいと思いますが、
女の子みたいにエステティックで、すみません。
 
真ん中の、黒い花火のような、キク科の帰化植物です。
夕方の5時頃ですので、これ以上の写りは、期待できません。
 
栴檀草は、栴檀の木の複葉に似ている、という和名ですが、
全然、似ていないので、話のタネにもなりません。
 
二股に分かれた種子の先っちょを、よく見ると、
返しや戻りと言われるバーブ barb が、付いています。
 
鎮静剤や麻酔薬のバルビツールや、重量挙げのバーベルなどと、
同じ語源です。
 
ほんとは、種子でなく、痩果(そうか)ですが…
キク科は、蒲公英(たんぽぽ)のように、
頭状花(とうじょうか)ですので、
痩果の集合果が、稔(みの)ります。
 
四股(よつまた)や五股(いつまた)もありますが、
いちおう、Y字型の黒い棒に見えるのが、一つ一つの痩果です。
 
一個の痩果の中に、一個の種子が入っています。
果皮と種皮は、密着して、分離できません。
 
果実の分類は、便宜的ですが、
どうせ、人間の認識能力は、ロマンティックな時代に、
便宜的でなければ、先天的に変更不能とされましたから、
くそったれでした。
 
経験的な便宜を、数学や物理学や宗教のように信じるのは、
精神の病気ですが、みんなと同じ病気でしたら、健常と言われます。
 
先天的に変更不能であるのは、証明されません。
経験的に変更困難であるだけです。
 
パンストを履く人は、
ひっつき虫のある秋の野原(のはら)に、踏み込めませんが、
最近は、犬のうんこがなくなりましたので、
ズボンでしたら、へっちゃらです。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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