桐(きり)の実は、何かの役に立つものか、よく知りません。
殻の汁が、接着剤のように、ねばねばしているので、
実を割っただけで、指の汚れを拭(ぬぐ)うのに、往生しました。
果皮が黒くなると、乾燥して、自然に二つに弾(はじ)けますので、
5mmぐらいの、白いひらひらの中の、細長い種(たね)が、
風に飛び、よく発芽するそうです。
蒴果(さくか,さっか)ですが、二枚の心皮からできた子房です。
最近の遺伝子のよる分類では、キリ科として独立しています。
昔は、金魚草(きんぎょそう)と同じで、ゴマノハグサ科でした。
シーボルトが、『日本植物誌』を、
アンナ・パブロブナに献呈したときに、
キリの名を、Paulownia imperialis に改名したので、
英語名も、Empress Tree になりました。
徳川家が、桐の紋を使っていたので、高貴な花になったようです。
雑草みたいに、野放図に大きくなるので、
庭に植えたくない木ですが、
奇麗な花が咲くので、切りたくありません。
勝手に、庭に生えるんです。
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