公園へ行けば、真夏でも、普通に咲いていますので、
百日紅(さるすべり)と同じくらいに、暑さに強い木です。
寒さには弱く、東北地方では無理のようです。
メキシコでは、インディオの女性が、
キュウリやニンジンなどの漬け物に、この花びらを混ぜていました。
色が滲(にじ)まずに、綺麗なアクセントになりますが、
植物全体に、
クリスタニンというアルカロイドが、含まれているそうです。
インディオは、伝統的に、歯痛の鎮痛消炎剤として、
種皮や樹皮を、しがみましたが、
脳に作用しますので、致死性の有毒植物と言われています。
日本のサイトには、
サラダや煮物にして食べると、書かれていますが、
わたしは遠慮します。
アルゼンチンやウルグアイなどでは、
国を代表する樹木や花になっているそうです。
イギリスでは、
雄鶏(おんどり)の蹴爪(けづめ) Cockspur Coral Tree と、
言われています。
学名の、Erythrina crista-galli エリスリナ・クリスタガリィ は、
赤い意味の属名に、鶏冠の意味の種小名です。
湿地の川沿いに、茂っているそうですけれど、
わたしは、野生のアメリカデイゴを、見たことがありません。
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