あざみの歌 764 傷痍(しょうい)軍人

 
     【あざみの歌】 
     歌 : 倍賞千恵子
 
倍賞さんが、何年に歌ったのかは、知りません。
 
1951年に、伊藤久男さんが歌って、大ヒットしましたので、
わたしの子供の頃の、愛唱歌です。
 
倍賞さんは、
プロレス一族みたいな、フーテンの寅さんの女優さんですけれど、
綺麗(きれい)な顔と、綺麗(きれい)な声ですので、
商売にするのは、難(むずか)しかったと思います。
 
性転換(せいてんかん)は、
お客さんのほうから、飛び込んで来ますから、
猿(さる)でも大丈夫です。
濡れ手に粟(あわ)ってやつ。
欧米の二番煎じですから、大船に乗った気持ちでした。
 
山には山の憂(うれ)いあり、と聞くと、
わたしは、山には山のオカマあり、と歌いそうになります。
 
銀座のクラブのマダムから聞き、
夏の北アルプスに登ったことがあります。
 
山小屋の女将(おかみ)が、有名でした。
たくさんの性転換(せいてんかん)者も、
お世話になったと思います。
 
 
 
   山には山の 憂いあり
   海には海の 悲しみや
   まして心の 花園に
   咲きしあざみの 花ならば
 
   高嶺の百合の それよりも
   秘めたる夢を 一筋に
   くれない燃ゆる その姿
   あざみに深き わが思い
 
   いとしき花よ 汝(な)はあざみ
   心の花よ 汝はあざみ
   さだめの道は 果てなくも
   香れよせめて わが胸に
 
八洲秀章作曲 横井弘作詞
 
この手のメロディーを聞くと、
真っ白な着物を着て、アコーデオンを弾く傷痍(しょうい)軍人を、
思い出します。
茶色の軍帽に、茶色の義足。
 
1951年頃ですと、まだ一杯いましたけれど、
繁華街の傷痍軍人と、焼け跡に立つオカマとは、
気安い間柄のようでした。
 
そろそろ、復興された遊郭の町に、落ち着く頃でしたが、
じきに赤線廃止になりました。
 
歌詞の中の、さだめの道は、女性の側から見た夫婦関係です。
男性の側から見ると、男の甲斐性の一つに過ぎません。 
 
薊(あざみ)は、野薊(のあざみ)を意味することが多く、
初夏から夏の、棘々(とげとげ)のある綺麗(きれい)な野草です。
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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