アオサギ 733 暴力・エステティック・論理

 
 
統合失調症の人から、結婚は諦(あきら)めたほうが良いのかと、
よく尋ねられます。
GID(性同一性障害)の人と、相談の内容がよく似ています。
 
統合失調症では、御本人が、病気の症状を、
病気であると、なかなか自覚できません。
初めて統合失調症と診断される人は、
ほとんどが、病気の症状の、発言や行動を、絶対に正しいことであり、
世間に知らしめるべき義挙(ぎきょ)のようなものであると、
思っています。
 
統合失調症やGID(性同一性障害)って、
浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)や、
赤穂浪士のようなものかしら。
 
初めて実行するようになる頃と、
初めて統合失調症やGID(性同一性障害)と診断される頃って、
だいたい同じです。
 
GIDも、生殖機能と体の破壊を、
社会正義であるかのように、確信しています。
 
統合失調症やGID(性同一性障害)などは、
脳の器質に、原因となる異常が発見されていませんので、
微細な未発見の、人それぞれに異なる器質の異常が原因でなければ、
育ち方や生活の悪習などを、
変更できないでいるのでないかと、疑われます。
 
統合失調症では、規則を破り、
GID(性同一性障害)では、体を壊します。
 
規則を破っても、刑務所に入らない理由は、
認知障害が出ているからですけれど、
妄想や幻聴が、認知障害を示す目安になります。
GIDは自傷ですから、規則に違反しませんけれど、
統合失調症の認知障害も、脳の知能という機能を壊しますから、
結局、統合失調症とGIDの違いって、
知能を壊すか、体を壊すかの、違いかも知れません。
 
体を壊すのも、知能を壊した結果のように見えますけれど、
知能って、測れませんから、
有耶無耶(うやむや)の文学になってしまいます。
 
発達障害の中に、
知的障害とは別に、広汎性発達障害ってのがあるように、
知能は測れません。
 
ふつうは、広汎性発達障害って、あほに見えます。
それなのに、
知能検査や学力検査に引っかかって来ません。
三島由紀夫さんみたいなものかしら。
 
エリートコースを進んで、ノーベル賞候補になりましたけれど、
わたしの目には、あほに見えました。
たくさんの人が、生前から彼のことを、
きちがいと言っていましたが、その通りの死に方をしまして、
檄(げき)を書いたビラを撒(ま)きました。
ビラの中身を読みますと、やっぱり頭がおかしくなっています。
 
でも、全然、知能検査や学力検査に、引っかかりませんでした。
ビラの中身にも、彼の小数派の意見が出ているだけで、
あほが出ているわけでありません。
 
彼は、物事の筋書きを、丸覚えで行きましたので、
エステティックな判断が多く、合理的でありませんでした。
美男美女の映画俳優や絵描きさんなどによくある性格ですが、
キャリア官僚になり、ノーベル賞候補になりましたから、
見かけ倒しで行く人って、馬鹿にできません。
ヒトラーも、他人の見てくれを攻撃した人でしたけれど、
権力を手に入れると、100万人ぐらいは殺してくれます。
 
馬鹿にできないのですから、あほの筈がなく、
知能って、やっぱり測れません。
三島さんに心酔した統合失調症の患者さんだけでも、
わたしは100人ぐらい、知っています。
 
ついでに言うと、石原裕次郎って人の、患者さんのブレーンも、
それぐらいは、軽く行きました。
欧米白人のような、足の長い人を高く評価して、
足の短い人を、あほの悪者であると蔑(さげす)み、虐待するのは、
裕ちゃんが日本人に初めて吹聴した流行文化です。
 
一世を風靡(ふうび)する人って、すごいですけれど、
浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)や赤穂浪士も、そうでした。
GID(性同一性障害)は、ドワーフ(矮小)と思います。
暴力がなく、エステティックだけでは、ちりめんじゃこです。
 
     性転換って、
     統合失調症の古い治療法の一つと言っても、
     よいかも知れません。
     薬物療法以前の、ロボトミーの時代の産物です。
     GID(性同一性障害)は、
     性転換療法を、
     専門に行なうために作られた病名ですけれど、
     昔は統合失調症の一種と思われていました。
 
     統合失調症は、うかうかしていると、
     認知障害と言われる症状が、
     生涯を通じて、進行する懼(おそ)れがあります。
     妄想や幻聴と言われる症状が、
     認知障害の旗印(はたじるし)のように、
     よく目立ちます。
 
     実際は、妄想や幻聴の内容って、
     健康な人が、
     一時的に思ったり、考えたりする類(たぐい)の、
     奇妙な思いつきや、思い過ごしなどと、
     ほとんど同じです。
 
     奇妙な思いつきって、
     瞬間的に閃(ひらめ)く第一印象のようなものです。
     人を見て、こいつは猿だと、思ったりね。
     最終的には、猿と断定しませんけれど、
     第一印象では、猿と思ってしまいました。
 
     思い過ごしは、あれやこれやと、
     あり得るかも知れない想像を逞(たま)しくしていると、
     いつの間にか、
     荒唐無稽(こうとうむけい)な戯言(たわごと)を、
     一生懸命、考えているようなものです。
     気分転換をして、
     心の窓を開けて、ズボンのチャックを下げると、
     自分でも笑ってしまいます。
 
     ただの便秘のせいで、直腸がちくちく痛むだけなのに、
     一人で心配していると、くよくよして、
     腸の内視鏡を所望したりします。
     
     たくさんの人との、実生活の会話がなくなれば、
     自分一人の思いつきや思い過ごしが、
     誰かの声のように、頭の中に聞こえてきます。
     自分のしていることを、間違いないかと、
     自分一人で確認していると、
     確認する気持ちが、心の中の自分の声でなく、
     体の外から、他人の声のように聞こえます。
 
     人って、寂しく不安になると、
     自分と他人の境界がおかくしなります。
     免疫機能に異常をきたしますが、
     誰からも相手にされなくなり、
     孤立して寂しくなる原因が、
     我がままに人を攻撃するからって、よくあります。
 
     人を攻撃するのは、寂しさに弱いからかも知れません。
     もしかしたら、乳幼児の頃の、
     乳離れやトイレトレーニングに、手間取った人は、
     その傾向が強いかも知れません。
     眠るときに、人と一緒でなければ不安になる人や、
     他人の皮膚に触れていると、安心する人は、
     他人の皮膚や粘膜を舐(な)めると、快感を得る習慣を、
     変更できないかも知れません。
 
     他人の性器や肛門に付いている糞尿を舐めても、
     あまり不潔と思わない人は、
     女性に多いかも知れませんが、
     男女を問わず、精神の病気の人や、
     異性との性交渉や生殖を拒否する同性愛の人にも、
     多いかも知れません。
 
     人との架空の対話を、シミュレーションするって、
     健康な人でも、当たり前のことですが、
     そのシミュレーションの通りになったのか、
     予想が外れたのかを、確認できないくらいに、
     人とのコミュニケーションがなくなると、
     とても寂しくなります。
 
     自分一人で、山の中で暮らしても、
     合理的な自給自足のできるような、
     横井庄一さんや小野田寛郎さんでしたら、
     もしかしたら、統合失調症に罹りにくいかも知れません。
 
     統合失調症の患者さんって、自分一人だけになると、
     比較的簡単に理性を失います。
     とりわけ、人に取り囲まれた社会の中で孤立すると、
     すぐに妄想や幻聴が現れるようです。
 
GID(性同一性障害)の、体の事実と異なる種類の、
心の性別なるものが、妄想であるのか、ただの間違いであるのかは、
そう簡単に分類できません。
 
精神医学では、健康な人の、ただの間違いでなく、
gender identity disorder (性同一性障害)と言うように、
精神障害の症状としています。
 
心の性別なるものが、
体の性別に一致すると、しないとにかかわらず、
心の性別なるものが、自分の心にあると、確信しているようですと、
論理的な間違いでなければ、精神障害に違いありません。
 
妄想であるか否かと問われると、
うつ病や解離性障害の妄想と比べて、
統合失調症の妄想でなくても、妄想と言ってよいものかと、
思案してしまいます。
 
うつ病でも、解離性障害でも、
妄想が出れば、抗精神病薬を使いますから、
診断名がどうあろうとも、実際の治療は、統合失調症と同じです。
 
GID(性同一性障害)では、
認知障害の進行する人が、多いにも関わらず、
妄想や幻聴の目立って来る人が、多いとは思えません。
抗精神病薬を使っても、効かないということですが
実行と思考を抑制しても、気持ち良くなりませんから、
効かないという意味です。
 
お薬という化学物質は、善悪の価値を知りませんから、
実行や思考を抑えるって、
良い行いも悪い行ないも、良い考えも悪い考えも、
一律に抑制する、という意味です。
そうして、気持ち良くならないのなら、
抗精神病薬を使う意味がありません。
 
後々(のちのち)に認知障害の進行するGIDの人に、
抗精神病薬を使っても、効かないかも知れません。
GIDの心の性別って、
妄想でなく、ただの論理的な間違いのような気がします。
 
GIDの人の中に、後々に認知障害の進行する人が多くても、
統合失調症とは別の認知障害とすべきなのかも知れません。
 
統合失調症って、
19世紀の、精神症状だけの分類を継承していますから、
今では、すっかり便宜的ですけれど、
どうせGID(性同一性障害)も、
性転換で括(くく)っただけの、現金な分類ですから、
GIDの人の、心の性別なるものが、妄想か否かと問われても、
5分間を超える議論は、うんざりします。
 
杓子定規に分類すると、
やっぱりGIDの8%ぐらいは、後に統合失調症になるのですが…
 
      統合失調症とGID(性同一性障害)の関係は、
      江戸時代初期の、大坂冬の陣で、
      真田幸村(さなだゆきむら)の作った出城(でじろ)や
      出丸(でまる)みたいなものかしら。
 
      大坂城と、全然離れた場所にあるのでなく、
      外堀の、すぐ外側に接した小高い土地です。
      大坂城の外堀の、この部分だけが、
      台地を切り通して、掘削(くっさく)しましたので、
      水を引くことができずに、
      空堀(からぼり)になっていました。
 
      防御の弱点でしたので、
      空堀の外側に出城(でじろ)を築いて、補強しました。
      いつでも、外堀の内側に逃げ込めますので、
      出城の人は、けっこう気楽に戦えたのかも知れません。
 
      GID(性同一性障害)も、
      統合失調症の出城のようなものなの。
      これがなければ、ここから崩れて、
      統合失調症と、他の精神障害との関係が、
      曖昧(あいまい)になってしまいます。
 
      ここにGIDという出城を築いて、
      19世紀の統合失調症の概念を、
      20世紀後半に、補強しました。
      曖昧になる理由が、エステティックな症状です。
      この症状って、他の精神障害から、統合失調症に、
      精神の病気の症状が進行するときの、
      通り道になります。
 
      統合失調症って、
      ヒステリーの症状の悪化した経緯(いきさつ)が、
      かなり、はっきりしていますから、
      当然と言えば当然です。
 
      妄想や幻聴の顕著でない種類の統合失調症では、
      抗精神病薬が効きません。
      実行と知能を抑制しても、
      本人が気持ち良くなりませんので、
      効かないとしておく、という意味です。
 
      実行って、暴力に代表される実力行使のことで、
      知能って、論理的に類推することです。
      GID(性同一性障害)の症状って、
      エステティックですので、効かないのは、当然です。
 
      生物の意識的な個体の判断って、
      暴力と論理とエステティックの、三種類だけなんです。
      エステティックって、目で見たり、手で触ったりして、
      感覚器官から得られる知覚情報と、価値とが、
      言葉の音声と意味のように、
      合理的な理由もなく結びついている判断です。
 
      ある意味を表す単語は、
      外国語や日本語などによって、それぞれに違います。
      どのような単語で表そうが、
      それぞれの言語の勝手です。
      必然的に決まっているわけでありません。
 
      赤ちゃんは、それを、丸覚えしなければ、
      他人とのコミュニケーションができません。
 
      発声の代わりに、手話や書き言葉のように、
      動作や文字などの視覚情報を使うことも可能です。
      たいていの手話や文字は、
      発声言語を二次的になぞっています。
 
      手話や文字でない動作や絵のような視覚情報が、
      特定の意味を持つことも、少なくありません。
      言語体系とは、また別です。
 
      変更不能の顔や体の見かけの形が、
      善や美や真理や、悪や阿呆などの、
      特定の価値を表していることがあり、
      狭い意味での、エステティックと言われます。
 
      変更不能であればあるほど、
      そのエステティックな価値は、絶対に間違いないと、
      確信されるかも知れません。
 
      エステティックな判断って、
      暴力ほどには、下等な動物に向いていませんが、
      論理ほどには、人間特有のものでありません。
 
      哺乳類って、
      だいたい、暴力とエステティックと論理の、
      三種類の判断しか、自覚できません。
      事実と言われる価値観を形成しています。
 
      ヒステリーが進行して、統合失調症になるのは、
      エステティックな判断が突破口になりますが、
      即身成仏した白骨と暮らす御家族のように、
      必ずしも妄想や幻聴が目立つわけでありません。
      GID(性同一性障害)という病気の位置が、
      わかります。
 
子供を産んだり産ませたりしないで、
たくさんの人と、自由な恋愛を楽しむ人生って、
寂しいかも知れません。
みんなの症状が、同時に悪くなることは多くありませんので、
障害者同士の助け合いのような交際もあります。
 
それでも、紛らわせられない寂しさが残ります。
結婚は諦(あきら)めたほうが良いか、という相談ですが、
養子を貰(もら)ったとしても、
うまく育てられないかも知れません。
  
統合失調症の人だけでなく、
GID(性同一性障害)の人にも、将来、認知障害が目立ち、
抗精神病薬を使ったほうが良いのでないかと、
気にかかる人たちがいます。
性転換に至ったのは、
本人も医師も、将来を予想できなかったからです。
もしも、予想していたのなら、性転換を思いとどまるべきでした。
 
三陸の津波は、学者さんが予想していたように、
住民も、来るべきものとして、覚悟しておくべきでしたが、
福島の原発でも、高い津波が来るなんて、
わたしは、思いも寄りませんでした。
 
震源域が広かったので、
震源域の北のほうで起こった津波と、南のほうで起こった津波とは、
別の津波のように、角度が大きく異なり、
幾つもの方向からの津波が重なると、すごい高さになるそうです。
そんなの、地震の起こる前に、言ってくれればいいのに、
福島の原発が壊れてから教えてくれるのは、
いかにも遊び人らしい学者さんです。
 
統合失調症では、将来の可能性を、かなり予想することができます。
蓋然性(がいぜんせい)だけですが、
これぐらいの確率で、こうなると、
かなり細かいところまで言えます。
 
結婚すると、配偶者の心の負担になりますので、
離婚になりかねないだけでなく、
配偶者が、気持ちの優しい責任感の強い人でしたら、
介護疲れから、病気になる可能性も、少なくありません。
 
御本人の統合失調症が悪化すると、
配偶者が、体の病気になり、入院するって、よくある話です。
心の負担が増すと、体の調子が悪くなるのは、当たり前ですけれど、
統合失調症の御本人は、認知障害を出して、あさってです。
 
健常な御家族は、地獄の苦しみを味わいます。
患者さんは、精神の病気ですから、許してもらえますけれど、
健常な御家族は、許してもらえません。
患者さんが虐(いじ)められないように、
守らなければいけませんから、共倒れになります。
 
     GID(性同一性障害)にも、
     御家族に、精神障害者のいる人が、少なくありません。
     御家族が自殺をしてから、御本人がGIDを発症したのに、
     その関係を認めません。
     心の整理がつくまで、10年間ぐらいは、軽くかかります。
 
     SRS(性転換手術)を受けてから、
     ぼちぼちと、治り始める人もいます。
     だいたいは、SRSを受けても、さらに10年間ぐらいは、
     文化運動に走り、講演会の舞台に、
     生き甲斐を感じたりします。
 
     文化運動により、生計を立てているのでありませんから、
     進歩的な活動をして、有意義に生きているかのように、
     自分を騙(だま)しているだけです。
     精神的なリハビリですけれど、遊んでいるとも言います。
     
     御本人は、精神科の医師に、家族の自殺を、言いません。
     言ってくれなければ、お医者さんには、わかりません。
     GIDの診断やホルモンやSRS(性転換手術)などに、
     いちゃもんがつかないように、
     家族のことを伏せていると、御本人は思っています。
 
     GID(性同一性障害)が治り始めると、
     自覚が変わります。
     家族の自殺の前から、身も心も、くたくたに疲れて、
     GID(性同一性障害)になったそうです。
     心の痛手(いたで)を癒すために、
     どうしようもない苦しさを忘れさせてくれるものに、
     必死にしがみつきました。
 
     性転換に夢中になり、
     自分の心の性別は、本当に、体の性別と違うと、
     信じていたそうです。
     あほな精神科医のために、
     だいじな性転換を、邪魔されたくないと思い、
     家族の自殺を隠していました。
 
     性転換をして、社会運動にも飽きて来ると、
     家族の自殺の精神的な疲れが、癒えて来たそうです。
 
     似たような例に、離婚をしてから性転換をした人や、
     娘さんが駆け落ちをしてから、性転換をした人や、
     本人が左遷されてから、単身赴任になり、
     性転換をした人などと、
     言い出せば、きりがありません。
 
統合失調症の患者さんに、お子さんがいましても、
うまく養育できないかも知れません。
お子さんも、統合失調症になる可能性がありますが、
それ以外の精神の病気になる可能性のほうが、遥かに高いものです。
病気でない非行や犯罪もあります。
 
統合失調症の患者さんって、症状が悪くなると、
自分のことを、一番よく看てくれている御家族を憎みます。
入院後ですと、主治医や看護師を、怨みます。
 
身も蓋(ふた)もありませんが、
GID(性同一性障害)の人が、体を壊すのは、
認知障害の表れでないかと疑われるように、
統合失調症の人が、親身になってくれる人を憎むのは、
自殺の手前でないかと、疑われます。
 
家族のせいで、被害を受けたと、警察に通報することも、
珍しくありません。
御家族が、警察に厳しく訊問(じんもん)されるように、
巧妙な証拠を捏造(ねつぞう)します。
身を挺(てい)して、献身的に世話をしている母親の首に、
斧を振り下ろして、切断することもあります。
 
患者さんが最も信頼している御家族の名前を使い、
妄想の内容を正しいと確信している電話を、
掛けまくる人もいます。
 
放送局に悪口を流されて、人権を侵害されたと、
家族が言っているが、どうしたら良いかと、
家族の交友関係の人に、電話を掛けて相談をする患者さんもいます。
 
統合失調症の御本人が確信している妄想の内容を、
家族の妄想に置き換えてしまいます。
これでは、御家族が、精神病のように思われてしまいますが、
御家族の職場や友達やご近所だけでなく、
警察や保健所などにも、全部、言い触らします。
 
患者さんを叱ると、症状が一層、悪くなりますので、
世話をしている御家族が、余計にしんどい目をさせられるだけです。
 
若い精神科医は、簡単に引っかかりますけれど、
警察官や保健婦や職場やご近所の人などは、言うまでもありません。
 
患者さんは、
巨大な陰謀によって、自分は精神病にされている、と思っています。
強制的に薬を飲まされて、人生を破壊されたと、根に持っています。
仕返しをしてやろう、一発逆転をしてやろうと、
毎日毎日、隙(すき)を窺(うかが)っているかも知れません。
 
気持ちの優しい、人の好い患者さんほど、
狡猾な症状を出すかも知れません。
 
統合失調症だけでなく、アルツハイマーでも、同じ症状が出ます。
脳の器質が、全然違っていても、同じ精神症状が出ますけれど、
もしかしたら、お薬のせいかも知れません。
 
昔のロボトミーと同じで、仕方ありません。
GID(性同一性障害)の性転換は、どうかしらと、
比べたくなります。
 
     統合失調症やGID(性同一性障害)の巧妙な症状って、
     解離性障害でも現れます。
     昔のヒステリーと言われた病気ですけれど、
     悪賢い症状が、本分(ほんぶん)です。
 
     本人が嘘を自覚していないって、
     確認しなければいけませんので、
     ヒステリーの診断は、患者さんとお医者さんの、
     知恵比べになってしまいます。
 
     わかっていながら、わざと嘘をついていれば、
     精神の病気でない、と言うのでしたら、
     麻原っていうオウムの人が、拘禁症状を出しているのは、
     嘘なのか本当なのかって、見極めなければいけません。
     
     そんなの、わかりっこありませんから、
     この際、
     精神の病気でも、責任能力は完全である、とします。
 
     嘘であっても、本当であっても、精神の病気です。
     責任能力は完全ですから、許してもらえません。
     それでしたら、精神の病気になったほうが、損をします。
 
     人格障害もそうですけれど、ヒステリーも、そうなの。
     GID(性同一性障害)もね。
     責任能力は完全とされますから、
     嘘をついていると、損をしますってこと。
 
     昔のヒステリーという病名は、必要ありませんから、
     統合失調症を、ヒステリーで説明するのも、
     変(へん)な感じですけれど、便利なんです。
     実際に統合失調症の発症前は、
     発達障害から、かなり長期間のヒステリーを経て、
     前駆症状に至ります。
 
     精神の病気の人って、言葉によって主張をせずに、
     精神症状を、
     コミュニケーションの手段にしているのかも知れません。
     周囲の人から、軽んじられているせいですけれど、
     ようするに、みんなと一緒のことができない人は、
     言葉を使っても、聞き入れてもらえません。
     信用されていないだけでなく、
     虐(いじ)められているかも知れません。
 
     そう言えば、三島由紀夫って人も、
     小説が評価されればされるほど、
     きちがいと言われました。
     言葉を使えば使うほど、食(は)み出して行きました。
     信頼性がなかったのかしら。
 
     どうして、そうなったのかは、
     専門の研究家に尋ねてください。
     わたしは、
     今で言うGID(性同一性障害)のようなものと、
     目星をつけていました。
     お腹(なか)を切って、切腹をするのも、
     性転換をするのも、似たようなものです。
     
統合失調症の人の結婚って、
子供を産まないほうが良い、と思います。
養子も、やめたほうが良い、と思います。
結婚は大丈夫ですけれど、統合失調症を隠さないほうが良い、
と思います。
 
苦しいことを辛抱して、みんなと一緒のことをしようとすると、
妄想や幻聴の出てくる可能性が高く、
認知障害の進行を止めるのは、必ずしも容易でありません。
たとえ、遺伝的な繋がりがなくても、
子供の教育に、良い影響を与えるとは思えず、
育児が御本人の心の負担になる可能性が高いようです。
 
GID(性同一性障害)の人には、子供を産んで育てるように、
薦めています。
育児が病気の治療になる可能性が、かなりあります。
性転換を良いことのように、子供に教えるのは、
やめたほうが良い、と思いますが。
 
GIDの配偶者の人には、
性転換に反対してるのなら、離婚したほうが良いと、
尋ねられれば、わたしの意見を言っていますけれど、
性転換に反対しているくせに、患者さんと別れられない配偶者が、
一杯います。
 
統合失調症では、本人の能力だけでなく、
御家族の、人間の器や能力などを、問題にする人もいますけれど、
どのような人格者を持ってきても、あまり関係ありません。
精神科のお医者さんは、器の小さなあほなのかしら。
人の悪口を言わないほうが、とりあえずは、うまく行きます。
 
精神科のお医者さんって、悪口を言われても、
あほですから、たぶん、喜んでいます。
人を攻撃したくなったときは、精神科を受診してください。
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000