棘(とげ)が、葉の先に一つしかありませんけれど、
柊黐(ひいらぎもち)です。
黐(もち)の木の仲間です。
柊(ひいらぎ)の仲間でありません。
色づき始めた実って、大好き。
なんでブレているのかと聞かれても、夕方だから…
警察のことを、遊び人と書いたので、怒られました。
日本の軍隊も警察も、世界の中で、非常に異質です。
警察の建て前の制度は、フランス革命の真似(まね)ですけれど…
明治維新の時に、
薩摩藩の川路利良(かわじとしよし)っていう人が、
フランスの制度を取り入れました。
日本の治安の良さは、フランス革命のせいでありません。
フランスの警察制度のせいでもありません。
むしろ、フランスの真似(まね)をした警察が、
日本の治安を悪くした、と言う人もいるぐらいです。
警察のお仕事の、現場の実務って、
江戸時代は、やくざの人が請け負っていました。
明治になり、薩摩の新政府が、警察制度を作ったので、
やくざの人たちが、宙に浮いてしまいました。
やくざって、ただの暴力的なグループでなく、
共通の伝統的な儀式を、絆(きずな)としています。
やくざの仲間内を律するための、
慣習法の名残(なごり)ですけれど、
警察業務を請け負い、遊興業界の株仲間を作っていましたから、
お仕事に従事するときの、人間関係のしきたりなの。
いまは、古くなりました。
お相撲さんの作法やしきたりみたいに、
骨董品的な価値があるかも知れません。
日本の伝統文化の一つです。
やくざって、警察のお仕事だけでなく、
的屋(てきや)さんや見世物のお仕事も、仕切っていました。
独占が許されていた株仲間なの。
新規の営業を、許認可する権限が、
それぞれの地方の軍事政権から、認められていました。
もぐりの営業を見つけると、みんなでやっつけてしまいます。
売春や賭博を仕切るのも、やくざのお仕事でしたから、
フランス革命の警察とは、業務の内容が、大きくずれています。
ちょうど、精神疾患の症状を、
社会の側で仕切っているようなもので、
代表的な症状は、統合失調症です。
脳の器質に原因となる病変の発見されない種類の、精神の病気が、
社会に現れる症状と、
やくざのお仕事の範囲は、ピタッと一致します。
現在でも、たとえば、麻薬が闇で流通すると、
そこにはやくざがいます。
精神の病気では、治療として、脳に作用するお薬を使うだけでなく、
症状として、麻薬や覚醒剤などに、手を出すことが、よくあります。
売春やGID(性同一性障害)などの、性の精神症状も、
やくざと接触します。
欧米の精神科には、精神分析という手法がありますが、
日本の社会には、やくざという伝統文化があります。
統合失調症って、物を盗られる、侵入される、覗(のぞ)かれる、
誰かに指図(さしず)される、
体を傷つけられる、殺されるなどの、
安全保障上の症状が、妄想や幻聴の中身として、現れます。
身の安全を守ってくれる架空の人物がいて、
これをしなさい、あれをしなさいと、具体的に指図をするので、
そのまま絶対の信頼を置いて、安心するように実行します。
その女は、狐(きつね)が化けているので、首を刎(は)ねてやれ、
と言われると、
眠っている母親に、斧を振り下ろして、頭部を切断します。
警察官が、上司の命令の通りに、実行する気持ちと、同じです。
だれかに、具体的に、何々をしなさいと、
指図(さしず)をしてもらわなければ、
置いてけぼりにされるような、不安な気持ちになります。
理由もなく、衝動的に、暴力を振るってしまいます。
健常な女性には、ごく普通ですが、
男性では、警察官や消防士や兵士などに、多いようです。
国家や市民のために働いている、という使命感が、
安心を生みます。
実際には、大学を卒業したばかりの、
いわゆるキャリアの若い官僚が、命令していますから、
学校の勉強のできなかった子供が、成績の良かった優等生に、
あごで動かされて、馬鹿にされているようなものです。
国家や市民のための、大切な使命に、現場の警察官は安心します。
統合失調症やGID(性同一性障害)などの、精神の病気の人にも、
その気持ちが必要かもしれません。
日本特有のやくざの伝統って、
日本の精神構造に深く根ざしています。
欧米の精神分析よりも、やくざのほうが役に立ちます。
わたしは、やくざの文化を大切にして、
この人たちが、暴力を振るわないように、人を脅さないように、
人を騙(だま)さないように、
この人たち自身による自治が、精神分析や、GIDの自助組織よりも、
有効な治療法になると、考えています。
でも、男性が鉈(なた)を振るってくれないと、難しいみたい。
わたしは、へ理屈を、ぼちぼちと考えるのが精一杯です。
ごめんなさい。
あほですから、警察の人に、怒られています。
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