山吹(やまぶき)って、
5月の5枚花弁や、八重咲きの、黄色い花ですけれど、
それに似て、
白い4枚花弁の、白山吹(しろやまぶき)ってのがあります。
それの、黒い実なの。
山吹も、黒い実が5つ、白山吹は4つ。
秋に落ちると、数が揃(そろ)わずに、
2つか3つしか、残っていないかも知れません。
葉っぱが、山吹は互生、白山吹は対生ですから、
これは、白山吹の黒い実です
植物のことを、いろいろと教えてくれた男の子がいて、
大学の園芸学部を出て、山ばっかり、ほっつき歩いていました。
自然保護関係のボランティアのリーダーって感じで、
植物の解説書や図鑑やらを、たくさん、本にしていましたので、
若い頃は、講演会や採集会に、引っ張りだこでした。
結婚して、田舎に農地を買いましたが、
バブルがはじけて、不景気が長引くと、
企業の文化予算が削られました。
子供ができると、出稼ぎに出るようになり、
だんだんと暗く、神経質に怒り出すようになりました。
都会に戻り、インターネットで自然食品の販売を始めましたが、
あまり儲(もう)からないみたい。
御両親の遺産を、あてにしています。
植物採集や山歩きや自然保護の専門家に見えますが、
なんとなく、ただの遊び人のような気がしてなりません。
アウトドアの野性的な人って、
自分の好きなことしか、できないのかも知れません。
女性は一人で山に入れませんので、山好きの男性は持てます。
ボディーガード兼、案内人兼、荷物運びね。
確かに力強く、山のお料理も巧みですけれど、
どこか、MtF(male to female 男→女)に似ています。
そう言えば、植村直己という冒険家が、こんな感じでした。
冬のマッキンリーに、一人で登って、吹き飛ばされました。
三島由紀夫って人は、GID(性同一性障害)のお仲間でしたが…
太田道灌(おおたどうかん)の
七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに なきぞ悲しき
は、文字通り、八重咲きの山吹を歌っています。
GIDの人に、どうして約束の時間に来なかったのと尋ねても、
何かの急用や、予期せざる事情が生じたふしが、ありません。
どうして、事前に連絡をくれなかったのと尋ねても、
連絡ができなかったのか、連絡をしなかったのかが、
わかりません。
どうして、こちらからの電話に応答しなかったのと尋ねても、
答えがありません。
電車の中で、携帯電話を切っていたのかも知れません。
事実関係がさっぱりわかりませんので、
責任の所在や、原因の糾明ができません。
事実を説明してくれずに、質問に答えてくれないの。
そうかと言って、妄想が出ているのでもありません。
理由なき拒否です。
これが性転換になりますと、
体と異なる心の性別である、という気持ちを、理由にします。
その気持ちを、事実によって説明して欲しいと、要求しても、
無駄です。
事実を山ほど並べても、
それらの事実なら、その気持ちであるとは、
たんに心証を得ることしか、できません。
多くは、裁判官の最終判断のようなものしか、裁定できませんので、
議論しても無駄です。
それらの事実なら、その性別の気持ちであるとは、
誰も想像できません。
日本の裁判に、そのような心証による判例は、多分ありません。
欧米と日本では、大きく異なります。
けっして、欧米が進歩的で、日本人がアホであるのでなく、
戸籍制度の有無と、アイデンティティや、ジェンダーや、
エステティックや、ファッションなどとの関係の、文化の違いです。
日本の戸籍制度に代わるものとして、
欧米では、それらの文化が発達しました。
どこの誰かを証明するための、証拠を作りました。
どこの誰かって、アイデンティティね。
ジェンダーって、言葉遣い。
エステティックって、顔からだの見てくれ。
ファッションって、服装。
言葉遣いや、見てくれや、服装などが、
どこの誰かを証明する根拠になったの。
GID(性同一性障害)では、性別に関する気持ちだけでなく、
ありとあらゆる事について、
事実によらずに、気持ちによって、直観的に判断する傾向が強く、
いずれも、裁判官の心証という最終判断を待たねば、
日本では、何の証拠にもなりません。
言葉遣いや、見てくれや、服装などって、日本では自由なの。
戸籍制度があったからです。
アメリカでは、男の子の背が低い、というだけで、
高校の先生が、性転換してはどうかと、持ち掛けます。
本人は何も言ってないのにね。
ホモでもないよ。
欧米のアイデンティティの文化と、
日本の戸籍制度との違いがわかっていれば、納得できます。
統合失調症の人の多くは、
事実でないことを、事実であると確信しますので、
妄想と言われます。
妄想を根拠に、発言したり行動したりします。
GIDでは、事実でないことを、事実と思っていません。
事実でないことを、自分の本当の気持ちであり、
けっして嘘の気持ちでないと言い、
発言や行動の決定的根拠とします。
これって、妄想気分でないかと、言う人もいます。
この気持ちが根拠になり、体や生殖機能の破壊に至るのでないかと。
統合失調症の人も、GIDの人も、
理由は異なりますが、事実関係を、てきぱきと提示できません。
発言や行動に至った事実関係です。
統合失調症の人は、
妄想の中身を、事実であると確信していますので、
事実でないことを、事実のように発言します。
嘘とは違いますが、
うっかりしていると、騙(だま)されることがあります。
騙されたと気づいてから、なぜ、そのように人を騙すのかと、
客観的事実を示して、合理的に問い詰めても、
良い結果になりません。
統合失調症の患者さんには、もの凄いストレスになります。
病院の中でも、
誰々という医師がこう言った、看護師がこう言ったと、
患者さんは言います。
ズック靴でも良いと、言われたそうです。
看護師さんに尋ねようとすると、まだ出勤していません。
統合失調症の妄想が、体系的になってきますと、
日常の実務的な会話や、実用的な行動が、不能になります。
事実でないことと、事実とを、
患者さんは識別できなくなりますので、仕方ありません。
会話や行動はできますが、実用にならないの。
GID(性同一性障害)でも、
事実の合理的理由と、心の理由とを、識別できなくなります。
無断欠勤の理由を、言えません。
やむを得ない事情から、事前の許可を得られなかったのでなく、
尋ねられても、事情を説明できません。
GIDでは、性転換の理由を、性別の心と言いますが、
ほとんど、無断欠勤を釈明できない心と同じです。
それでは納得できませんので、
事実関係を徹底的に問い質(ただ)したくなりますが、
御本人には、もの凄いストレスです。
事実を突きつけて、
不合理でないか、あり得ないではないかと迫ると、自殺します。
真摯(しんし)な言葉で、包み込んであげるのが、正解です。
その患者さんが、性転換をしたいと言います。
もちろん、止めても、ホルモンはインターネットで買えますし、
GIDの診断がなくても、処方してくれるお医者さんがいます。
手術は、外国で堂々とできますし、
GIDの診断がなくても、手術をしてくれるお医者さんも、
日本にいます。
そんな事実よりも、
ほんとうは、事実によらない心が、GIDの病気なの。
この心って、精神の病気の人に、広く共通しています。
部分的にでも、周囲に適応してもらえれば良いのですが…
0コメント