浦賀湾って、行き止まりの袋小路みたいな形です。
真っ直ぐの細長い湾全体が港です。
湾の南西側の岸辺から、東南方向の、湾の入り口を見ました。
左の山が、湾の東北側の岸辺ですから、川みたいな幅です。
ちゃっちゃい船が、横切っていますけれど、浦賀の渡しです。
遠くの山が、千葉県富津市(ふっつし)と、
その南の千葉県鋸南町(きょなんまち)との、
境界の山の主稜線(しゅりょうせん)を、
ほぼ真横から見た輪郭です。
鋸山(のこぎりやま)と言います。
横須賀市浦賀からですと、
北西の方向から、鋸山を眺(なが)めることになります。
山の手前は、全部富津市の岸辺で、裏側が鋸南町です。
稜線の西の端っこは、写真の右側で、浦賀水道に沈みます。
鋸山の手前の海岸の、千葉県富津市金谷(かなや)と、
浦賀の南の久里浜港との間が、フェリーで結ばれています。
鋸山(のこぎりやま)の前景から、西側にかけての海が、
浦賀水道です。
三浦半島と房総半島の間が、一番狭くなっています。
東京湾の唯一の開口部ですから、
出入りする船が、全部まる見えです。
アメリカ海軍のジョージワシントンという原子力空母も、
ここを通ります。
浦賀水道に面して、
三浦半島の側に、深く凹(へこ)んだ溺れ谷があり、
右側に泊まっている何隻かのガット船より手前が、浦賀湾です。
日本の戸籍制度って、本家の中国よりも、しっかりしています。
現在は、コンピュータや写真や指紋などの、
人を特定して、情報をやり取りするシステムがありますから、
戸籍制度の必要性は、さほどでありません。
でも、戸籍制度の存在が、
文化の枠組みを作ってきた歴史があります。
日本が、ほぼ単一の民族による血族社会であり、
民族移動の少ない農耕民族であるという特徴を、
頑固に維持するための、柵(しがらみ)になったのかも知れません。
アイデンティティや、ジェンダーや、エステティックって、
全部、戸籍制度のない欧米社会の、思考や文化の特徴です。
自分がどこの誰であるかを、
欧米では、自分が証明しなければいけません。
自分で自分を証明するときに、
本人の主張と、言葉や顔かたちや服装などとが、照合されます。
矛盾していれば、嘘をついていますので、殺されます。
日本では、本人の主張と、お役所の記録とを照合すれば、
どこの誰であるかについて、本人の主張の虚実がわかります。
言葉や顔かたちや服装などは、決定的証拠になりませんので、
矛盾していても、構わないの。
欧米と日本の、戸籍制度の有無が、
欧米では、言葉や顔かたちや服装が、命に関わる重大事になり、
日本では自由である、という文化の違いになりました。
GID(性同一性障害)って、
ジェンダーアイデンティティ・ディスオーダーでしょう?
ジェンダーも、アイデンティティも、
ついでにエステティックっていうヒトラーの好きな美学思想も、
全部、戸籍制度のない欧米文化特有のものです。
ほんとは、戸籍制度が完備しているのは、
日本と台湾ぐらいですから、日本のほうが独特なのですが…
日本では、原理的に、
同性愛差別や、ジェンダーアイデンティティや、性転換手術なんて、
起こり得ませんし、必要ありません。
実際に、日本の性転換が流行したのは、
ほぼ全部、欧米の真似(まね)でした。
日本には、伝統的に、
言葉や服装や、顔かたちの見てくれなどの、自由があります。
自分が誰であるかを証明するために、
それらを規制することは、不必要でした。
戸籍制度がありましたから。
社会制度の善し悪しでなく、歴史や文化の経緯(いきさつ)を、
GID(性同一性障害)の人たちも、ちょっとぐらいは知って下さい。
欧米の人たちは、
自分たちの文化を、押しつけようとしますけれど、
鉄砲を突きつけられているのでありませんから、
恐る恐る、ノーと言っても、今すぐには殺されないと思います。
欧米の差別文化と、それを撤廃する欧米の性転換の運動を、
日本が礼賛して、真似をしないと、
欧米が石油を売ってくれなくなるのかしら…
昔は、そうなりました。
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