統合失調症でも、GID(性同一性障害)でも、発達障害でも、
認知障害でも、人格障害でも、
比較的、人数の多い症状は、気楽に紹介できますけれど、
人数の少ない症状には、悲惨な例が多く、
患者さんが読んでいると思うと、なかなか紹介できません。
日本のGIDの患者さんは、1万人ぐらいしか、いませんけれど、
この病気は、お互いの性交渉を伴う仲間組織を作りますので、
具体的な症例を書くと、誰のことか、すぐにわかってしまいます。
仲間に入ってから、発症するの。
昔は、仲間に入ると、夜遊びをするようになりましたから、
よくわかりましたけれど、
今は、インターネットがありますから、わかりにくくなりました。
1万人って、顔と名前を覚える限界の数(かず)ですけれど、
GIDの患者さんには、日本全国の夜のお店を、くまなく回って、
GIDの顔ぶれや名前を、確認する趣味の人が、少なくありません。
自分の名前と顔を、ちゃんと売って、
唾(つば)をつけておくのかしら。
地方都市のお店まで、GIDの溜まり場は、全部知っていると、
豪語する人もいます。
同性愛やGID(性同一性障害)の人って、
仲間を知ると、何々の会って、名前をつけて、宣伝したくなります。
橋の下に、暴走族の名前を、
スプレー塗料で、落書きする気持ちに、似ています。
気の合った人とは、論より証拠で、さっそく性交渉に及ぶみたい。
同性愛の趣味のある人も、ない人も、
あるいは、異性との性交渉を拒否する人も、
男女を問わず、GID同士の性交渉は、可能です。
GIDや同性愛の人の言う性別の意味が、よくわかるでしょう?
生理的でなく、好き嫌いです。
心因性ですけれど、
認知行動療法では、治らないかも知れません。
発達障害に届くほど、根が深く、精神運動興奮の有無にかかわらず、
認知障害の進行する種類の、統合失調症に似ている人もいますから、
軽い病気でありません。
三島由紀夫って人は、45才の時に、市ヶ谷の自衛隊に立て籠もって、
センセーショナルに自殺しましたけれど、
GIDの患者さんの中には、45才ぐらいまで、
彼と似たような病状でありながら、その後、急速に認知障害が進み、
60才過ぎに、支離滅裂になり、65才で痴呆になった人もいます。
MRIの脳の画像に、見た目の異常がなく、亡くなった後に解剖しても、
原因となる脳の病変の見つからない統合失調症の人って、
ごく普通ですけれど、
GIDや人格障害や、大部分の発達障害などと、器質的には同じです。
認知障害の進行するのが、不思議ですけれど、
ストレスが原因になることは、
日常生活を見ていれば、だいたいわかります。
遊んで暮らしていても、一向に苦にならない人でしたら、
認知障害が進みません。
わたしの子供の頃は、
お薬のなかった時代に、いわゆる廃人になった人が、
まだ、たくさん暮らしていましたので、
脳に病変がないのに、認知障害が進むという理屈を知らなくても、
どのような症状なのかは、子供でも知っていました。
オウムの人が、けっして悪い人でなく、賢いのに、
サリンを撒くのが悪いって、わからなくなる気持ちと、
統合失調症やGIDの人の認知障害って、似ているかも知れません。
オウムは、回復の可能な、仮性の認知障害でしたけれど、
統合失調症の認知障害も、器質的な病変がありませんので、
本当に回復不能なのか、よくわかりません。
生真面目(きまじめ)な人は、逃げ場を失いますけれど、
生来(せいらい)の嘘つきの人は、もしかしたら、大丈夫かも。
抗精神病薬っていう統合失調症のお薬のなかった1950年代前半までは、
日に日に認知障害の進行するのを、
統合失調症の御家族は、よく見ていたはずです。
大部分の人が、数年で痴呆になりました。
言葉が通じなくなるところまで行きますけれど、単語は通じます。
文章にすると、お互いに意味が通じません。
ストレスがかかって、精神的に苦しむと、
感覚情報や記憶情報を、みんなの文化の規則に従って
事実という表象(ひょうしょう)に纏(まと)める手順が、
吹き飛んでしまうのかも知れません。
事実を見るって、それだけでも、ストレスなの。
気を弛(ゆる)めれば、
夢や、赤ちゃんや、動物のように、解離した意識になりますから、
健常な人でしたら、すぐにわかります。
解離って、別のところで、何度も説明していますので、
ここでは、省略します。
解体とは、また別です。
因果関係を見ないと、事実は見えませんが、
時間のことですから、自己同一性がイカレます。
統合失調症の症状ね。
精神運動興奮がありませんと、今でも、お薬が効きませんので、
なれの果てのような、印象を受けます。
昔は貧乏でしたので、障害者を収容する施設がありませんでした。
隣近所の人が、みんなで面倒を見てあげます。
御本人が悪いことをしないように気をつける、というよりは、
一般の人から虐(いじ)められないように、
庇(かば)ってあげることが、大切でした。
昼間から、自宅にいるのは、
年寄りや、病人や、女性や、子供たちだけでしたから、
痴呆になった人や、足のない人などを見て、子供たちは育ちました。
爆弾で、足がちぎれたの。
今は、障害者を、施設に隔離する時代ですので、
子供だけでなく、大人も、障害者の症状を知りません。
これって、結核やライ病を隔離した昔と、よく似ています。
コレラみたいに、伝染する病気って、
お薬のない時代には、すぐに死にましたけれど、
統合失調症の人は、そう簡単に死にません。
精神運動興奮がなく、抗精神病薬が効かなければ、
統合失調症と診断するか、どうかって、
どうでも良さそうなものですけれど、
学校で特別な配慮を必要としない程度の、
軽症の発達障害の人が、思春期以後に、統合失調症と診断されて、
抗精神病薬をたくさん投与されるって、結構、あるみたい。
発達障害の人が、若いときに興奮して、
抗精神病薬を使って鎮静したのでしたら、
減薬して、元通りに戻しておくのが、理想的と思いますけれど、
統合失調症と診断されると、一生、お薬を使うことになりますから、
いわゆる廃人になりかねません。
昔は、発達障害なんか、問題にされませんでしたから、
年長者の統合失調症の薬物療法は、
全面的に見直されるべきかも知れません。
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