GID(性同一性障害,gender identity disorder)の人は、
ジェンダー・アイデンティティ(gender identity)って言葉が、
文学的、あるいは心理学的に、人の心の中身を表すだけでなく、
生物学的に観察される自然現象を表すものであればいいなあと、
期待しています。
体の性別によらずに、意志によって、
わたしの性別は男である、女であると、表示することは、
人間では、当然あります。
生殖の自動行動が退化しましたし、
生殖をしないで、性的快感だけを得ることもできるようになりました。
何よりも、生殖を制御するための、
自我という人間特有の新しい機能を、入手しましたから、
意志によって、体の性別と異なる性別を、
不当に表示することが、可能になりました。
生殖のためでしたら、体と違う性別を、不当表示すると、怒られます。
生殖をしないで、性的快感を得るのでしたら、
別に、どちらの性別を表示しようとも、
不当でない筈(はず)と、GIDの人は言います。
性交渉の当人同士の間では、そうですけれど、
一般の人は、生殖のために性別を表示していますから、
不当表示に誑(たぶら)かされると、怒るのは当然です。
性別の表示って、性交渉の二人の間だけでなく、
他の一般の人に向けても、行なわれるでしょう?
それが問題です。
一般の人たちの了承がなければ、
たぶん、人を騙(だま)すのは罪悪です。
生殖は真剣勝負ですから、
人を騙すと、殺されても当然かも知れません。
生殖って、生物の生物たる所以(ゆえん)です。
ところが、GID(性同一性障害)の人たちは、
自分たちの性別の表示は、自由な意志でないと言います。
人間特有の自我の機能でないと言います。
自我の未発達な、
人間以外の下等動物の生殖機能によって起こると、言うのです。
避けられない表示であると。
ホルモンシャワーが、それです。
ネズミや豚のように、GIDの人の自我は、未発達であるそうです。
それですと、GIDだけでなく、
発達障害や統合失調症の原因にも、なるかも知れません。
実際、GIDには、発達障害や統合失調症の人が、少なくありませんが、
ホルモンシャワーのせいなのかしら。
ネズミや豚と違い、
人間でしたら、自我の発達不良になるはずですけれど、
GIDの人たちは、間違ったホルモンシャワーのせいで、
♀のネズミが、自動的に馬乗り行動になるように、
人間の女性が、自動的に自分は男であると自覚して、
男の服装や言葉遣いになるそうです。
意志による表示でなければ、
服装や言葉などの、文化的指標によって、性別を表示するとは、
思えないのですが、
GIDの人の言うには、服装や言葉による性別の表示と、
クジャクの羽根や、盛りのついた犬や猫の性行動とは、同じです。
ジェンダー・アイデンティティは、
性同一性や性自認と、翻訳されますが、
自認って、
GIDのうちの、ホルモンシャワー説を主張する人たちによると、
意志でなく、人間以外の動物のような、自動的な意識です。
人間の生殖って、他の動物と比べて、
明らかに退化している機能が、たくさんあるでしょう?
人間の性交渉は、オートマチックの自動行動でなくなり、
マニュアル操作の、面倒臭い手作業によって、行われます。
性周期の一部が、尻尾のように、
女性の体に残っているだけで、
性交渉の実務は、男女を問わずに、いつでも出来ます。
男性も、いつでも出来るでしょう?
生物って、生殖のために生きているとか、
生殖が、健常な生物の定義であるとさえ、
言う人もいるくらいですから、
生物の行動は、ぜんぶ、生殖のためと見ることもできます。
その機能が、自動行動から、手動操作に変わるって、
すごい変化です。
現生人類では、
生殖機能のうちの、退化して失われた機能の中に、
間違ったホルモンシャワーによって異常をきたす機能が、
含まれていました。
退化して、失われた機能を、
自我っていう新しい機能が、肩代わりしています。
GID(性同一性障害)の人たちは、
自分たちの自我は、他の動物と同じように未熟なので、
間違ったホルモンシャワーによって、
性別の意識や性行動に、自動的な異常をきたすと、
主張しています。
たんに、自我が未熟であるだけでなく、
退化したはずの機能が、自動的な性別の意識のように、
尻尾みたいに生(は)えていると、言うの。
そんなことって、あるかしら?
副乳の、たくさんある人も、いますけれど。
それが、GIDのホルモンシャワー説です。
GID(性同一性障害)の人は、
自我の発達の未熟な、発達障害者であり、
胎児期に、間違ったホルモンシャワーを浴びたせいで、
尻尾や副乳のように、
脳の機能に、先祖返りをきたして、GIDを発症しました。
自我の発達不良のせいで、
生殖や育児や、一般的な社会生活などは、不能に近く、
優生医療によって、ニコニコと、断種されるべきである、
という説です。
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