梔子(くちなし)って、漢字で書くように言われると、往生します。
すごい香り。
ビリー・ホリデイっていう昔の女性のジャズ歌手は、
能力や変更不能っていう言葉を、
このブログでも、たくさん使っていますけれど、
そう言わないと、説明が難しくなるので、仕方なく使っています。
能力があるのに、しないとか、
能力がないのに、
御本人の言うには、自由意志によって、しないとかって、
変更不能を証明するのと同じように、ほんとは証明できません。
あるのは、実際にあるのを示せば、証明できますけれど、
ないのは、定義するよりほかに、証明できないでしょう?
神様がいないって、証明できますか。
統合失調症の患者さんには、
整理整頓のできない人や、手順や計画を立てられずに、
切れた蛍光灯を付け替えることもできない人が、たくさんいます。
統合失調症になる前は、できました。
統合失調症になった後、抗精神病薬を飲んで、
妄想も幻聴もなくなり、活発に明るい青年に戻っても、
実行機能障害のほうは、元に戻りません。
手順や計画を立てられないと、知能検査をしても、3才ぐらいです。
でも、話し方も、歩き方も、表情も、健常な人と同じです。
一般の健常な人は、この人のことを、
3才ぐらいの知能って、気づきません。
3才の人が、大学教授をやっている例も知っていますし、
テレビの政治討論で活躍している例も、知っています。
どうして、蛍光灯を付け替える程度の、
物事の手順や計画を立てられない人に、政治討論ができるのかしら。
二桁と二桁の足し算ができなくても、
ほとんどの人に、何も気づかれずに、
東京大学出身の会社社長として、暮らしている人もいます。
御本人も気づいていませんから、たいしたものですけれど、
精神科のお医者さんも、ざっくばらんな会話だけでは、
ほとんどの人が気づきません。
その人は、聞いたふうなことを言っているだけで、
自分で考えているので、ありません。
それでも、大学教授や会社社長の肩書きがあれば、
自分で考えたことを、指導的に言っていると、
世間の人は、勝手に想像します。
詐欺師のようなものですけれど、
脳の器質に、原因となる病変の発見されない種類の、
精神の病気って、そんなものです。
器質的な病気でも、実は、在任中のレーガン大統領に、
すでに、痴呆でないかと、疑いが掛かっていました。
誰も、そうとは断定できませんでしたので、
彼は、大所高所から発言するが、実務には係わらない人柄であると、
言われていました。
任期を終えて、1989年の77才で退任しましたが、
1992年に、アルツハイマーと診断され、1994年に公表されました。
御家族は、在任中の1987年に、異変に気づいていたと、
回顧していますから、
いかがわしい情報のほうが、正しかったのかも知れません。
彼と直接に会った人の話を聞いて、
在任中に、わたしも、認知障害の疑いを持ちましたが、
まさかと、思いました。
彼と会った人の、過半数の人が、
上(うわ)の空のような人間でないかと、印象を語っていました。
お決まりのことしか、言わなかったので、
御輿(みこし)の上の、天皇陛下のような人でした。
テレビや新聞って、一種の詐欺ですけれど、
精神の病気も、似ているところがあります。
自分を騙(だま)します。
欧米文化の作り上げた自我や個人主義の考え方に、
無理があるのかも知れませんけれど、
脳の機能の、文化的な手法って、
いわば、自分自身が、
社会という脳味噌の中の、ウイルスのような存在に見えてきます。
なんとなく、日本の伝統的な考え方のほうが、
すがすがしい気がします。
蒸し暑い日には、特にそう感じます。
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