観音崎灯台 486 ヒステリー

三浦半島の、東京湾に面した側の、岬の灯台。
 
海や空の青さと、新緑の美しさと、白い灯台って、
わたしの携帯電話では、写らない。
 
潮の香。波の音。白い灯台。沖の船。
 
京浜急行の浦賀駅から、灯台まで、2.5Km。
 
 
心の性別を変更できないのは、精神の病気ですけれど、
性別の病気と言うよりも、
たとえば、性のことでしたら、
オナニーに連想するものを、変更できなくなる精神症状が、
現れているみたいなの。
 
好みの男性を想像して、性的に気持ち良くなっていたのに、
いまさら、海や空を想像しても、
オナニーのおつまみにもならないって感じ。
 
新しく、条件反射を作れないだけでなく、
古い条件反射も、変更できません。
 
健常な人でしたら、抽象語を連想しても、嫌いな物体を連想しても、
オナニーの条件反射を、簡単に新しく作れます。
今までは、特定の男性を、瞼(まぶた)の裏に、焼き付けていたのに、
これからは、彼を思い浮かべても、
ちっとも、性欲が高まらないように、封印することもできます。
 
GIDの人は、性のことでだけでなく、
精神的な趣味や文化の、具体的な中身も、変更できなくなっています。
 
許容範囲が狭くなり、融通が利かずに、
変更不能になってしまう精神の病気の、一つの症状として、
GID(性同一性障害)と言われる幾つかの症状の組み合わせが、
現れているに過ぎません。
 
ほとんどのGIDの人に、
他の精神の病気に目立つ症状も、現れていますけれど、
御本人が、他の精神の病気の、診断や治療を望みませんから、
お節介に診断したり、強制的に治療したりって、誰にもできません。
 
脳や体の器質に、原因となる病変が発見されない種類の、
精神の病気って、だいたい、GIDと同様に、
変化を拒絶する症状が、様々に現れます。
 
代表的なのは、統合失調症や、うつ病ですけれど、
拒食症や、パニック障害や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)や、
GIDなども、そうです。
 
融通が利かなくなるって、
同じ姿勢で、長時間座り続けているのと、似たようなものです。
坐骨神経痛のせいで、寝たきりになり、歩けなくなる人がいるように、
同じ機能を使い続けて、疲労してしまう人が、少なくありません。
 
統合失調症や、うつ病って、
そういう人たちの、代表的な精神症状みたいなものかしら。
神経伝達物質の量を、調節する機能が疲弊して、
情報伝達を加減できなくなり、融通が効かなくなってしまいます。
 
糖尿病になりやすい素質の人が、暴飲暴食や運動不足を続けていると、
血糖値を調節する機能が疲弊して、糖尿病を発症するのと、
似たような理屈です。
 
機能の疲弊しやすい遺伝的な素質は、どうしようもありませんけれど、
生活習慣のほうは、変更可能のはずなのに、
どうして、変更しなかったのかしら。
 
座ったままの同じ姿勢を続けていると、
頑固な神経痛になって、歩けなくなるのは、わかるけれど、
どうして、自分から好んで、同じ姿勢を続けたのかしら。
 
調節機能が疲弊して、精神運動興奮や、抑うつ症状が出っ放しになり、
統合失調症や、うつ病になるのは、わかるけれど、
どうして、自分の趣味を、頑固に変更しなかったのかしら。
 
今までは、すてきな男性を連想して、
性的に気持ち良くなっていたとしても、
今日からは、すてきな女性を連想しても良いし、
明日からは、腐ったお肉を連想しても、構いません。
 
何を連想して、性的に気持ち良くなっても、自由ですから、
偏食を避けて、適当に、たくさんの種類の食材を、
満遍なく食べれば良いのに、
どうして、同じ食べ物ばかりを、毎日、食べ続けたのかしら。
 
脳や体の器質に、原因となる病変が発見されない種類の、
精神の病気って、そういう共通の傾向があります。
GIDでは、心の性別っていう特定の食べ物しか、賞味しない生活を、
頑固に主張して、変更不能であると居直ります。
まちがいなく、精神の病気でしょう?
 
そのせいで、生殖機能やホルモン分泌機能を、わざと壊したり、
体の表面の見掛けを、手術によって変更したりします。
 
座骨神経痛も、寝たきりで歩けないのは困るので、手術を受けます。
椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症の人が多く、
運動しない生活習慣を変更できなかったせいで、
重症の神経痛になってしまった人が、ほとんどです。
 
運動するって、しんどいことですけれど、それを拒否する生活でした。
体を適当に動かすって、健常でしたら、気持ちの良いものですけれど、
疲れていると、運動したい気持ちになりません。
 
どうして、運動を拒絶する生活になったのかは、
人それぞれですので、一概に言えませんけれど、
骨の質や形や、神経の道筋(みちすじ)のような、
器質的な、生まれつきの素質だけでなく、
生活習慣の変更を、気持ちの良いものと思わない素質も、
あるのかも知れません。
 
発達障害の人には、その傾向があります。
立ち上がったり、意味不明の声を出したりって、
健常な赤ちゃんには、気持ちの良いものですけれど、
苦痛に感じる赤ちゃんもいて、発達障害と言われます。
 
今までは、オナニーの時に、きれいな男の子を想像していたのに、
今日からは、ゲジゲジや、河原の石ころを想像して、
オルガムスを感じるようになれますか。
習熟すると、手を使わなくても、ゲジゲジや石ころを想像しただけで、
性的に気持ち良くなれますから、とても便利です。
なんでも構いません。
自由に条件反射を作ることができます。
 
きれいな男の子を想像するのは、
たぶん、テレビや友達や雑誌やインターネットなどの、
ごく普通の文化の、真似事(まねごと)です。
 
別に、みんなの真似をしなくても、自分勝手に、
たとえば、平和っていう抽象語や、
蟷螂(かまきり)の血管の顕微鏡写真を想像して、
性的に気持ち良くなっても、
人それぞれの個性ですから、なんの遠慮も要りません。
自由です。
 
みんなと一緒というのも、便利ですから、
それも残して置くのが、普通ですけれど、
条件反射なんか、自分勝手に、お料理のように、幾らでも作れますし、
凍結保存や封印や廃棄処分も、自由にできます。
2~3日で、新しいオナニーの友を作れますので、練習してください。
 
こんな能力を測るって、知能検査にも、学力検査にも、ありません。
でも、人によって、歴然とした差があります。
どうして、自由に条件反射を、作ったり、壊したり、封印したりが、
できなくなる精神の病気を、発症するのか、
仕組みは、よくわかっていません。
 
生まれつきの素質かも知れないし、
幼児期の間違った教育によるかも知れません。
 
統合失調症の患者さんには、変化を拒絶する頑固さのことを、
自分は嘘をつかずに、自分の考えは正しく、
自分は信用のできる人間であると、
自分自身や他人に主張して、証明する手段のように、
誤解している人が、少なくありません。
わざわざ、頑固さを、自分や他人に、見せびらかします。
 
生まれつきの素質のように見えるけれど、
ただの考え違いであったりしてね。
GIDの人は、頑固に変化を拒絶すると言わずに、
個性や多様性と言います。
統合失調症の人は、真理や正義と言ったりね。
 
いずれも、自分の好みや、生活習慣などを、
変更しないぞと、頑張るために、自分や他人を騙す言葉を信じます。
調節機能の疲弊しやすい素質が、
統合失調症の人には、ありましたけれど、
だれにでも、少しずつ、その素質がありますので、
精神の病気に、根本的な違いはありません。
 
間違いが、坐骨神経痛や糖尿病や、
統合失調症やGID(性同一性障害)を、作っているとしたら、
やるせない気がしますけれど、
自分という機械の間違いしか、
自然という機械の、鼻を明かす方法がないって、
もしかしたら、ほんとうかも知れません。
 
調節機能の疲弊しやすい素質を、できるだけ現さないように、
満遍なく、さまざまな生活を混ぜ合わせれば良いのに、
GIDの人って、心の性別は変更できないと、明らさまに主張します。
自分から、ますます、病気を悪化させようとしているのに… 
それを良いことと、確信しています。
  
すっかり治癒したGIDの一人は、
世間への復讐のために、性転換をした、と言いました。
わたしには、自然という機械を裏切るために、性転換をした、
と聞こえました。
自分の体を壊して、自然を裏切るって、捨て身の戦術ですけれど、
ヒステリーと言います。 
 
灯台のある海を見て、そう思いました。 
汚水溜(だ)めのようなものですけれど、
海って、人の心みたいに、美しくロマンティックです。
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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