三浦半島の、東京湾に面した側の、岬の灯台。
海や空の青さと、新緑の美しさと、白い灯台って、
わたしの携帯電話では、写らない。
潮の香。波の音。白い灯台。沖の船。
京浜急行の浦賀駅から、灯台まで、2.5Km。
心の性別を変更できないのは、精神の病気ですけれど、
性別の病気と言うよりも、
たとえば、性のことでしたら、
オナニーに連想するものを、変更できなくなる精神症状が、
現れているみたいなの。
好みの男性を想像して、性的に気持ち良くなっていたのに、
いまさら、海や空を想像しても、
オナニーのおつまみにもならないって感じ。
新しく、条件反射を作れないだけでなく、
古い条件反射も、変更できません。
健常な人でしたら、抽象語を連想しても、嫌いな物体を連想しても、
オナニーの条件反射を、簡単に新しく作れます。
今までは、特定の男性を、瞼(まぶた)の裏に、焼き付けていたのに、
これからは、彼を思い浮かべても、
ちっとも、性欲が高まらないように、封印することもできます。
GIDの人は、性のことでだけでなく、
精神的な趣味や文化の、具体的な中身も、変更できなくなっています。
許容範囲が狭くなり、融通が利かずに、
変更不能になってしまう精神の病気の、一つの症状として、
GID(性同一性障害)と言われる幾つかの症状の組み合わせが、
現れているに過ぎません。
ほとんどのGIDの人に、
他の精神の病気に目立つ症状も、現れていますけれど、
御本人が、他の精神の病気の、診断や治療を望みませんから、
お節介に診断したり、強制的に治療したりって、誰にもできません。
脳や体の器質に、原因となる病変が発見されない種類の、
精神の病気って、だいたい、GIDと同様に、
変化を拒絶する症状が、様々に現れます。
代表的なのは、統合失調症や、うつ病ですけれど、
拒食症や、パニック障害や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)や、
GIDなども、そうです。
融通が利かなくなるって、
同じ姿勢で、長時間座り続けているのと、似たようなものです。
坐骨神経痛のせいで、寝たきりになり、歩けなくなる人がいるように、
同じ機能を使い続けて、疲労してしまう人が、少なくありません。
統合失調症や、うつ病って、
そういう人たちの、代表的な精神症状みたいなものかしら。
神経伝達物質の量を、調節する機能が疲弊して、
情報伝達を加減できなくなり、融通が効かなくなってしまいます。
糖尿病になりやすい素質の人が、暴飲暴食や運動不足を続けていると、
血糖値を調節する機能が疲弊して、糖尿病を発症するのと、
似たような理屈です。
機能の疲弊しやすい遺伝的な素質は、どうしようもありませんけれど、
生活習慣のほうは、変更可能のはずなのに、
どうして、変更しなかったのかしら。
座ったままの同じ姿勢を続けていると、
頑固な神経痛になって、歩けなくなるのは、わかるけれど、
どうして、自分から好んで、同じ姿勢を続けたのかしら。
調節機能が疲弊して、精神運動興奮や、抑うつ症状が出っ放しになり、
統合失調症や、うつ病になるのは、わかるけれど、
どうして、自分の趣味を、頑固に変更しなかったのかしら。
今までは、すてきな男性を連想して、
性的に気持ち良くなっていたとしても、
今日からは、すてきな女性を連想しても良いし、
明日からは、腐ったお肉を連想しても、構いません。
何を連想して、性的に気持ち良くなっても、自由ですから、
偏食を避けて、適当に、たくさんの種類の食材を、
満遍なく食べれば良いのに、
どうして、同じ食べ物ばかりを、毎日、食べ続けたのかしら。
脳や体の器質に、原因となる病変が発見されない種類の、
精神の病気って、そういう共通の傾向があります。
GIDでは、心の性別っていう特定の食べ物しか、賞味しない生活を、
頑固に主張して、変更不能であると居直ります。
まちがいなく、精神の病気でしょう?
そのせいで、生殖機能やホルモン分泌機能を、わざと壊したり、
体の表面の見掛けを、手術によって変更したりします。
座骨神経痛も、寝たきりで歩けないのは困るので、手術を受けます。
椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症の人が多く、
運動しない生活習慣を変更できなかったせいで、
重症の神経痛になってしまった人が、ほとんどです。
運動するって、しんどいことですけれど、それを拒否する生活でした。
体を適当に動かすって、健常でしたら、気持ちの良いものですけれど、
疲れていると、運動したい気持ちになりません。
どうして、運動を拒絶する生活になったのかは、
人それぞれですので、一概に言えませんけれど、
骨の質や形や、神経の道筋(みちすじ)のような、
器質的な、生まれつきの素質だけでなく、
生活習慣の変更を、気持ちの良いものと思わない素質も、
あるのかも知れません。
発達障害の人には、その傾向があります。
立ち上がったり、意味不明の声を出したりって、
健常な赤ちゃんには、気持ちの良いものですけれど、
苦痛に感じる赤ちゃんもいて、発達障害と言われます。
今までは、オナニーの時に、きれいな男の子を想像していたのに、
今日からは、ゲジゲジや、河原の石ころを想像して、
オルガムスを感じるようになれますか。
習熟すると、手を使わなくても、ゲジゲジや石ころを想像しただけで、
性的に気持ち良くなれますから、とても便利です。
なんでも構いません。
自由に条件反射を作ることができます。
きれいな男の子を想像するのは、
たぶん、テレビや友達や雑誌やインターネットなどの、
ごく普通の文化の、真似事(まねごと)です。
別に、みんなの真似をしなくても、自分勝手に、
たとえば、平和っていう抽象語や、
蟷螂(かまきり)の血管の顕微鏡写真を想像して、
性的に気持ち良くなっても、
人それぞれの個性ですから、なんの遠慮も要りません。
自由です。
みんなと一緒というのも、便利ですから、
それも残して置くのが、普通ですけれど、
条件反射なんか、自分勝手に、お料理のように、幾らでも作れますし、
凍結保存や封印や廃棄処分も、自由にできます。
2~3日で、新しいオナニーの友を作れますので、練習してください。
こんな能力を測るって、知能検査にも、学力検査にも、ありません。
でも、人によって、歴然とした差があります。
どうして、自由に条件反射を、作ったり、壊したり、封印したりが、
できなくなる精神の病気を、発症するのか、
仕組みは、よくわかっていません。
生まれつきの素質かも知れないし、
幼児期の間違った教育によるかも知れません。
統合失調症の患者さんには、変化を拒絶する頑固さのことを、
自分は嘘をつかずに、自分の考えは正しく、
自分は信用のできる人間であると、
自分自身や他人に主張して、証明する手段のように、
誤解している人が、少なくありません。
わざわざ、頑固さを、自分や他人に、見せびらかします。
生まれつきの素質のように見えるけれど、
ただの考え違いであったりしてね。
GIDの人は、頑固に変化を拒絶すると言わずに、
個性や多様性と言います。
統合失調症の人は、真理や正義と言ったりね。
いずれも、自分の好みや、生活習慣などを、
変更しないぞと、頑張るために、自分や他人を騙す言葉を信じます。
調節機能の疲弊しやすい素質が、
統合失調症の人には、ありましたけれど、
だれにでも、少しずつ、その素質がありますので、
精神の病気に、根本的な違いはありません。
間違いが、坐骨神経痛や糖尿病や、
統合失調症やGID(性同一性障害)を、作っているとしたら、
やるせない気がしますけれど、
自分という機械の間違いしか、
自然という機械の、鼻を明かす方法がないって、
もしかしたら、ほんとうかも知れません。
調節機能の疲弊しやすい素質を、できるだけ現さないように、
満遍なく、さまざまな生活を混ぜ合わせれば良いのに、
GIDの人って、心の性別は変更できないと、明らさまに主張します。
自分から、ますます、病気を悪化させようとしているのに…
それを良いことと、確信しています。
すっかり治癒したGIDの一人は、
世間への復讐のために、性転換をした、と言いました。
わたしには、自然という機械を裏切るために、性転換をした、
と聞こえました。
自分の体を壊して、自然を裏切るって、捨て身の戦術ですけれど、
ヒステリーと言います。
灯台のある海を見て、そう思いました。
汚水溜(だ)めのようなものですけれど、
海って、人の心みたいに、美しくロマンティックです。
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