ケヤキ 439 社会的役割の性別と、心の性別

今は、欅(けやき)と、楠(くすのき)の新緑が、きれいな季節。
欅(けやき)は、雄花序(ゆうかじょ)が、まだ咲いています。
 
雌花(めばな)の花序が、枝先に咲いてから、
葉っぱが開いて、枝の根元の雄花(おばな)が開きます。
 
枝先と、根元の、中間ぐらいのところには、両性花が多いそうです。
高い所なので、よく見えません。
 
楡(にれ)科ですから、
わたしには、北海道のハルニレが懐(なつ)かしい。
 
欅(けやき)って、姿の良い樹木の、代表。
春は新緑、秋は紅葉(もみじ)がきれいなので、
街路樹に持って来いかしら。
 
 
 
性転換と言っても、
ほとんどのGID(性同一性障害)の人の考えていることは、
顔や体や服装などの、見掛けの性別の、
通りすがりの人のような性転換や、
GIDの仲間内の中で、幅を効かせて、一目置かれて、
発言権を保つような性転換です。
  
昔の言い方ですと、TV(トランスベスティズム)の人が、
異性装による性的遊戯の、快楽に嵌(は)まると、
性ホルモン剤の投与や、SRS(性転換手術)などを受けて、
仲間内の足場を固めるように、性転換を望みます。
 
TVの人たちが、性欲遊びの言い訳(わけ)をするために、
性ホルモン剤やSRSなどを使って、物的証拠を体に作ることを、
TG(トランスジェンダリズム)や、
TS(トランスセクシャリズム)と言います。
 
MtF(male to femal 男から女へ)は、
自分の下腹部の裸を見て、興奮しますけれど…
 
TGって、体や服装よりも、
望みの性別の、言葉遣いや振る舞いなどが、
自分の性(しょう)に合っていると、主張する人たちです。
やっていることは、TSも、ほとんど同じです。
 
     おもに、結婚後にGIDを発症した人たちが、
     望みの性別の、顔や体に、似ても似つかないので、
     そのように主張しました。
     自分の言葉遣いや振る舞いなどは、
     子供の頃から、体の性別と違っていたと。
 
     実際には、生まれつきの体の性別の通りの、
     言葉や振る舞いでしたのに、
     GIDを発症した後に、
     そのように言い訳(わけ)するように、思い込みます。
 
     性ホルモン剤を使っても、望みの性別に、見えませんので、
     SRS(性転換手術)を受けて、戸籍の性別を変更しても、
     性転換後の性別として、新規に就職することが、困難です。
     年齢のせいも、ありますけれど。
 
     以前からの職場で、性転換をすることになりましたら、
     カミングアウトをせざるを得ませんので、
     性転換後も、周囲の人たちに、
     性転換をしたことが、バレています。
 
     事務的な形の上で、
     性転換後の性別として、待遇されたとしても、
     望みの性別の社会と、以前からの体の性別の社会との、
     いずれからも、
     体(てい)よく、のけものにされる生活実態になります。
 
     最初から、それを目論(もくろ)んで、
     カミングアウトをしたと、
     GIDの治癒した人たちは、言います。
 
     周囲の人が、精神障害者の心を、傷つけないように、
     配慮してくれるようになりましたら、
     御本人は、性転換をしたことによって、
     普通の生活ができるようになって、幸せになったと、
     思い込みます。
 
     実際は、精神障害者として、
     子供のように、頭を撫でてもらう生活に入った、
     ということです。
 
年齢が若く、顔や形が、比較的異性に似ている人は、独身ですから、
戸籍の性別を変更した後に、望みの性別として、就職ができれば、
いわゆる埋没した生活が、可能です。
 
昔は、TS(トランスセクシャリズム)って、自称しました。
ようするに、見てくれが、ものを言うと、
GID(性同一性障害)の仲間内の間で、主張しました。
 
実際には、生まれた体の性別の社会に、
適応できていなかった人が、ほとんどですので、
健常な社会生活を、知りません。
 
その気持ちのまま、戸籍の性別を変更して、
性転換後の性別の社会に、望みの性別として、暮らすことになります。
望みの性別でも、やっぱり、孤立すれば、
GIDよりも、統合失調症やうつ病を含めて、他の精神疾患の症状が、
目立つようになる人も、少なくありません。
 
せっかくSRS(性転換手術)を受けて、戸籍の性別を変更したのに、
望みの性別の社会よりも、
売春を営む社会や、GIDの仲間内の社会などに、
たむろする人たちもいます。
 
     ホルモン療法を受けたいと望むGIDの人に、
     生活の算段を尋ねても、
     ほとんどは、顔や体や服装などの、
     通りすがりの社会でしか、通用しないような、
     見掛けの性別の、文化的特徴しか、思いに描いていません。
 
     ちょっと見(み)の、性別の特徴しか、
     経験していないって、すぐにわかりますから、
     心の性別って、文字通り、空想上の性別です。
     それなのに、自分の心は、言葉遣いや物腰や仕草などから、
     望みの性別の通りであったと、頑固に主張します。
 
     ジェンダーって、性別の社会的役割なんですけれど、
     これまでの生活や、これからの生活の算段から、
     GIDの心の性別に、社会的役割なんか、無いと、わかります。
     憧(あこが)れのことを、
     心の故郷(ふるさと)と主張しますから、美しいものです。
     
     それだけ、世の中の汚い物に、馴染めずに、
     腐臭を、洗濯したいのかも知れません。
     
     性転換をしても、
     性転換後の性別の、社会的役割を持てない人が、
     ほとんどですので、
     GID(性同一性障害)のほかの、
     精神障害の症状の、目立つようになる人が、
     半数ぐらいになります。
 
     GIDと診断された人は、
     ホルモン療法やSRS(性転換手術)を受けなくても、
     同じ比率で、他の精神障害が目立つようになります。
 
     ホルモンや手術を受けたい人に、
     望みの性別の、社会的役割を得るための、
     生活の算段を尋ねれば、
     その人の、ものの考えや感じ方の間違いが、
     見えて来ます。
 
     カミングアウトをすれば、
     精神障害者としての、保護された生活になります。
     カミングアウトをせずに、望みの性別の一員になるには、
     どうすれば良いのかって、すぐにわかります。
 
     受診する前から、望みの性別の、
     社会的役割を担(にな)っていた人なんて、
     ほとんどいませんのに、
     どうして、自分のジェンダーは、体の性別と違うって、
     言うのかしら。
     ジェンダーって、性別の役割なのに… 
 
     どうして、顔や体型が、生まれた体の性別の通りなのに、
     望みの性別の社会的役割を、受け持つ積もりなのかしら。
     ホルモンや手術を受けても、体型なんか、変わりませんから、
     戸籍の性別を変更して、望みの性別に成り済ましても、
     たくさんのGIDの人が、すぐに孤立してしまいます。
 
     だって、体の形が異性に似ているために、
     差別されたあげくに、性転換をしたいと、
     自分から言い出した患者さんを、
     わたしは、たくさん知っているもの。
 
     体の形が、みんなと違うと、のけ者にされて、
     精神の病気になります。
     のけ者にされて、孤立するだけでなく、
     頭がおかしくなるの。
     
     それなのに、生まれた体の性別の通りの、体型の人が、
     自分は、望みの性別の社会的役割を、
     これまでから担って来たと述懐して、
     ホルモンや手術を受けて、
     性転換して、心の故郷に戻りたいって主張するのは、
     ようするに、服装の見掛けの、性欲遊びに嵌(は)まって、
     頭がおかしくなったように、見えます。
 
     どういうふうにして、
     社会的な性別の役割を、獲得する積もりなのか、
     それとも、
     これまでに、すでに獲得している実態があるのかを、
     尋ねれば、
     だいたい、心のどのへんが、おかしくなっているのか、
     わかるような気がします。
 
GIDって、生活全体が、地に足の着かない状態になります。
上(うわ)の空や、あさって、という感じです。
治り始めるまでに、少なくとも、10年ぐらいは、かかります。
     
治ってきた後の生活を、どのように建て直して、
地に足の着いた実生活を、取り戻すかってのを、
患者さんの話を聞きながら、わたしは算段しています。
獲(と)らぬ狸(たぬき)の皮算用かしら。
 
性別の社会的役割を担(にな)うって、
これは、あなたの責任ですって、みんなの仕事を、任されることね。
そういう言葉に出さなくても、
そういう役所(やくどころ)に、嵌(は)められているってこと。
みんなから、そうさせられて、
自分も、それに満足していれば、なおよろしい、って感じかしら。
 
文化的性別特有の、そういう役割を、任せられているって、
ジェンダーっていう社会的役割を担っているってことです。
 
婦人会の日帰り旅行の、世話役を受け持つとか、
よその子供の世話を、頼まれるとかって、
なんとなく女の役割みたいで、
みんなに選ばれて、夜中の駐車場を見張って、
車上荒らしを、警察に突き出すとか、
梯子(はしご)をかけて、植木の剪定(せんてい)をするとかって、
なんとなく男の役割みたい。
     
そんな性別の社会的役割や、
ホルモンや手術で体を壊すような、
文化的な、体の見掛けの性別とかって、
そんなにいいと、思いますか。
 
頭のおかしくなったせいで、
男なら、これこれの体、これこれの心、
女なら、これこれっていう具体的な性別の文化を、
変更できなくなった人を、わたしは、たくさん知っています。
 
そういう人たちの、精神の病気の中身を、
まるで正しいことのように、マスコミや学者さんが吹聴するので、
変更できない体つきを、みんなに差別虐待されて、
自分から性転換したいと言い出した人も、たくさん知っています。
 
性転換したいと言い出すと、マスコミや学者さんが喜んで、
美しい話のように仕立てて、みんなに嗾(けしか)けます。
進歩的だそうです。
 
体が異性に似ていたせいで、生殖を犠牲にしてしまった人たちは、
精神の病気が治癒した後に、
マスコミや学者さんを、怨んでいるみたいなの。
生殖を犠牲にした怨みって、大きいと、わたしは思います。
 
GIDっていう精神の病気の人たちから、救世主って仰がれている人は、
精神の病気の、治癒した人たちからは、死刑に近いそうです。
 
治癒したら、どうするかって、
オウムの麻原さんは、考えなかったのかしら。
あっちは宗教だから、仕方ないけれど、
GIDは、精神の病気ですから、治癒するのに…
 
     一般の人が、よく間違うのは、
     学校時代に、女の子の中にばっかり混じって、
     女っぽい男の子や、
     女の子同士の中で、
     男の子のように憧れの的になっていた女の子のことかしら。
  
     そういう人って、GID(性同一性障害)になりませんし、
     性転換をしたいと思ったりもしません。
     女の子の中に混じって、女っぽい男の子って、
     それで、適応しているでしょう?
     女っぽい男の子として、認められているでしょう?
     そういう個性を、すでに認められているのに、
     性転換をしたいなんて、誰も思いません。
     
     女っぽい男性って、それはそれで、価値があります。
     みんなに重宝されます。
     なんで、生殖機能を壊して、性転換したいと思いますか。
     ありません。
 
     女の子の中で、憧れの的のようになって、男っぽい人も、
     宝塚の立ち役みたいなものですから、スターでしょう?
     みんなに褒(ほ)められているのに、
     どうして、性転換したいと思うの?
     そんなことは、ありません。
     ついでに言うと、宝塚の立ち役は、レズでありません。
 
     歌舞伎の女形(おやま)には、
     けっこう、男性同性愛を嗜(たしな)む人がいます。
     でも、女性との生殖を拒否する人は、いないみたい。
 
     一般の人のなかには、学校時代の、そういう人を、
     性同一性障害のように、誤解している人もいます。
     女っぽい男性や、男っぽい女性として、
     ちゃんと認められて、適応している人は、
     それこそ、みんなに認められた個性ですから、
     絶対に手放しません、性転換なんか、しません。
     女っぽい男性や、男っぽい女性って、
     それはそれで、価値が高いみたい。
 
     

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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