東大寺の二月堂の下です。
古い写真ですけれど、季節は今。
お松明(たいまつ)を作っている最中ね。
夜になると、松明に火をつけて、廊下の階段を、駆け上がるの。
二月堂の舞台から、振り回すと、火の粉が飛んで、奇麗。
燃え滓(かす)を拾うと、寝小便に効くそうです。
何年か前に、奈良のGID(性同一性障害)の人が、案内してくれました。
MtF(male to female 男から女へ)の人ですけれど、
SRS(性転換手術)の後に結婚して、代理母に妊娠してもらいました。
自分の凍結精子です。
生まれたお子さんも、お嫁に行く年頃でした。
性分化疾患のリエゾンから、GID医療を手掛けたので、
生殖医療って、内緒でしたけれど、
安楽死と同じくらいに、当たり前でした。
大昔は、凍結技術がありませんでしたけれど、
お釈迦さんの息子さんの、ラーフラって人も、
身代わりの呪術師と、お釈迦さんの奥さんとの間に、
生まれた子でないかと、言われています。
ラーフラって、障害という意味ですけれど、
お釈迦さんは、わが子に、そう名付けて、出奔しました。
宗教に凝る人って、今も昔も、精神科に近いのかも。
関西では、お水取りが終わると、春ですけれど、
3月1日から、本行と言われるお松明のイベントが、
夜毎(よごと)に、観光客を集めます。
昼間は、走りの法っていう五体投地のパフォーマンスもやってくれるの。
座布団の上に、身を投げ出す時に、
プロレスみたいに、二月堂の板張りの床が、凄い音を立てます。
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