柊(ひいらぎ)の雄株の、雄花(おばな)です。
雄株には、雄花しか、咲かないみたい。
両性花の咲く雌雄同株(しゆうどうしゅ)の株もあります。
雌花(めばな)しか咲かない雌株は、見たことがありません。
金木犀(きんもくせい)と比べて、花の咲く時期が遅く、花の色が白色で、
しっとりとした上品な香りです。
水仙(すいせん)の香りに、近いかしら。
葉っぱは、柊(ひいらぎ)ですから、とげとげです。
昔は、お便所が汲み取りでしたから、
香りの木と前栽(せんざい)は、家に必ず必要でした。
都会の戦後の、高度経済成長期よりも前の、急拵えの民家は、
前栽がないのに汲み取り式便所っていう異様な様式でした。
戦争に負けて、焼け野原になったし、
経済が戦前よりも衰退していたので、仕方なかったのかも。
団塊の世代と言われる人たちは、
半数以上が、そういう家に生まれました。
わたしが診たGIDの人たちも、わたしと同世代の極貧の人たちでした。
田舎の人は、農地解放のお陰で、小さな田畑を手に入れましたけれど、
現金収入がなく、自給自足でした。
高校へ行くお金もなく、集団就職の夜汽車に乗って、
都会に出て働きました。
そういう人たちが、性転換したの。
同じ世代でも、大学まで出て、
性転換を囃(はやし)し立てている学者さんとは、違います。
子供の頃って言えば、農家なら肥(こえ)たごを担いでいたし、
田舎から出てきた都会の人なら、
長屋の小さな家に生まれ育ったはずなのに、
そのことを尋ねられると、黙(だま)ってしまいました。
GIDって、そんな人が多いの。
背伸びをして、お金持ちの真似(まね)をしようとして、
みんなと一緒に競(きそ)うのが、
みんなと一緒のことが出来るって意味でした。
それが出来ないと、置いてけぼりにされて、
辛(つら)く寂しい人生になりました。
子供の頃の生活を、恥ずかしいと思っている人が、GIDには多いの。
子供の頃から、自分の心は異性だったと、口を揃えて言います。
まるで、異星人みたい。
客観的事実を許容できずに、自分を隠すための、心の性別かもね。
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