うちの近所 233 シャカムニ

 
シャカムニって言われるのは、
性分化疾患のうち、思春期以後に一貫して、性欲が無いと自覚されて、
大人の色気のある文化の、楽しさを実感できない人達です。
 
周囲の健常な人が、次々に結婚する年齢になると、
自分だけが、置いてけぼりにされる気持ちになり、
世の中が、墨絵に感じられます。
 
雪合戦に興じるような、子供の無邪気な楽しさは、
人と共有できますけれど、
スカートの丈や、髪の毛の長さが、どれくらいなら美しいとか、
贅沢な生活を見せびらかす雰囲気とかに、魅力を感じません。
 
生殖を誘う文化が、動物的に単純な脳味噌の、哀れさに見えますけれど、
いつまでも、子供らしく暮らすわけには、行きませんので、
他人と、性欲を共有できずに、大人の社会に適応できないとなると、
やがて、孤立して、生きることが虚(むなし)しく感じられ、
高い確率で、自殺します。
 
性分化疾患の症状として、性欲欠如が起これば、
体の治療によって、精神症状も、改善されることがあります。
外科的治療法の一つとして、
MtF(male to female)の、SRS(性別再判定手術)が行なわれます。
性分化疾患では、SRSを、性転換とは、必ずしも言えませんけれど。
 
卵巣と精巣の、両方を持つ人や、いずれも持たない人や、
性器の外観が、男女の紛らわしい人の病気を、
かつては、半陰陽やインターセックスと、言っていました。
最近は、性分化疾患と、言います。
同じ仕組みの病気でも、軽症でしたら、
性器に、異常をきたさない人も、いますので、
性分化疾患という纏めかたは、性器の異常に着目した分類です。
 
性分化疾患と、性欲の無い精神症状が、同時に現れていても、
男性器を作るFtM(female to male)のSRSでは、
治らないと言われています。
また、女性器を作るMtFのSRSでも、
女性の体型や頭骨や肌質や皮下脂肪などの、
女性としての、文化的な体の外観や体質でなければ、
性欲の無い精神症状は、治らないそうです。
 
     シャカムニと言われる性欲の無い精神状態は、
     性分化疾患の精神症状として、起こるだけでなく、
     性器に異常がなく、性分化疾患でないにもかかわらず、
     精神症状だけが、起こる場合もあります。
     これも、シャカムニと言いますので、
     紛らわしいかも知れません。
 
     こちらのほうが、遙かに多数ですが、
     その場合にも、女性的と言われる体型や体質でしたら、
     MtFのSRSによって、性欲が涌いて来ます。
     GID(性同一性障害)の、MtFのSRSと同じですが、
     精神症状の特徴から、他のGIDと区別されて、
     シャカムニと呼ばれます。
     
     性分化疾患のシャカムニや、GIDのシャカムニに比べて、
     遙かに多いのが、
     性分化疾患でなく、体型体質が女性に似ているのでもなく、
     性欲の無い精神症状だけが、現れる人達です。
     この人達は、女性の体に似ていませんから、
     性転換に適応しませんが、それでも、性転換する人がいます。
     やはり、GIDと呼ばれ、シャカムニと呼ばれますから、
     だんだんと、紛らわしくなります。
 
     性転換によって、性欲が出て来るかも、関心事ですけれど、
     人生が楽しくなり、孤立せずに、他人と仲良く暮らして、
     自殺を防げるかが、最大の問題です。
     いまのところ、まだ、治療効果はわかりません。
 
     シャカムニの人達は、性分化疾患であってもなくても、
     女性的な体型や体質であってもなくても、
     共通して、思春期に、同年齢の友達や、一般の大人の言動や、
     世間一般の、風俗や美と言われる流行などが、
     救いようのない色ボケの痴呆に、見えて来ます。
     異性にちやほやされて、性的快感に浸りたいための、
     幼稚な心が、ガラスの中の絵本のように、見え透いて来ます。
      
     麻薬やコカインが欲しいために、間抜けな犯罪に走るように、
     性的快感に浸りたいための、
     大人の、文化や風俗や贅沢や自尊心や自惚れや、
     攻撃や競争などの、愚かな色ボケの心を、
     世間一般の人は、自制できません。
 
     手鏡の先生の気持ちと、同じです。
     彼は、女子高校生のスカートの中を、
     覗きたいと思いましたが、
     彼だけでなく、世間の人は、男も女もみんな、
     色ボケにうっとりして、夢うつつで暮らしています。
     彼を非難するのは、目糞が鼻糞を笑うようなものです。
 
     お母さんの目には、
     子供の嘘が、手に取るように、わかりますけれど、
     シャカムニの人には、思春期以後の大人の文化が、
     透明なガラスの中の、幼児の絵本のように、
     脆(もろ)い虚構に見えるそうです。
 
     大人の心は、脳内麻薬に溺れた色ボケの、
     幸せな痴呆ですけれど、
     実際は、みんなと一緒に、暮らすことができなければ、
     シャカムニの人達のほうが、孤立して、
     やがて、世界が鉛(なまり)色の、
     重く悲しい、底なしの不幸せに、見えて来ます。
 
     うつ病みたいですけれど、
     シャカの人達は、性欲の無いことが原因であると、
     はっきりと、自覚しています。
     人は、いつまでも、赤ちゃんや幼児のように、
     大人のすることを、じっと、目を凝らして、見ていられません。
     自分も、いつかは、大人のように、
     色ボケにならなくてはいけません。
 
     ガーシュインのオペラの、『ポーギーとベス』の中の、
     サマータイムという子守歌のように、
     健常な人は、思春期になると、翼を広げて飛び立ちます。
     One of these mornin's you goin' to rise up singin'.
     Then you'll spread yo' wings an' you'll take the sky.
 
     シャカムニの心は、澄明なのに、
     いつまでたっても、飛び立てません。
     鳥が嫌いっていうシャカムニの人がいて、
     巣の中の雛鳥が、恐竜のように見える、と言います。
     大人の心や社会を、ガラスの中の絵本のように、
     じっと、目を凝らして見ている自分が、
     恐竜のようだそうです。
 
     鳥って、爬虫類から進化しましたから、
     翼の生え始めた頃の恐竜って、
     生まれたばかりの、雛鳥(ひなどり)に似ています。
     実は、わたしも、毛のない雛鳥を食べると、
     子供の頃に、絵本で見た恐竜を、思い出して、
     声の出し方が、変わります。
 
     シャカムニの人達は、性欲の無いことから、
     全世界が墨絵のように見えて来て、
     やがて、鉛(なまり)色の、重苦しさに変じる過程を、
     しっかりと、自覚しています。
     うつ病とは異なります。
     子供のように、無邪気に遊ぶことが、楽しかったのに、
     大人の色気に親しめずに、孤立して行くにつれて、
     子供の無邪気さの中に、残酷さが見えて来て、
     自分の居場所が、なくなって行きます。
     むしろ、境界性人格障害に近い感覚です。
     
シャカムニの人に、女性のいない理由が、よくわかりません。
女の子の躾(しつけ)は、
男性の性欲を、それとなくそそる色っぽさを、教えますが、
男性の自制力を、失わせるほど強くそそると、叱ります。
男の子には、自分の性欲を抑制するように、躾けます。
このことから、シャカムニの性欲の無さは、
極端な性欲の抑制でないかと、言われています。
抑制を解いて、色ボケにしてあげたほうが、治療になります。
 
シャカムニは、放置すれば、半数が自殺すると言われてます。
世の中の、自殺する人の多くが、
隠れたシャカムニでないかとも、言われています。
 
このために、ちっとも女性らしくない体の素質なのに、
性転換を強行するGIDの人もいます。
これでは、性転換しても、暮らして行けませんので、
1970年前後にSRSを受けて、
年寄りのGIDと自称していたシャカムニの人達は、
最近のGIDの子たちに、思いとどまるように、進言したそうです。
 
すると、「黙らないと殺す」と、脅迫されました。
家の壁に落書きをされたり、猫を焼き殺されたり、
車を傷つけられたりして、犯行声明もあったそうですけれど、
同じGIDを告発するような、愚かなことは、できません。
 
性欲の、全く無い人だけでなく、性欲の足りない人もまた、
シャカムニと似たような、精神症状かも知れません。
そうすると、MtFだけでなく、FtMにも、類似の人のいる可能性があり、
GIDの色ボケが、治療効果を意味しているとも、理解できます。
 
シャカムニの人の言うには、
性転換によって、性欲の無いのが治るのは、
簡単に言えば、色ボケのせいです。
なぜ、今まで現れなかった色ボケが、性転換によって現れるのかは、
これまでに、何度も書いて来ましたから、
本日のところは、省略いたします。
 
性欲って、根本的には生きる意欲と同じです。
生殖や世代交代のことや、育児や、
自分の命を捨ててでも、親が子供の命を救う気持ちなどを、
これまで、何度も書いてきたつもりですけれど、
全然、通じていなかったみたいで、申しわけないと思っています。
 
色ボケの意味を、少し解説しないといけないかも。
シャカムニのことを書くと、
お話が立体的になり、陰翳(いんえい)がつきますけれど、
難しい問題があるので、そこまで書き進めていません。
うつ病とシャカの、識別のこともありますけれど、
GIDの人たちに、性分化疾患を説明しなければいけないので、
火に油を注ぐことに、なりかねません。
発達障害でも、てんかんの人が少なくありませんが、
難しくなりますので、躊躇(ちゅうちょ)していました。
性分化疾患でも、てんかんが目立ちます。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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