焼き鳥 195 痴呆

立ち食いの、焼き鳥屋さん。
 
 
発達障害って、知能の低い人や、動作の協調しない人なら、
わりと、客観的な検査に、現れますので、
健常な人には、検査をしなくても、わかると思います。
 
知能も動作も、正常なのに、発達障害って子の中に、いちばん多いのは、
集団行動ができずに、道徳規範を守れなかったり、
他人との日常会話が、ぎこちなく、どもりそうで、どもらず、
チックはあるけれど、トゥーレットと言うほどでもなく、
みんなの真似ができずに、なぜ、できないかを説明もできずに、
孤立して、自閉して、引きこもりやすく、
社会の端っこのほうに、吹き溜まって行く子たちです。
 
知能も学力も、正常ですので、頭が良ければ、
一人で引きこもって、お勉強して、お医者さんになる子や、
大学院まで行ったのに、就職できない子や、
お勉強が、嫌いでしたら、落ちこぼれて、中途退学して、
定職もなく、歓楽街の片隅の、場末の酒場にたむろして、
社会の底辺で生きる子などが、少なくありません。
 
ノーベル賞の江崎玲於奈って人は、
どもりのようで、どもりでないような話し方で、
GIDに、よくある感じです。
また、トゥーレットと言うほどでないだけでなく、
大人になって、かえって、チックの目立つ人も、
GIDに少なくありません。
ベタ足とかもね。
 
お医者さんも、歓楽街も、刑務所も、社会の端っこですけれど、
性転換が流行して、精神科の病棟という端っこが、
もう一つ加わっただけです。
ノーベル賞が、異端かは、知りません。
 
思春期以後、だいたい、変人の、人格障害みたいになりますけれど、
嫌々ながら、かたぎの社会に、適応しようとすると、
鬱病や統合失調症などの、いわゆる精神病になるかも知れません。
 
最近は、いいお薬が出ていますので、
統合失調症も鬱病も癲癇も、その他の精神疾患も、
根本的に違う病気のように、区別する必要はないと思います。
お薬の分類で言うなら、
抗精神病薬も、抗鬱剤も、抗癲癇薬も、抗不安剤も、
みんな、一緒くたに使っている人が、結構います。
多剤併用では、十種類ぐらいになったりね。
 
患者さんが、診察室で訴える症状と、
日常生活の観察から、わかる症状とは、全然違います。
入院中と、退院後でも、全然違います。
診察室で、患者さんの訴える症状と、入院病棟で、観察した症状だけで、
お薬を組み合わせるのは、当てずっぽうに近いのですけれど、
若いお医者さんは、お薬の組み合わせに、自信があるみたい。
架空の症状に、お薬を出すようなものなのに。
 
患者さんの言う通りを、信じていると、
GIDっていう診断名や、性転換っていう治療法も、あり得るかもね。
患者さんが得をする場合も、損をする場合もありますので、
一概に、善悪は論じられません。
 
精神科の患者さんって、調子がいいって、お医者さんに言うときは、
調子が悪いかも。
お医者さんに、いろいろ詳しく、症状を訴える時は、調子がいいみたい。
言葉よりも、表情や服装や動作のほうが、あてになるぐらいですけれど、
異常ないって、御本人が言えば、
こちらから質問して、受け答えが円滑かを、瀬踏みします。
症状が悪くなると、紋切り型の問答無用になって、
雑談や冗談に、応じられなくなります。
昨日の晩ご飯も、今日の朝ご飯も、言えなくて、
食べてないのか、覚えてないのか、自分でわからなかったり。
 
精神の病気の患者さんって、表情や動作が、ぎこちなくなります。
GIDの患者さんも、その一種で、
演技して、わざとらしかったり、能面のようだったり。
FtMには、素人芝居みたいな人が多く、MtFは、お人形さんね。
解離性同一性障害の子なんか、演技ばっかりですけれど、
御本人は、嘘偽りのない正直な自分と、思っています。
 
患者さんと、宿泊施設なんかに、半年間ぐらい、
一緒に住み込んで、日常生活を共にすると、よくわかります。
御家族との連絡を、絶やさないように、
受診日に、連絡用の書面を、持参してもらうと、
家庭での様子が、簡単にわかりますけれど、
告げ口をされるみたいで、患者さんが嫌います。
 
精神科の患者さんって、変化にすごく弱い人が、少なくありません。
受診しない人でも、
乳幼児期に発達障害の認められた人は、その傾向があります。
女性では、健常な性周期の、性ホルモン量の変化や、
更年期に耐えられなかったり、
男性では、射精するときの、ジェットコースターのような、
気持ちの変化に、耐えられなかったり、
オナニーをすると、ニキビが出て、露出症になったり。
 
お薬にも耐えられなくて、副作用が出やすく、
お酒が入ると、すぐに記憶が変になります。
性ホルモン剤の副作用も、覿面に精神に出ます。
 
こんなの、ずーっと観察していると、
他人の目には、変化に適応できずに、
制御が不能になるって、わかりますけれど、
御本人は、自覚していませんから、精神科を受診しません。
悪いことをすれば、許してもらえずに、刑務所に行くのは、
精神科を受診しても、同じですけれど。
薬漬けも、性転換の自傷も、避けるのがいいみたい。
素敵な人に出会えれば、治るのに、
GIDの人は、異性を信じずに、自分で演じます。
 
GIDの患者さんには、ホルモン療法やSRS(性転換手術)などを、
病気の治療でなく、美容医療のように、
生き方や趣味などを、補助するものと、主張する人もいます。
美容外科の先生の中には、精神外科を自認する人もいるように、
健常なのに、美容手術を受ける人って、
他人の目から見れば、精神障害って、わかるみたい。
 
美容手術を繰り返す人は、ここだけの話ですけれど、
かなりはっきりと、精神障害と言えます。
芸能人にも、なんとか園子っていう人や、
なんとかジャクソンっていう歌手がいましたけれど、
GID(性同一性障害)と、どんぐりの背比べでした。
 
美容手術が趣味って人、多いと思います。
将来、御両親や兄弟姉妹を失い、
近親の身寄りが、いなくなることも、ありそうでしたら、
肌身離さずに持っているお守りなんかに、
病歴を書いた紙片を、入れて置いたほうがいいかも。
 
     GIDは、65才時点で、すでに5%ぐらいが、痴呆です。
     一般の人は、1%ぐらい。
     65才以上の全員では、GIDは、25%ぐらいが痴呆。
     一般の人は、8%ぐらいです。
     GIDの痴呆の特徴は、
     脳血管障害や、アルツハイマーなどによるもののほかに、
     統合失調症の認知障害と、よく似たタイプの痴呆が、
     多いことです。
 
     統合失調症による認知障害や、発達障害の知的障害などは、
     一般に、認知症に含まれません。
     ここでは、統合失調症やGIDなどの、
     原因となる器質的な病変のない認知障害と、
     脳血管障害やアルツハイマーなどの、
     器質的な病変によって起こる認知障害との、
     両方を合わせて、GIDの痴呆としています。
     発達障害の知的障害によるものは、GIDにないはずです。
 
     分類って厄介で、発達障害にしても、先天的なものを言い、
     生後の成育環境によるものは、発達障害でないと、
     定義する人もいます。
     器質的な原因が、はっきりしていれば、
     そっちのほうの、診断名がつきますので、
     だいたいは、原因となる器質的病変の、不明なことが多く、
     脳の機能の障害として、
     主に乳幼児期の、能力の発達の、不足を言います。
     必ずしも、先天的とは、限りません。
 
     発達障害は、生物学的要因によるとして、
     躾や家庭環境によるものなどを、除外する人もいますけれど、
     胎児期の母胎環境を、生物学的要因として、
     生後の家庭環境を、生物学的要因でないとする理由は、
     曖昧です。
 
     乳幼児期の家庭環境や、躾などは、
     胎児期の成育環境と同じぐらいに、
     精神や脳の発達に、不可逆的に影響することが、
     少なくありません。
     脳は3才頃まで、神経細胞が増殖して、
     器質を形成しますので、
     その頃の、家庭環境や躾などは、
     生まれる前の、子宮内の成育環境と、
     よく似た意味を持ちます。
 
     御家族の精神的負担を軽くするために、
     医師は、発達障害を、躾や家庭環境によらずに、
     生物学的要因によると、言ったりしますが、
     統合失調症の、患者さんのお母さんに、
     統合失調症は、躾によるものでないと、言ってあげるのと、
     似たような人情です。
     変更不能なら、今さら、お母さんや御本人を責めても、
     治療の妨げになるだけです。
 
     実際は、発達障害でも、
     躾や、家庭環境が、発症に大きく影響します。
     変化に適応する能力が低く、ストレスに弱い脳の機能と、
     実生活の、ストレスの存在が、原因になります。
     脳の、不可逆的な機能の形成も、
     ストレスの多い家庭環境によるかも知れません。
 
     乳幼児期に、体の病気があれば、病気の治療もあります。
     体の病気と、病気の治療の、両方に適応するように、
     脳が発達します。
     健康な状態にも、治療のない状態にも、
     どちらにも、適応できなくなるかも、知れません。
 
     毎日、走り続けていると、走ることに、適応しますが、
     じっとしていることに、適応できなくなります。
     毎日、じっとしていると、
     じっとしていることには、適応しますが、
     走ることには、適応できなくなります。
     似たようなことが、
     脳の器質の、形成される乳幼児期に起こると、
     脳の機能が、変更不能になることもあります。
 
     様々な状況に対応して、できるだけ幅広い許容範囲と、
     自在に融通を利かせる適応力を、獲得するには、
     人生に予想される様々な生活条件のうちの、
     真ん中ぐらいの、最も多用する生活環境の中で、
     乳幼児の脳の、器質や機能を形成するのが、最も合理的です。
     それぞれの能力には、学習に最適の、年齢がありますので、
     器質が形成された後の、経験によって得られる能力を、
     3才未満に訓練しても、徒労に終わるかも知れません。
 
     GIDや鬱病や解離性障害なども、
     躾が原因でないと、言えませんけれど、
     今となっては、変更不能なら、
     今さら、御両親や御本人を責めるのは、酷です。
     遠回りでも、適応できる方法を、考えなければならず、
     変更不能な能力の不足を、特定しなければなりません。
     多くは、性別のことでありません。
 
     脳血管障害や、アルツハイマーなどによる認知症は、
     脳の、器質的な原因によりますが、
     器質的な原因のない統合失調症にも、
     さほど変わらない精神症状が、現れます。
 
     統合失調症やGIDなどでは、
     いったん、健常と言えるほどの能力まで、
     発達していたにも関わらず、
     おもに思春期以後に、能力が低下して、
     さまざまな精神症状をきたします。
     発達障害では、低い能力しか、発達していません。
 
     脳血管障害やアルツハイマーなどの、認知症では、
     器質的な病変と、知能の低下と、
     統合失調症にそっくりの、さまざまな精神症状が現れます。
 
     統合失調症では、脳の、使用されない領域の、
     廃用性の萎縮が、認められます。
     ほとんどは、御本人が使用を拒否した機能に応じた萎縮です。
 
     発達障害でも、最初から、知能などの能力不足や、
     さまざまな精神症状が、認められるだけでなく、
     脳の、廃用性の萎縮も、認められます。
 
     GIDに多い幼児期や学童期の、
     人との会話の、ぎこちない応答や、
     集団行動の困難や、自閉傾向や、
     チックや、どもりや、べた足や、
     思春期以後の、人格障害様やヒステリー様の精神障害なども、
     脳の機能の、軽い発達不足や、
     発達後の、能力の低下などの現れです。
     進行性の低下が、ひどくなれば、
     知能検査によって測定可能な、知能の低下になります。
 
     基本的には、脳血管障害やアルツハイマーによる痴呆と、
     同じ精神症状をきたしますが、少々の廃用性の萎縮を除いて、
     脳の器質の破壊を、招くことはありません。
 
     GIDに痴呆が多いのは、ただの人格障害でなく、
     性的快感にしがみついて、
     色ボケを手放そうとしないからと、思いますけれど…
     ヒステリーってことですけれど、
     知能や動作が正常なのに、軽い発達障害があって、
     みんなと同じことのできない子は、
     恥も外聞もなく、性欲をむさぼり易い気がします。
 
     わたしが、20年ほど前に手掛けた12才頃の、思春期の、
     軽症の発達障害の子の、ほとんどに、
     性欲を自制する能力が、著しく低い特徴がありましたので、
     異性装を覚えれば、
     手術をしていないのに、男の子が女風呂に入ったり、
     女の子が、乳房を自傷するぐらいに、
     自分のことを、異性と思い込むことが、
     充分に、ありそうでした。
 
     みんなの真似ができずに、自閉して、
     オナニーを経由する道筋でなくても、
     みんなの真似ができないことが、
     性欲を自制する社会性の未発達と、類似の意味ですので、
     異性に対する性欲から、直接に、
     自分は異性であると、全身で表現して、
     GIDになる可能性があります。
     
     隠れてオナニーをするようには、
     恥や外聞を、気にしないかも知れません。
     性器だけをいじくって、気持ちよくなるようには、
     要点だけを、狡賢く習得しないかも知れません。
     自分は異性であると、いきなりGIDを実行するのが、
     オナニーの、正直な理解の仕方です。
     広範性発達障害のように、生殖や社会性の意味を、
     理解できない自我障害の特徴が現れると、
     まともに、GIDになります。
 
     GIDの半数は、治癒しますので、
     治癒した人は、GIDとせずに、
     痴呆になる人の比率を、割り出します。
     長谷川式の簡易検査を、口頭で使用します。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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