薬師さま 181 扁桃体

昔、この町に暮らしていましたので、なつかしい。
何処か、言いません。
江戸時代にマラリアが流行した時に、薬師如来のお告げがあったそうです。
草を刈り、薮(やぶ)を焼き、どぶを浚(さら)いなさいって。
そしたら、流行がおさまったので、感謝して、薬師堂を建てました。
マラリアって、蚊が媒介しますけれど、
薬師さまも、江戸時代になると、さすがに、お告げが合理的です。
 
医王山って書かれた扁額が、懸(か)かっていますけれど、
お堂の50mほど後ろの、お墓の横の、
雨ざらしの、立派な十一面観音の連れ合いで、
真光寺っていうお寺の、残骸です。
空襲に遭(あ)ったの。
観音さんと、薬師さんは、焼け残ったみたい。
 
薬師如来は、お薬を使って、病気を治しますから、
もしかしたら、お薬屋さんや、お医者さんの、御贔屓(ごひいき)かも。
 
今年の梅雨明けは、順調でしたけれど、
梅雨明け十日を経て、夕立が降り始めたのも、例年通りですので、
9月になると、急速に秋めくかも。
山登りは、今のうち。
お盆になれば、雨の日が多くなります。
 
GID(性同一性障害)って、
異性装や同性愛や、男勝りや、女々しいのとは、違うし、
他の精神障害の、症状として表れるものは、
除外することに、なっています。
 
実際には、全員が、それらの何かに、関係がありますので、
そう簡単に、違うと言えません。
SRS(性転換手術)を受けたいとか、性ホルモン剤を使用したいとか、
異性装を正当化するためや、戸籍の性別変更や改名のために、
診断書が欲しいとか、
具体的な目的のために受診する人を、GIDという診断名に纏めています。
 
現金な目的でない人は、受診しません。
GIDは、全員、生活に支障をきたしていますけれど、
かなりの人が、それを自覚しています。
社会に適応していないと、言ってもいいのですけれど、
そうなると、ほとんどの人は、自覚していません。
 
GID医療によって、御本人の自覚するところの、生活の支障が、
軽減されます。
社会に適応できるかは、半数の人について、疑問です。
GID医療が、適応を阻害しているかも知れません。
 
変なことを言いますけれど、病識のない精神障害では、
医師のほうが、一方的に、精神障害と決めつけることがあります。
でも、だいたいは、周囲の人や、世間一般の見方を、
お医者さんが、代表して、見計らっているだけです。
 
民主主義の裁判と同じね。
右顧左眄して、みんなの意見を見計らって、判決します。
杓子定規に、法律を持ち出すのは、あとから、こじつけているだけ。
大切なのは、国民の多数が、どう考えているかってこと。
 
精神科の医療でも、大切なのは、みんなが許容できるかってこと。
人を苦しめて、御本人が大喜びする症状もありますから、
御本人が気持ちいいって、確信しているだけでは、
自覚もなく、人を苦しめて喜ぶ病気かも、知れません。
 
病気でなければ、刑務所のほうに、行ってもらいますので、
周囲や、世間の人が、許容しようって思う気持ちは、とても大切です。
精神科のお医者さんは、みんなの気持ちを見はからって、
保護してあげなければいけない患者さんを、見分けます。
GID(性同一性障害)って、診断します。
診断基準なんか、
あとから、杓子定規にこじつけるための、小道具にすぎません。
 
患者さんには、本物のGIDがある、と言う人もいますし、
GIDの診断名をなくすべし、と言う人もいます。
患者さんの言うには、GIDって、
本人に責任のない脳の個性なので、責任能力は完全だそうです。
社会の無理解によって、心や生活に、支障をきたしていますけれど、
SRS(性転換手術)やホルモン療法などの、
美容医療によって、軽快するので、
健康保険の適用を受けるのは、基本的人権であると、訴えます。
病気でありませんので、GIDの診断名は、なくなるほうが良いそうです。
 
半数ぐらいの人は、本気でそう思っていますが、
発症してから10年以上経っても、それを信じ続けている人と、
生涯、GIDの治らない人とは、わりと一致するかも知れません。
 
扁桃体がどうのこうのって、言う人がいますけれど、
そんなことですと、MRIやPETを見れば、
GIDかどうかを、診断できますので、
発症後10年以上経っても、本物のGIDなどと言っている人は、
GIDでないと診断されて、可哀想なことになるかも知れません。
 
GIDは、荒川沖の死刑囚と、似たような病気で、
軽症の発達障害から、人格障害をきたしたものです。
25%程度の人は、抗精神病薬による治療の適応ですが、
一部の人は、統合失調症の診断も可能です。
また、一部の人は、ミュンヒハウゼン症候群に近い、虚偽性疾患です。
発達障害の確認できない人も、少なくありませんが、
とりあえずは、同性愛と関係なく、
生殖を拒否する精神障害と、密接な関係があります。
 
物事を頑固に信じて、退路を断つように実行します。
自分の周囲の人が、通り一遍の幸せになるのを、憎み、
自分は人と違うことを、周囲に認めさせて、喜びます。
殺人や自殺のことを、悪いと言われると、心の中で激しく抵抗します。
  
GIDのような優生医療では、老後に、社会の大きな負担になることが、
今から、はっきりとわかっていますが、
数千人に一人程度の発症率ですと、
それがために、社会が倒れることはありません。
むしろ、優生医療では、病気の遺伝的素質を間引き、
精神障害者が、子供を精神障害に育てることを、予防します。
 
わたしは、そのことが、
確実に、御本人の心の負担になることを、懸念します。
健常な人のようには、独身のまま老化することに、耐えられません。
多くのGIDが、痴呆になることによって、苦しさを免れます。
 
GID(性同一性障害)のままでは、
精神障害の連れ合いと、巡り会うことしか、期待できませんので、
互いに足枷になり、足を引っ張り合い、
二人揃って、精神科の治療を、拒否します。
 
性転換医療では、GIDという精神障害のまま、
うまく生きる道が、最初から摘み取られています。
人工授精や代理母出産などで、性転換を切り抜けられるにしても、
治癒するしか、生きる道が、残されていません。
障害を抱えたまま、病気と仲良く、生きて行く道が、ありません。
GID医療は、瓦全たるよりも、玉砕を望む硫黄島のような医療です。
 
GIDって、ほとんどの人は、
法的に、強制的な治療を受けるような、症状でありません。
御本人が治療して欲しいと、望むことしか、
お医者さんは、無理矢理に治療できません。
患者さんは、ホルモンをしたい、手術を受けたい、診断書が欲しいって、
依頼しますから、
お医者さんは、それに応えられるかどうかを、診ます。
 
患者さんが、
性転換したくて、苦しい気持ちになるけれど、楽になりたいので、
性転換したくなくなるように、治療して欲しいと望めば、
そのように、治療します。
 
GIDと診断された人が、ホルモン療法や手術などを受けなくても、
治療のために、何度でも、戸籍の性別を変更できるようにするのが、
最善です。
手術を受けて、性器の外観を変更した人については、
一般の人と同じように、
特例法によらずに、性器の外観によって、性別を判定すれば結構です。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000