昔、この町に暮らしていましたので、なつかしい。
何処か、言いません。
江戸時代にマラリアが流行した時に、薬師如来のお告げがあったそうです。
草を刈り、薮(やぶ)を焼き、どぶを浚(さら)いなさいって。
そしたら、流行がおさまったので、感謝して、薬師堂を建てました。
マラリアって、蚊が媒介しますけれど、
薬師さまも、江戸時代になると、さすがに、お告げが合理的です。
医王山って書かれた扁額が、懸(か)かっていますけれど、
お堂の50mほど後ろの、お墓の横の、
雨ざらしの、立派な十一面観音の連れ合いで、
真光寺っていうお寺の、残骸です。
空襲に遭(あ)ったの。
観音さんと、薬師さんは、焼け残ったみたい。
薬師如来は、お薬を使って、病気を治しますから、
もしかしたら、お薬屋さんや、お医者さんの、御贔屓(ごひいき)かも。
今年の梅雨明けは、順調でしたけれど、
梅雨明け十日を経て、夕立が降り始めたのも、例年通りですので、
9月になると、急速に秋めくかも。
山登りは、今のうち。
お盆になれば、雨の日が多くなります。
GID(性同一性障害)って、
異性装や同性愛や、男勝りや、女々しいのとは、違うし、
他の精神障害の、症状として表れるものは、
除外することに、なっています。
実際には、全員が、それらの何かに、関係がありますので、
そう簡単に、違うと言えません。
SRS(性転換手術)を受けたいとか、性ホルモン剤を使用したいとか、
異性装を正当化するためや、戸籍の性別変更や改名のために、
診断書が欲しいとか、
具体的な目的のために受診する人を、GIDという診断名に纏めています。
現金な目的でない人は、受診しません。
GIDは、全員、生活に支障をきたしていますけれど、
かなりの人が、それを自覚しています。
社会に適応していないと、言ってもいいのですけれど、
そうなると、ほとんどの人は、自覚していません。
GID医療によって、御本人の自覚するところの、生活の支障が、
軽減されます。
社会に適応できるかは、半数の人について、疑問です。
GID医療が、適応を阻害しているかも知れません。
変なことを言いますけれど、病識のない精神障害では、
医師のほうが、一方的に、精神障害と決めつけることがあります。
でも、だいたいは、周囲の人や、世間一般の見方を、
お医者さんが、代表して、見計らっているだけです。
民主主義の裁判と同じね。
右顧左眄して、みんなの意見を見計らって、判決します。
杓子定規に、法律を持ち出すのは、あとから、こじつけているだけ。
大切なのは、国民の多数が、どう考えているかってこと。
精神科の医療でも、大切なのは、みんなが許容できるかってこと。
人を苦しめて、御本人が大喜びする症状もありますから、
御本人が気持ちいいって、確信しているだけでは、
自覚もなく、人を苦しめて喜ぶ病気かも、知れません。
病気でなければ、刑務所のほうに、行ってもらいますので、
周囲や、世間の人が、許容しようって思う気持ちは、とても大切です。
精神科のお医者さんは、みんなの気持ちを見はからって、
保護してあげなければいけない患者さんを、見分けます。
GID(性同一性障害)って、診断します。
診断基準なんか、
あとから、杓子定規にこじつけるための、小道具にすぎません。
患者さんには、本物のGIDがある、と言う人もいますし、
GIDの診断名をなくすべし、と言う人もいます。
患者さんの言うには、GIDって、
本人に責任のない脳の個性なので、責任能力は完全だそうです。
社会の無理解によって、心や生活に、支障をきたしていますけれど、
SRS(性転換手術)やホルモン療法などの、
美容医療によって、軽快するので、
健康保険の適用を受けるのは、基本的人権であると、訴えます。
病気でありませんので、GIDの診断名は、なくなるほうが良いそうです。
半数ぐらいの人は、本気でそう思っていますが、
発症してから10年以上経っても、それを信じ続けている人と、
生涯、GIDの治らない人とは、わりと一致するかも知れません。
扁桃体がどうのこうのって、言う人がいますけれど、
そんなことですと、MRIやPETを見れば、
GIDかどうかを、診断できますので、
発症後10年以上経っても、本物のGIDなどと言っている人は、
GIDでないと診断されて、可哀想なことになるかも知れません。
GIDは、荒川沖の死刑囚と、似たような病気で、
軽症の発達障害から、人格障害をきたしたものです。
25%程度の人は、抗精神病薬による治療の適応ですが、
一部の人は、統合失調症の診断も可能です。
また、一部の人は、ミュンヒハウゼン症候群に近い、虚偽性疾患です。
発達障害の確認できない人も、少なくありませんが、
とりあえずは、同性愛と関係なく、
生殖を拒否する精神障害と、密接な関係があります。
物事を頑固に信じて、退路を断つように実行します。
自分の周囲の人が、通り一遍の幸せになるのを、憎み、
自分は人と違うことを、周囲に認めさせて、喜びます。
殺人や自殺のことを、悪いと言われると、心の中で激しく抵抗します。
GIDのような優生医療では、老後に、社会の大きな負担になることが、
今から、はっきりとわかっていますが、
数千人に一人程度の発症率ですと、
それがために、社会が倒れることはありません。
むしろ、優生医療では、病気の遺伝的素質を間引き、
精神障害者が、子供を精神障害に育てることを、予防します。
わたしは、そのことが、
確実に、御本人の心の負担になることを、懸念します。
健常な人のようには、独身のまま老化することに、耐えられません。
多くのGIDが、痴呆になることによって、苦しさを免れます。
GID(性同一性障害)のままでは、
精神障害の連れ合いと、巡り会うことしか、期待できませんので、
互いに足枷になり、足を引っ張り合い、
二人揃って、精神科の治療を、拒否します。
性転換医療では、GIDという精神障害のまま、
うまく生きる道が、最初から摘み取られています。
人工授精や代理母出産などで、性転換を切り抜けられるにしても、
治癒するしか、生きる道が、残されていません。
障害を抱えたまま、病気と仲良く、生きて行く道が、ありません。
GID医療は、瓦全たるよりも、玉砕を望む硫黄島のような医療です。
GIDって、ほとんどの人は、
法的に、強制的な治療を受けるような、症状でありません。
御本人が治療して欲しいと、望むことしか、
お医者さんは、無理矢理に治療できません。
患者さんは、ホルモンをしたい、手術を受けたい、診断書が欲しいって、
依頼しますから、
お医者さんは、それに応えられるかどうかを、診ます。
患者さんが、
性転換したくて、苦しい気持ちになるけれど、楽になりたいので、
性転換したくなくなるように、治療して欲しいと望めば、
そのように、治療します。
GIDと診断された人が、ホルモン療法や手術などを受けなくても、
治療のために、何度でも、戸籍の性別を変更できるようにするのが、
最善です。
手術を受けて、性器の外観を変更した人については、
一般の人と同じように、
特例法によらずに、性器の外観によって、性別を判定すれば結構です。
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