水玉模様の傘 163 変更不能

上野公園の彫刻です。
水玉傘の女の子っていう題名だったかな。
 
 
病気や老齢の人は、体や心にかかわらず、
何事につけても、変更不能な事が多くなり、
にっちもさっちも行かなくなり、死にます。
 
赤ちゃんは、ふつう、日が経つにつれて、
何事につけても、変更可能な事が増えますので、
親御さんは、日に日に、嬉しくなります。
 
老人になると、体を動かすことさえ、できません。
手術をすると、それが原因になって、死にますので、
手術もできません。
お薬を飲ませると、それが原因になって、死にますので、
本人だけでなく、御家族も、死ぬのを見守るしか、
してあげられなくなります。
 
変更不能になり、融通が利かずに、頑固になるのは、
物体に近づくことです。
 
性同一性障害(GID)の人は、
たとえば、体が女なのに、心は男と言い、
どうしても、女の服装や振る舞いを、許容できないと言います。
男の服装や、振る舞いでなければ、社会に適応できないと言います。
 
たいていの、FtM(Female to Male)は、
性転換しても、やはり、社会に適応できません。
御本人は、社会の偏見や差別のせいで、生きて行けないと言い、
社会に、偏見や差別をなくすように、要求します。
そうすれば、生きて行けると。
 
これこれの服装や振る舞いを、男のものや、女のものと言うのは、
文化や趣味にすぎません。
時代や場所や人によって、変わります。
いつも、何かの好みを、時代や場所や人は、提示しています。
特定のものを、何も示さない文化や趣味は、ありません。
人間の生活は、文化や趣味の産物ですので、
いつも、何か、特定のものを示さなければ、生きられません。
 
健常な人は、女の服装でも、男の服装でも、変更可能です。
どちらにも適応できて、どちらでも生きて行けます。
どちらでも構いませんので、服装の性別は、文化や趣味にすぎません。
古代エジプトの、食物や風俗や技術でも、生きて行けますし、
現代日本のものでも、生きて行けます。
郷に入れば郷に従え、と言う通りに、
特定の文化や趣味は、好みにすぎませんので、容易に変更できます。
 
GIDは、特定の文化や趣味でなければ、社会に適応できません。
病気です。
実際には、御本人の好む文化や趣味でも、社会に適応できませんので、
死に至る病です。
 
日本の社会は、性別について、特定の文化や趣味を、規定していません。
なんでも構いませんので、FtMのGIDが、
男であると認められなければ、自分は生きて行けない、と言えば、
社会は、認めてあげます。
服装や振る舞いだけでなく、性器の形も、
性別の要件として、社会は、規定していないからです。
 
生物が、特定のものを規定しているのは、生殖です。
有性生殖をする生物が規定しているのは、雌雄の生殖機能です。
性器の形は、最終的に規定していません。
規定すると言うのは、
そうでなければ生命でなくなり、死ぬということです。
 
生命の定義と同じで、絶対的で、
今のところ、人間には変更不能ですので、
本能のように、避けられない至上命題に、感じられます。
プラトンは、イデアと言いました。
最初から、人間が知っていることで、
心の内なるイデアが、洞窟の壁という体の外側に、影を映しています。
人間は、その影を見て、世界の客観的な事実と感じますが、
彼の言うには、イデアの幻影にすぎません。
 
生殖しなければ、生物は死にます。
生殖すれば、個体は死んでも、生命は死にません。
生殖は、生物の定義ですから、生物である限り、絶対に不可欠です。
雌雄の生殖機能を識別しなければ、生殖できません。
目的は、生殖です。
 
何か、特定のものを規定して、生殖機能の雌雄を識別する印とします。
この印を、具体的に何とするかは、たとえ体の事を印としても、
目的と印の、具体的な関係の規定は、特定の文化や趣味にすぎません。
時代や場所や人によって、簡単に変わり得ます。
 
性別に関して、人が規定するのは、
生殖機能の雌雄を識別して、生殖の目的を遂げるための、
便宜的で具体的な印ですので、
性器の形という現実の印は、どのようでも結構です。
下腹部に、ダビデの星の形をぶらさげて、ペニスと自称しても、
そうでなければ、本人が、生きて行けないと言い、
男であると認められることを望めば、社会は男と認めてあげます。
 
性器が、どのような形でも、印にすぎませんから、
生殖できれば、結構です。
どのような形でも、生殖の用を為さなければ、
性別を規定する必要はありません。
ダビデの星の形なら、男と言うのも、女と言うのも、
生殖できれば、どちらと言おうが、一向に構いませんし、
生殖できなければ、やはり、どちらと言おうが、どうでもよろしい。
 
ペニスの形は、美容整形で変更できますので、
特定の文化や趣味にすぎません。
雌雄の印そのものは、大切な目的でありませんので、便宜にすぎません。
大切なのは、生殖機能です。
人工授精ができるのなら、性交渉の可否さえ、さほど重要でありません。
 
生殖を否定すれば、生物は確実に死にます。
健常な社会は、絶対に、死を正当化しません。
GIDは病気だから、優しくしてあげます。
特例法に、それが現れています。
精神障害者に、優しくしてあげる福祉政策です。
 
形は、なんでも構いませんので、
特例法が、特定の性器の形という体の外観にこだわるのは、
有性生殖と、性別の文化の関係を、調停する能力の不足です。
法律の制作に関与した医師や事務官の、能力の不足が現れています。
 
生殖不能でも、社会は、病人を大切にします。
死を正当化しないためです。
さもなければ、ヒトラーのようになってしまいます。
死に至る病人に、優しくしてあげなければ、
命を大切にする心が、疎(おろそ)かになります。
 
     子供のいるGIDを、病気とする理由が、わかりますか。
     すでに世代交代を、ある程度、確保しています。
     生殖機能を阻害しても、
     生命の継承に、さしたる影響がありません。
     美容整形に躍起になる人の病気に、似ています。
     マイケル・ジャクソンと、同じです。
     事実上の、自殺になりますので、重症の病気です。
 
     精神科では、醜形恐怖と言い、ヒステリーに多い症状です。
     これこれの形は、絶対に嫌と言うのと、
     これこれの形でないと、絶対にダメと思うのは、
     似たようなものです。
     美容外科は、病気を煽って儲けますけれど、
     そのことを、精神外科と言う美容外科医もいます。
 
     横綱を神経衰弱と診断した人も、
     包茎治療が得意の美容外科医で、
     精神外科と称していました。
     美容手術によって、心を治療すると、主張します。
     病気を煽るのと、病気を治療するのとは、
     精神外科では、似たようなものかも知れません。
     性転換医療は、美容外科の極みです。
 
     このことを、マッチポンプと言います。
     自分でマッチを擦って、火をつけておきながら、
     真っ先に、ポンプ車に乗ってやって来て、消火活動をします。
 
     どうしても、こうでなければいけない、という事が増えると、
     好きなこと以外のものを、許容できずに、融通が効かなくなり、
     生活が、変更不能になります。
 
     GIDの人は、反対の性別で生きても、いいではないかと、
     開き直りますが、この言い草は、病気です。
     TV(トランスベスティズム)系の、MtFの人は、
     男が、女の服装をしても、構わないではないかと言い、
     自分は、服装にこだわらないので、進歩的なのに、
     旧弊で頑固な、世間のせいで、
     快適に生きる権利を、妨げられているそうです。
     これは、ヒステリーの嘘です。
 
     その証拠に、離婚して、離職して、
     SRS(性転換手術)を受けます。
     御本人は、軽い気持ちなら、そこまでしないと、言います。
     どうして、遊び半分の気持ちであろうかと、
     涙ながらに、世間に訴えます。
     本気に、こだわっているから、病気と言われます。
     進歩的なのでなく、変更不能の選択不能になり、
     そうせざるを得なくなっているので、病気と言われます。
 
     お医者さんは、
     服装や、態度物腰や、言葉遣いや、持ち物などの、
     性別の文化や趣味に、こだわらない人を、
     GIDと診断しません。
     変更不能になっている人だけを、GIDと診断します。
 
     GIDの人は、嘘つきですけれど、
     嘘を自覚できないように、記憶を操作しますので、
     御本人は、心の底から、
     本当の事を言っていると、思っています。
     精神科のお医者さんは、嘘か本当かによって、
     患者さんを賞賛したり、非難したりはしません。
     事実を知りたいと、思っています。
     あてずっぽうでは、治療できませんから。
 
     涙は、その気になれば、
     誰でも、いつでも、ぽろぽろとこぼれます。
     感極まって、涙を流すのは、ヒステリーです。
     それだけ、融通が効けば、
     まだまだ、死にませんから、心理療法の余地があります。
     真っ当な精神科医なら、
     そんな人に、ホルモン療法や手術を、勧めません。
 
     子供のいるGIDの、生殖機能は、さほど問題になりませんが、
     こうでなければ、自分らしく生きて行けないと言い、
     社会に適応できずに、変更不能になっている自分のことを、
     とても進歩的なことを選択して、
     新しい社会を、切り拓く人のように訴え、世間を騙します。
     嘘を自覚しない手段として、色ボケを使います。
 
     ヒステリーの、典型的な症状ですので、
     精神科や美容外科の、医師が見落とすことは、
     まずありません。
     可哀想ですけれど、病気です。
     世間のほうが、許容してあげなければ、自分から沈没します。
     体は若いのに、脳の機能が、急速に老化して、
     融通が効かなくなる病気です。
 
     性別について、
     服装や、振る舞いや、言葉遣いや、持ち物や、髪型などは、
     生殖機能の性別を、類推するために、
     他人に表示する印ですから、
     間違わないように、その時々の、文化や趣味に応じて、
     正しく表示することが、大切です。
     生殖できるように、という目的が、大切な意味です。
     人を間違わせて喜ぶのは、悪徳と言われます。
     生殖は、命懸けですから、冗談は殺されます。
 
     どのような印なら、どちらの性別かは、
     特定の文化や趣味にすぎません。
     時代や場所や人により、簡単に変わります。
     社会は、それを固定しませんが、
     GIDの人は、男なら、特定のこれこれの心や体、
     女なら、特定のこれこれというふうに、
     変更できなくなっています。
 
     特定の、これこれの心や体と言うのは、
     生殖機能の性別を類推するための、
     特定の文化や趣味のことで、
     健常なら、変更可能ですが、GIDでは、変更できません。
 
同性愛は、生殖機能を阻害しませんので、
生殖不能や生殖拒否の症状の出ている人は、
同性愛のせいでなく、体や精神の病気のせいです。
 
同性愛も、それ自体は、生殖の用をなしませんので、
性別の識別については、その印としての、
特定の文化や趣味の一つにすぎません。
他の、特定の文化や趣味と同じように、
生殖機能の性別を、類推する目印になりますが、
健常でしたら、これを目印にしなくても、別に構いません。
変更可能です。
 
性別の目印の一つと、性別とを混同して、間違えるのは、
何かを言い訳しようとして、
わざと、人を混同させて、間違わせるように、
自分で実演して見せているからです。
同性愛の趣味のある人のなかでも、
生殖不能や生殖拒否などの、精神の病気の出ている人に、
混同や間違いが、多く見られます。
カムフラージュと言い、ヒステリーの常套手段です。
 
健常が病気になる過程は、
オナニーが、ナルシズムやフェティシズムに、変化するように、
心に現れます。
GIDが、その典型で、同性愛の趣味のある人のなかで、
生殖不能や生殖拒否などの、
精神の病気の症状の出ている人は、
GIDと、よく似た過程を経て、ヒステリーが進行します。
 
行き着くところは、解離性同一性障害です。
GIDの性別の確信の強い人ほど、
シュナイダーの一級症状が、よく表れます。
妄想型や緊張型の、統合失調症のようには、滅多に興奮しませんが、
破瓜型のように、認知障害の進む人を、よく見ます。
 
子供のいるGIDでは、同性愛が、
生殖不能や生殖拒否の症状を隠すための、
カムフラージュの手段に、なるかも知れません。
病気を隠して、嘘をつきます。
能力の不足の、自覚を拒否して、
自由に選択したと、他人や自分に、思い込ませようとします。
一連の心の過程が、記憶に残りませんので、
嘘とは、また違いますが、結果は、嘘と同じです。
 
病気は、体の病気であろうが、精神の病気であろうが、
物事の融通が効かなくなり、許容力がなくなり、
変更不能になります。
死に至ることも少なくありませんが、
人間は社会的動物と言われるように、
社会が支えてあげれば、支障なく生きることも可能になります。
 
カミングすれば、社会に許容されて、病気でなくなると、
希望的観測に、縋るお医者さんも、いらっしゃいますけれど、
社会に、おおっぴらに介護してもらっても、
能力の不足が、治るわけでありません。
可哀想と思われていたのでは、能力の不足は、解消しません。
精神障害であることが、
社会の、枢要な地位を、占めなければいけません。
 
統合失調症のように、周囲に、自分の気持ちを訴えることにより、
精神の病気であることが、周囲に知れますので、
カミングは、病気の発見に、有効です。
実際、GIDでも、周囲にカミングすることによって、
周囲の人は、その人が精神の病気であったと、知ります。
統合失調症の場合と、事実上、まったく同じです。
 
カミングは、誰の目にも病気とわかるところまで、
精神の病気が進行したことを、意味しています。 
本人は、病気と思っていません。
統合失調症の場合も、同じです。
 
カミングを推奨する精神科医は、
社会が精神障害者を支えてあげるシステムを、
公然のものにしたいのかも知れません。
現実は、多くの御家族が、障害者の介護のために、人生を犠牲にします。
これを、みんなで支えて、犠牲にならないようにすれば、
良いかも知れません。
そのために、カミングを推奨するのは、おそらく荒唐無稽です。
 
アリストテレスは、人間は社会的動物であると、考えました。
ポリス的存在と、書いていますが。
フランス革命の個人主義とは、異なります。
生殖は、個体を独立したものとする考え方では、理解できません。
アリストテレスは、物体の変化を、
目に見える運動として、理解しようとしましたが、
目に見えないものの中に、エネルギーのような量だけでなく、
運動を具体的に規定する差異が、含まれています。
 
目に見えない質のことを、アリストテレスは、
空間的には距離が離れていても、情報の伝達量からは、
空間を超えて、一体のものであると考えたほうが、
理解しやすい場合のあることを知りました。
人間は、社会的動物であるとは、それを表しています。
彼は、ポリス的と、表現しました。
 
他のいかなる動物や生物と比べても、
人間の個体と個体の間の、情報伝達量は、桁違いに多く、
伝達手段も、桁違いに豊富です。
空間的に離れているように見えても、
情報の伝達から言えば、一体のもののようです。
天体の運行も、地球や月や、太陽系の惑星や衛星などは、
一体のシステムによって、繋がっていることは、明白です。
 
磁石もそうです。
幾つかの、大きな磁石を並べて、その真ん中に、
もう一つ、小さな磁石を置こうとしても、どうしても、置けません。
指を離した途端に、周囲の大きな磁石に、くっついてしまいます。
磁石の個性と考えるよりも、これらの幾つかの磁石は、
一つのシステムを共有している、と考えたほうが、よく理解できます。
 
目には、空間的に独立しているように見えても、
仕組みは、一体のものです。
目には見えないけれど、これらの磁石は、繋がっています。
太陽系の天体と同じです。
人間も、そうです。
目には、見えないけれど、個体が独立しているのでなく、
社会全体が、一体のものとして、繋がっています。
人間は、社会的動物です。
そのことが、生殖に、最も如実に表れています。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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