ワサビ 140 性と自我 

5才の孫に、わさび茶漬けを食べさせると、「おいしい」って言うの。
わたしも美味しいと思っていましたけれど、けっこう、辛いの。
 
息子が、「変なものを食べさせないで」って言うけれど、
ちゃんとした食品です。
問題は、「本わさび茎入り、シャキシャキ」って書いてあるのに、
よく見ると、原材料のところに、野沢菜も入っています。
 
シャキシャキするのは、本わさびの茎なのか、野沢菜の茎なのか、
不明です。
太さ5mmぐらいのを、長さ5mmぐらいに切って、
確かに入っています。
ワサビも、野沢菜も、アブラナ科ですから、似たようなものですが、
お茶を掛けると、シャキシャキする歯ごたえは、悪くありません。
 
 
生態学のほうでは、本能って言い方をします。
生物は全部、個体が生きる本能と、種族が生きる本能に纏められると。
二つを、さらに纏めて、
遺伝子を保存する本能に纏められる、と言う人もいます。
もしかしたら、勇み足かも。
 
本能って、アリストテレス流の考え方によって、
目的論的に、生物の行動を理解する方法です。
アリストテレスは、生物を観察して、宇宙を理解しようとしました。
天体の運動と、生物の行動は、似ていると考えました。
 
彼は、物体の運動に、エネルギーと目的を、設定しました。
物体の運動は、時間が経つと、空間の位置とエネルギーが変わります。
 
生物に、個体が生きる本能と、種族が生きる本能がある、とするのは、
物体と物体の関係を、問題にしています。
 
物体を一つ、二つって、数える時に、
個体という単位で数えるのと、種族という単位で数えるのとでは、
運動が、異なって見えます。
種族では、空間的に距離が離れていても、
一つに纏めたほうが、規則的な動きに見えます。
類は友を呼ぶ、という動きかたです。
 
空間を超越して、一つに繋がっているように見えるのは、
目に見えない情報によって、お互いの運動を、共有しているからです。
宇宙の天体は、たった一つの情報を、一律に共有していますけれど、
生物の情報は、種や個体や細胞のように、
幾つかの階層構造を持っています。
 
生物でも、40億年前の、初期の生物は、
宇宙の天体のように、単純な動きかたに見えますけれど、
だんだんと複雑に進化して行くのは、
物体と物体の関係を規定する方法が、幾つも出来たからです。
生物では、物体の運動がコピーされて、伝えられます。
宇宙に一律の情報があるように、
生物では、それぞれの類に、それぞれに共通の情報があります。
 
アリストテレスは、人間はポリス的存在である、と考えました。
人間は社会的動物である、と言い替えられることが、多いようで、
たぶん、 17世紀の、トマス・ホッブズか、
ブレーズ・パスカルあたりからと思います。
 
     性は、生殖のことを言います。
     人類は有性生殖を行ないますから、雌雄の別があります。
     生殖は、世代交代をして、永遠に生きる目的です。
     遺伝子をコピーして、情報を伝達します。
     偏らないように、かき混ぜます。
 
     卵子に到達する精子は、数億分の1ですけれど、
     オナニーなどによって、無駄になる精子も含めると、
     分母は、地球の全人口よりも、遙かに大きくなります。
     検品落ちの不良品は、廃棄処分にされるように、
     性同一性障害の人が、優生医療によって、間引かれても、
     さしたることではありません。
 
     精子が、膣の中で死ぬように、
     性同一性障害の人も、性転換して、絶滅します。
     GID(性同一性障害)の運動は、
     自滅のための、オカルト宗教のようなものですけれど、
     多数派です。
 
     けっして、マイノリティでありません。
     この夥しいステレオタイプを捉えて、
     性的マイノリティと表現するのが、なんとも奇怪です。
     有性生殖は、死屍累々たる屍の中から、
     宝石のように、輝かしい命を見つけ出します。
  
     性同一性障害は、それを拒否します。
     主症状は、生殖拒否と自我障害です。
     自我は、人間の生殖機能の一つです。
     生殖を目的にした個体特有の行動を制御します。
 
性同一性障害の人って、自分っていう意識が、変なんですよね。
自己同一性がおかしいって言えば、
性別の気持ちや記憶が変になるのも、当たり前と言えば、当たり前です。
いっぺんに纏めて言うには、自我障害が適当かも。
 
自我障害って、ICD(世界保健機関の病気の分類基準)や、
DSM(アメリカの精神医学会の精神疾患の診断基準)などに、
入っていないので、
性同一性障害を、自我障害の内とするか、しないかは、
考え方によって異なります。
 
性別がおかしいと感じて、訴えて、
体の性別と違う性別を、行動に表すことよりも、
記憶が変になっていることや、それに気づかない気持ちのほうが、
病気としては、他の病気と、症状を比較しやすいので、
分類に便利かも知れません。
 
なぜ、性別がおかしいと思うのかを、本人に聞くと、
直感的にわかる、と言う人と、
具体的なことを、列挙する人とがいます。
 
人間って、性器の形を見ないと、性別を区別できません。
性別は、生殖のためにありますから、生殖機能が識別点です。
性器の形を見て、生殖機能を類推します。
これが一番、汎用性があって、簡単ですので、便利です。
 
性器の形と、生殖機能とが、矛盾している時には、
子供や老人や、更年期以後でなければ、病気と言われます。
性器の形が変で、生殖機能を類推しがたいものは、
性分化疾患かも知れません。
 
この理屈や実用性を、理解できない人は、
たぶん、精神の病気です。
性同一性障害の人は、理解できません。
 
直感的に、性別をわかる能力は、人間にはありません。
わかると言うのは、間違いでなければ、精神の病気です。
具体的なことを、たくさん列挙する人では、
具体的な記憶が、事実と異なりますので、
嘘でなければ、記憶障害かも知れません。
いずれにしても、そのことから受診するのは、
たぶん、精神の病気ですけれど、
性同一性障害は、これにあたります。
 
性器の形のほかの、体の形や、
振る舞いや、仕草や、態度や、物腰や、表情や、
身なりや、持ち物や、髪型や、
言葉遣いや、考え方や、気持ちなどは、
性器の形を類推するための、手段や観点になりますが、
文化や趣味であり、流行や個性があり、
人を騙そうとして、演技をする人もいますので、
昔から、あまり、あてになりませんでした。
 
日本では、人を騙そうとして、演技をしても、
必ずしも、病気でも、犯罪でもなく、
むしろ、歌舞伎や宝塚のように、メジャーの文化でした。
どちらかと言えば、騙そうとせずに、演技をして、楽しみます。
 
欧米では、人を騙そうとして、演技をするのは、
病気でなければ、犯罪でした。
性同一性障害は、これにあたる病気です。
欧米の性同一性障害の運動は、この線が主流です。
 
日本には、同性愛に対する、
キリスト教による差別や虐待がありませんでしたので、
欧米のような性同一性障害の運動は、当を得ていません。
日本の性同一性障害では、もっぱら、
虚偽や、記憶障害や、自我障害などをきたす基礎疾患の究明と、
治療法の発見が、学問的に重要です。
欧米の文化的な運動を模倣しなければならない理由は、
日本の文化にありません。
 
生殖拒否と生殖不能とが、
性同一性障害の症状には、入り混じっています。
虚偽だけでなく、生殖拒否や生殖不能や、売春や風俗業は、
古今東西を問わず、戒められ、差別虐待されて来ました。
いずれも、本人に責任のない病気や、避けられない素質によっても、
起こり得る症状です。
 
欧米では、男子皆兵の徴兵制と戦争によって、
生きるか死ぬかの、瀬戸際の苦しみに曝された人に、
性同一性障害の発症が多いかも知れません。
 
日本は、いたって平和で平等な社会です。
現在では、部落差別や、韓国朝鮮人差別も、改善されました。
欧米大陸の、殺し合いの多民族社会とは、わけが違います。
あちらの真似をして、性同一性障害という病気を、
病気でないかのように正当化する必要はありません。
分類を変えたほうが、便利かも知れないだけです。
精神の病気の一種として、性転換が有効な治療法かを、
淡々と検討すれば、結構です。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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