これって、鮒(ふな)でなく、鯉(こい)と思います。
見えるかしら。
お髭を確認できないので、確実ではありませんけれど、
Carp(カープ)の感じ。
体型と色が。
鮒って、鱗が銀色に輝いてなかった?
錦鯉は、carpって言わずに、koi(コイ)って言うそうです。
愛知県の知立も、安藤広重の東海道五十三次では、
たしか、池鯉鮒でした。
昔の人も、鯉と鮒は親戚と思っていたのかしら。
五月になると、鯉のぼりになって、空を泳ぎます。
統合失調症や性同一性障害や拒食症などの、認知障害も、
これなんです。
ヒステリーが見えるんです、認知障害の奥に。
脳って、瞬間ごとに、どの部分が活動しているのか、
大きく変わりますので、
電流や、特定の化学物質などの、
様々な指標に着目して、
できるだけ、時間的にも空間的にも、
細かく捕捉できれば良いのですが。
電気は、すごく速いから、一瞬ごとに変わるって、
なんとなく、わかりますが、
神経細胞と神経細胞の間のシナプスの、
化学物質の放出や受容が、
0.001秒ぐらいの単位で、細かく変わるのは、凄い精度です。
自分の心の変化を思うと、
確かに0.1秒ぐらいで、完全に入れ替わります。
1秒あれば、その間に、何回もコロコロと、判断が変わります。
肝臓が化学工場と言われていますけれど、
こんなに瞬時に、
化学物質を出したり止めたりすることは、できません。
こんなに速い変化は、
微量の化学物質を放出しただけでも、
それに敏感に反応する能力がなければ、
不可能です。
微量というのは、分子単位で、1個2個の量を放出するだけで、
シナプスでの情報伝達が可能でないかと、推測します。
伝達してしまうと、すぐに余計な化学物質を回収して、
シナプスの空隙を、奇麗にお掃除します。
たくさんの神経細胞が束になり、
シナプスの準備の完了した所を使います。
ホテルでは、使用済みのお部屋を奇麗にするまで、
次のお客さんは、そのお部屋に入れません。
お部屋を、幾つも用意して、
次々に素早く清掃して、空き部屋を回転しなければいけません。
シナプスでの神経細胞の連絡も、
似たような目的のために、
何万という回線を束にしているのかも知れません。
そうでなければ、
一瞬の速さで、シナプスの化学物質による連絡は、
できない気がします。
この敏捷さや、感受性などの、てきぱきとした切れの良さが、
統合失調症やGID(性同一性障害)などの認知障害では、
明らかに、にぶくなります。
放出や回収の速度が遅くなるとともに、
受容の感受性が低下し、1個の分子では反応せずに、
たとえば何千個の分子を必要とするようになります。
伝達を終えると、シナプスの空隙に残っている余分な分子を、
すべて回収するまで、そのシナプスは使えません。
さっきの分子が残っていたのでは、誤動作になります。
一つの系統で、10万回線が束になっていたとしても、
1個の分子で済むところを、何千個もの分子を放出したのでは、
余分な分子を回収するために、凄い時間がかかってしまいます。
すぐに、空いているシナプスが、なくなってしまいます。
糖尿病の血糖値の調節機能の低下に似ていますが、
脳では、神経伝達物質の種類が多く、
遙かに複雑と思います。
遺伝的な素質のほかに、
糖尿病では、過食や肥満や運動不足などの生活習慣が、
血糖値を調節するシステムの、疲労の原因になりますが、
統合失調症や性同一性障害や拒食症などでは、
ヒステリーが、
改善しなければいけない生活習慣かも知れません。
ひょっとすると、記憶を封印することによって、
ヒステリーは、脳の調節機能の疲労を、
避けようとしているのかも知れません。
いずれにしても、素質以外の原因は、
使いすぎによるシステムの疲弊でないかと、
疑われています。
統合失調症でもアルツハイマーでも、
海馬が、比較的最初に、機能不全に陥ります。
海馬は、懸案事項を、
七夕さまの短冊のように、ぶらさげて置きますが、
短冊の数が多くなると、空きが少なくなり、
記憶の差配ができなくなります。
海馬は、一時的に記憶を展開する所ですので、
ここが満室になっていると、動きがとれなくなります。
電撃によって、記憶を失うと、
気分がすっきりしますが、
海馬の懸案事項の情報が、失われるのかも知れません。
電撃は、かなり野蛮な、
実力行使による治療法ですので、
御本人自身のヒステリーによる記憶の封印のほうが、
マシな気がします。
ヒステリーは、脳の調節機能の疲弊を避けるために、
記憶を失うのかも知れませんが、
統合失調症では、かえって窮地に陥るようです。
ヒステリーが下手かも知れません。
GIDは、統合失調症よりも、
遙かに重症のヒステリーですが、
意図的な記憶の封印によって、
どれぐらいの効果を期待できるのか、
まだ確定的なことは言えません。
子供のいない人の、生殖機能の阻害は、
社会性の低下の意味で、致命的になりかねませんが、
認知障害は、統合失調症よりも軽く済むようです。
(続く)
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