伯爵令嬢 0035 認知障害の進行(その6)

 
カールマン,Emmerich Kalmanの、
【伯爵令嬢マリッツァ・Grafin Mariza】の、マリッツァとタシロの二重唱、
ニコライ・ゲッダ(Nicolai Gedda )のタシロ,
アンネリーゼ・ローテンベルガー(Anneliese Rothenberger)のマリッツァ
 
                ※ 削除されました。
                  個人のホームページで、聞けます。
 
                ※ 英語にない文字を、特殊な表記にしました。
                  適当に解読して下さい。
Emmerich Ka`lma`n - Sag ja, mein Lieb', sag ja (Gra"fin Mariza)
 
Tassilo
Mein lieber Schatz, zieh’ an dein scho"nstes Kleid,
so gegen zehn, mein Liebchen sei bereit.
Ich wart’ auf dich im Dunklen vor dem Tor,
heut hab’ ich mit dir was Besonderes vor.
 
Mariza
Die Stund’ ist da, sie kommt mit leisem Schritt
und bringt ein ganzes Herz voll Liebe mit.
 
Tassilo
Nun fragt nicht, mein Liebchen, wohin ich dich fu"hr:
Mach deine Augen nur fest zu und komm mit mir!
 
Refrain
Sag ja, mein Lieb, sag ja,
so lang das Glu"ck dir noch nah.
Oh fu"hl, wir za"rtlich mein Arm dich ha"lt,
ich trag dich weit in die Welt.
Ich trag mit starker Hand
dich fort ins Ma"rchenland.
Sag ja, die Stunde des Glu"cks ist da,
o mein Lieb, sag ja, sag ja!
 
Mariza
In deinem Arm ein kleines bisschen Glu"ck,
aus deinem Aug ein seelig heisser Blick.
Nun bin ich da, wohin mein Herz mich rief,
Von fern to"nt ein za"rtliches Walzermotiv.
 
Tassilo
Von deiner Hand ein Druck, der sich verra"t,
aus deinem Mund ein Wort, das hold gesteht.
Die Antwort, die jauchzend dein Herzchen mir gibt,
wenn ich dich frag, mein su"sser Schatz, hast du mich lieb?
 
Refrain
Sag ja, mein Lieb, sag ja,
so lang das Glu"ck dir noch nah.
Oh fu"hl, wir za"rtlich mein Arm dich ha"lt,
ich trag dich weit in die Welt.
Ich trag mit starker Hand
dich fort ins Ma"rchenland.
Sag ja, die Stunde des Glu"cks ist da,
 

 
 
精神障害者のいる御家族では、精神障害者が複数いらっしゃるのが普通です。
よくあるのは、統合失調症の患者さん1人につき、
夏目漱石さんのような、統合失調症か、他の診断名にすべきか、紛らわしい人が1人、
そして、性同一性障害や拒食症のような感じの人が1人です。
 
統合失調症の患者さん以外は、ほとんど受診しませんので、
調査する側の人が、日常生活をよく観察して、よく話し合い、
慎重に鑑定する必要があります。
 
これですと、家庭では、健常者が少数派ですので、
健康な生活様式や考え方や感じ方は、
家庭の中で、ことごとく否定されて、精神病と罵られたりします。
健常者は、家庭の中で孤立して、
精神障害者の世話をする役目ばかりを負わされて、
性同一性障害のような精神障害になってしまったのかも知れません。
 
精神障害者の家庭では、今もシンデレラのような話が、普通です。
小泉という元総理大臣が現職だった頃に、
東京大学出身の東北地方の出版社の社長さんが、
小泉総理を告訴しました。
 
小泉総理大臣は、松沢病院という東京都立の精神科に、統合失調症で入院していたことがあり、
その履歴を隠して、総理大臣になっていたそうです。
国民は騙されて、精神的苦痛を受けたので、
その社長さんは、小泉総理に損害賠償を求めたそうです。
 
事実無根の噂を流布して、自己満足するための訴訟ですので、
裁判所は、門前払いで棄却しましたが、
裁判長は、事実無根の訴訟を繰り返すことも違法であると、意見を述べています。
 
訴訟の濫用は違法と言うのなら、裁判所が原告を処罰すればよさそうなものですが、
この社長さんには、統合失調症の入院歴があり、
支持者の多くも、統合失調症の治療を自己判断で中止した人と言われています。
 
     統合失調症の周辺では、この種の奇矯な言動が、わりと普通に出てきます。
     抗精神病薬のなかった時代の夏目漱石さんは、
     抗精神病薬を使わなかったのに、症状が悪化しませんでした。
 
     統合失調症の周辺の、奇矯な言動のほとんどは、法的に治療を強制できません。
     治療の方法もありません。
     自己判断によって、統合失調症の治療を中止して、
     通院しなくなり、服薬しなくなった人も、法的に放置されています。
     多くは訴訟を濫用しても、処罰されません。
     
     この社長さんは、支離滅裂でなく、病的に興奮もしていませんが、
     健常者を指差して、統合失調症ときめつけています。
     噂と客観的事実との、識別がつかずに、訴訟に及んでいます。
 
     御自身に統合失調症の病歴があり、
     精神障害でないかと疑われたり、笑われたりしていると、
     自分から積極的に、健常者を精神病呼ばわりして、
     しきりに攻撃することが、よくあります。
     自分が医師や健常者から指摘された精神症状を、健常者に着せて讒言します。
     オウム返しのように、周囲の人に振り向けます。
 
     精神障害の診断や鑑定は、場合によって、
     法的に治療や入院を強制するだけの権力があります。
     薬物の作用には、健常者を廃人にするだけの、十分な効力がありますので、
     人のことを精神障害と断定するには、大変な責任が要求されます。
 
     精神障害者の御家庭では、健常者が少数派で、
     精神障害者が多数派のことが、よくあります。
     少数の健常者が、精神障害者の家庭に生まれて、
     赤ん坊の頃から、精神障害の中で育ちます。
     まるで、目の見えない夫婦の間に生まれた健常な子供のように、
     献身的に精神障害者の介護をするのが、自分の役目と思って育ちます。
 
     ところが精神障害者のほうが、連れだって、役所や弁護士などに相談に行き、
     何も知らない公務員や弁護士が、会ったことも話したこともない健常者を、
     精神障害と断定したりします。
 
     統合失調症の認知障害のために、思春期以後に2桁の足し算ができなくなり、
     掃除機を扱うことも出来なくなるほど不器用になった人がいました。
     それまでは、知能も動作の器用さも、正常でした。
     40才を超えて、やっと急性症状がひどくなり、
     はじめて統合失調症と診断されて、
     抗精神病薬を1年近く服用していたにもかかわらず、
     自分で通院を中止して、
     死ぬまで自分が精神の病気を患っているとは、自覚できませんでした。
 
     この人が、奥さんを連れて、役所のケースワーカーや弁護士を訪ね、
     自分の娘のことを精神病でないかと、相談しています。
     話を聞いたケースワーカーや弁護士が、
     娘さんのことを統合失調症と断定しましたので、
     それを根拠に、父親は娘さんを精神病院に入院させようとしました。
     
     わたしが娘さんに会うと、完全に健常で、統合失調症の父親を介護しています。
     母親は健常なのに、統合失調症の夫の言うままで、
     働けない夫に代わり、奥さんが自営業を経営して、
     夫との共同経営のように、事務的に設えていました。
     統合失調症の御主人のほうは、映画俳優のような男前で、
     奥さんのほうは、いわゆるブスのデブです。
 
     この御主人の統合失調症に、役所のケースワーカーや弁護士が気づきません。
     知能検査をすると、測定不能なほど低く、幼児の知能ですが、
     見掛けの話し方や、顔や姿は、立派な紳士です。
     そのように装って話す能力がありますが、話のすじがありません。
     手先の不器用さも、極端と極端しか調節できませんから、
     実用的なことは何もできません。
     物事を順序立てて実行したり、理解したりすることができません。
 
     父親の精神病を、健常な娘さんが、献身的に介護していますが、
     その娘さんが邪魔なので、精神病院に入れようというのです。
     自分が、かつて精神科医から言われた精神症状を、
     すべて娘さんの症状として、断片的に告げました。
     物を壊す、手先が不器用、引きこもる、等々です。
     ケースワーカーや弁護士は、完全に騙されていました。
 
     精神障害の嫌疑を懸けられた子は、
     家庭の中で、シンデレラのような立場になります。
     生まれた時から、精神障害者に育てられれば、
     健常な素質の子も、精神障害になりかねません。
     その子が、自分の心は女と言い出し、
     MtFの性同一性障害になったのかも知れませんが、
     もっと可能性の高いのは、
     このケースワーカーや弁護士のような人に育てられて、
     精神障害になってしまう例です。
 
     精神障害者の家庭では、お互いに疑心暗鬼になり、
     家族同士で、精神障害呼ばわりして、
     お互いの気持ちを正当化するために、
     役所や弁護士や心理療法士や臨床心理士や看護師などを利用することが、よくあります。
     権威や権力を笠に着て、家庭の中の醜い争いになりますが、
     その醜さの一つとして、
     自分自身がケースワーカーや弁護士の資格を取ることもあります。
 
夏目漱石さんは、自分の妄想をしっかりと述懐しています。
現代の精神科医は、漱石さん自身の述懐を信じれば、
統合失調症の妄想と同じ、という印象を受けますが、
統合失調症では、妄想の内容を、
漱石さんのように順序立てて述べることは、あまり出来ません。
 
妄想って、統合失調症だけでなく、ほかの診断名の症状でも現れます。
統合失調症では、何者かのせいで、こういうふうにさせられているとか、
誰かに悪さをされているとかって感じで、深刻な被害を確信して、
今日は必ず処刑されるとか、
食べ物に毒が入っていて殺されるとか、
眠っている間に脳味噌に受診器を埋め込まれたとか、
電波が飛んできて、こうしろと命令されたとか、
誰かが自分の悪口を言っていて、放送局が流しているとか、
壁の隙間から、誰かの声が聞こえるとか、
換気扇から何者かが侵入して来るとか、
本人は物凄く怯えていたり、疑心暗鬼になっていたりして、
そのせいで正当防衛って気持ちから、人に危害を加えてしまうことが多いの。
 
でも、どうして、こんなことをしたのか、どうして、そう思うのかを、
人に説明できないことが少なくありません。
他人が聞けば、すぐに妄想とわかってしまうぐらいに、
きっちりと説明できずに、要領を得ないことがほとんどです。
多分、妄想を派手に実行している時は、
興奮しているので説明できないと思うけど、
そんなに興奮しているとは思えない時にも、
説明の手順を、頭の中で組み立てることができなくなっていることが多いの。
言葉や行動の、理由や動機を、人に説明できません。
 
統合失調症の多くの人は、自分の行為や確信を、
妄想によるものとは思っていませんので、
医師のほうが、患者さんの異常な行動や、断片的な言葉や気持ちなどを繋ぎ合わせて、
背後の妄想を推定し、その結果の言動ではないかと、辻褄を合わせます。
その辻褄と、今に伝えられている夏目漱石さん自身の述懐とが、ほとんど同じです。
 
もしかすると、医師の見解を、漱石さんがなぞっただけかも知れませんし、
漱石さん自身に、それだけの冷静な思考や感情が、維持されていたのかも知れません。
中身は統合失調症の妄想に似ていても、統合失調症の妄想でなく、
ひょっとしたら、妄想でさえないかも知れないの。
 
これでは、現代から見ても、統合失調症と鑑定できません。
1899年に、クレペリンが早発性痴呆(統合失調症)と言い出しましたが、
漱石さんの渡英が1900年、帰国と受診は1903年です。
漱石さん自身が、統合失調症という新しい概念を、
日本に最初に持ち帰ったぐらいかも知れません。
当時は、統合失調症という診断は、あり得なかったと思います。
 
     漱石さんの症状は、検索すれば簡単に出てきますが、
     妄想の一端を、紹介しておきます。
 
     漱石さんは、ロンドンの乞食にお金をあげたそうです。
     それと同じ銅貨が、下宿の窓に乗せられていました。
     ははぁーん、これは下宿の女将が、自分を監視していて、
     何もかも、お前の行動はお見通しだぞ、という意味に違いないと思いました。
 
     帰国すると、火鉢の縁に五厘銭が乗っていて、そこに3才の長女が居ました。
     漱石は、「こいつ、いやな真似をする」と言い、いきなり長女を叩き、泣かせました。
     彼の言うには、ロンドンの女将の仕打ちと長女の行動とを、混同したそうです。
 
     妄想ってのは、自分では妄想って自覚できません。
     漱石さんのようには、なるほどと他人が感じるように、説明できないのが普通なんです。
     彼は、ちゃんと説明できているでしょう?
     健常な人が、ロンドンの嫌な女将のことを思い出して、
     咄嗟にカッとなって、叩いただけかも知れません。
 
     統合失調症の人が、背景に説明不能の妄想を持っている場合も、
     この感じで、衝動的に行動してしまうけど、
     こうは、整然と説明できない気がするの。
     統合失調症と診断できる患者さんなら、
     3才の子供をひっぱたくぐらいに興奮していると、
     背景の妄想が診察室で出て来ますけど、
     こんなに整理して自覚できてるって、統合失調症でないみたい。
 
     統合失調症の患者さんの御家族に、
     同じような妄想があっても、
     御家族は人前で滅多に妄想を出しません。
     一時的なら、健常な人と同じように装うことが出来るんです。
     だから、受診も服薬もせずに、
     患者さんの御家族って顔をしていられる人が多いんですよ。
     
     人格障害なんですけど、ロンドンで精神的に疲れて、
     帰国したばかりなら、受診する嵌めになるのかも。
     人格障害って、一時的に疲れると、統合失調症みたいな症状の出る人が多く、
     抗鬱剤よりも、非定型の抗精神病薬を、半年ぐらい使って、
     さっさと治療を切り上げることが、よくあります。
 
     漱石さんの弁解は、筋が通ってるんですよ。
     女将が監視しているとか、混同して叩いてしまったとかに、
     正当性があるのでなく、
     説明の仕方が、規矩準縄として、起承転結があるの。
     統合失調症の人には、難しいんですよ。
     混乱していなければ、抗精神病薬は必要ないと思います。
 
     気分感情障害でないかっていう鑑定意見が多いのは、わかるけど、
     統合失調感情障害っていう折衷した鑑定は、狡い。
 
     素直に受診しているところは、人格障害と言い難いし。
     統合失調症やうつ病の人は、わりと素直に受診します。
     統合失調症の人は病識がないので、抵抗しますけど、
     苦しくて切羽詰まってるので、とことんは抵抗する根気がありません。
     抗精神病薬がなくても、悪化していませんから、
     うつ病って思いたくなりますよね。
     監視されているってのは、うつ病には少ないけど。
 
     人格障害は、境界性の人だったら、自分から受診するかも知れませんが、
     その他のタイプは、物凄く抵抗しますよ、受診に。
     直接に話したこともない人を、
     机上で鑑定するって、あほみたいな気もするけど、
     御家族の人が相談に来て、
     ああそれは人格障害ですって、無責任に答えることも、結構あります。
     ごめんなさい。
 
漱石さんのことで、道草を食っていると、
何を話したかったのか、わからなくなっちゃった・・・
自我障害のことから、認知障害のことを言いたかったのに。
 
自我って何か、自分って何かってことね
自我機能の障害から、認知障害が始まります。
人間らしい高等な機能から、順番に症状が現れて来るの。
 
だから、見当識や記憶の障害が、検査に現れる前に、
最初に人格障害や、認知の歪みと言われる症状として、
認知障害が現れます。
 
この次に書きますね、おやすみなさい。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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