女たちによくキスをしたもの 0158 フランシスコ・アライサ パガニーニ

 
  (Gern hab ich die Fraun geküsst)
 
   レハールのオペレッタ『Paganini』
   第2幕のパガニーニのアリア
   
 
歌 : フランシスコ・アライサ
        (Francisco Araiza)
 
 
   ***    ***
 
  
   Gern hab ich die Fraun geküsst

Gern hab’ ich die Frau’n geküsst,
hab’ nie gefragt, ob es gestattet ist;
dachte mir: nimm sie dir,
küss sie nur, dazu sind sie ja hier!
Ja, glaubt mir: Nie nahm ich Liebe schwer.
Ich liebe heiss, 
doch treu bin ich nicht sehr,
bin ein Mann, nicht viel dran,
Liebchen fein: ich schau’ auch andre an!
 
Ich kenn’ der wahrhaften Liebe Glut,
ich weiss, wie weh oft die Falschheit tut,
ich kenn’ die Wonnen,
begonnen mit Freud,
ich sah ihr wenden und enden mit Leid!
Ich kenn’ die Liebe in Dur und Moll,
ich kenn’ sie selig, verrückt und toll,
ich schau’ erwachend und lachend zurück
und such’ im Rausche, im Tausche mein
Glück!
 
 
  英語版
    Girlswere made to love and kiss
 
  Girls were made to love and kiss.
  And who am I to interfere with this?
  Is it well? Who can tell?
  But I know the good Lord made it so.
 
  Am I ashamed to follow nature’s way?
  Shall I be blamed 
  if God has made me gay?
  Does it pay? Who can say?
  I’m a man and kiss her when I can.
 
  Yet I have suffered 
  in love’s great deeps.
  I know the passion that never sleeps.
  I know 
  the longing and wronging of hearts.
  The hope that 
  flatters and shatters and smarts
 
  I suffer still but I sleep at nights.
  Man cannot always be on the heights.
  And when our aching and breaking 
  is done.
  Flirting is jolly, 
  it’s folly, but fun.
 
  Girls were made to love and kiss.
  And who am I to interfere with this?
  Does it pay? Who can say?
  I’m a man and kiss her when I can.
 
 
レハール(Franz Lehár)の
オペレッタ(喜歌劇・Operetta)の
第2幕で、
バイオリン弾きのパガニーニ(Paganini)が
歌います。
 
魔術師のように言われたパガニーニが、
19世紀の初めに、
イタリア中部のルッカの、
女公爵(Fürstin)を務めるナポレオンの妹の、
アンナ・エリーザ(Maria Anna Elisa)に
惚れられたと、歌います。
 
オペレッタは、パガニーニの伝記ですので、
面白くないそうですが、
わたしは、見ていません。
 
ナポレオンが失脚すると、
妹も、ローマに亡命しましたが、
まだ、権力の地位にあった時に、
パガニーニの後援者(patron)でしたので、
彼は断れません。
 
兄のナポレオンは、
妹に手を出したパガニーニを逮捕しろと、
命令しましたが、妹の策略により、
彼は、ウィーンに亡命したそうです。
 
バイオリンの好きな人は、
毎日毎日、練習に明け暮れていますから、
パガニーニも、
恋の達人ではなかったはずです。
 
18世紀末から19世紀初めですから、
パガニーニのような、
ただのバイオリン弾きの庶民が、
ナポレオンの妹と、
自由な恋などは、できませんが、
ナポレオン自身が、
豊臣秀吉のような成り上がりですから、
本当は、どうだったのでょうか。
 
ナポレオン自身が皇帝になったように、
高貴な仕来りに、憧れていましたから、
実際に何があったのかは、わかりません。
 
レハールのオペレッタは、
大正時代の末から、昭和の始めに、
発表されましたから、
江戸時代後期のことを、
レハールは知りません。
 
ついでに言うと、
幕末の志士は、フランス革命やナポレオンの、
ロマン主義思想に憧れましたが、
ロシアの共産主義革命や、
ヒトラーのホロコーストや、
2度の世界大戦と日本国憲法などになり、
ソ連やナチスが潰れて、
ロマン主義も崩壊しましたが、
日本国憲法がまだ潰れていないことが、
このblogの問題です。
 
ロマン主義がぽしゃったからと言って、
江戸時代の封建主義が良いわけでなく、
大日本帝国憲法は、
現在の日本国憲法と同じロマン主義ですから、
役に立ちません。
 
コンピュータを作った考え方が、
ロマン主義に替わる考え方ですが、
イギリス経験論から記号論理学の思想です。
 
わたしは、それも変だなあと、思っています。
レハールやパガニーニの頼ったウィーンが、
記号論理やコンピューターの、
発症の地ですが。
 
 
   歌詞は、
   女を漁って、なにが悪い。
   後ろめたく思わなくて良い。
   自然の摂理だ。
   神の仕業(しわざ)でないか。
   同性愛者になるよりも、良い。
 
   割に合うかどうかの問題でない。
   恋愛は、楽しく面白く、無惨に破れて、
   夜も眠られぬ苦しみを、味わう。
   愚かだが、情熱(passion)は衰えない。
   おれは男だ、能力があればキスをする。
   
   そういう意味です。
 
   テノールのアライサは、
   ハスキーな声が、売りですが、
   この歌は、そうでもありません。
    
   昔の流行歌と言うか、学生歌ですから、
   気楽に歌う時は、
   甘い声も出るのでしょうか。
   
   彼は、わたしの世代の、
   代表的なテノールです。
 
   さすがに、もう、
   まともには、歌えないでしょう。
   1998年の録画だそうです。
 
   ありきたりの、俗っぽいメロディで、
   すみません。
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

0コメント

  • 1000 / 1000