モクレンなんて、厭き厭きですが、
後ろの桜が、枝垂れていましたので、
今頃の取り合わせになりました。
木蓮も、遅いですね、この個体は。
昨日、柳原白蓮に触れたので、
今頃、モクレンを思い出しました。
柳原白蓮は、美人歌人として、有名でしたが、
祖父の、万延遣米使節正使の新見正興も、
陰間奉行と、陰口を叩かれたくらいに、
美男として有名でした。
武士は、同性愛の嗜みがなければ、
生きて行けませんから、
同性愛が好きかどうかは、別として、
全員、同性愛者でしょう。
人殺しが、本職ですから、
女と一緒に暮らすなんて、
馬鹿馬鹿しくて・・
そういう気持ちになるはずです。
橋下徹君が、沖縄のアメリカ軍に、
風俗業の利用を、促したそうですが、
彼は、あほです。
女とイチャイチャして、
殺し合いの息抜きに、なるわけがない。
家庭も、そう。
戦場で、信用できるのは、女や家族でない。
わたしでも、
スーダンやアフガニスタンの内戦を見て、
毎日、死体ばかりの人生に、
女や家庭があれば、気持ちが安らぐなんて、
思いませんでした。
木蓮と枝垂れ桜を見て、
新見正興と柳原白蓮と橋下徹を、
思い出したので、貼り付けました。
維新の会って、何を錯覚しとるんでしょうか。
安倍晋三や籠池泰典の、教育勅語みたいな
ものです。
*** ***
武士の月代(さかやき)って、
額の上の、昔は、毛を抜きましたが、
炎症を起こして、頭が汚くなりましたので、
江戸時代には、剃るだけになったようです。
広範な面積ですし、本人には見えませんから、
剃るのも大変です。
手探りで、剃れますが、
剃刀を研ぐのが、また大変。
剃り具合や、
髷(まげ)や鬢(びん)や髻(もとどり)を
見れば、
手先の器用さが、わかりますから、
知能もわかります。
しかし、このエステティックのために、
毎日、1時間も掛けるのですから、
侍(さむらい)は、詰まらない。
そうして、首を切り取られて、曝されます。
わたしは、新見正興の写真を見て、
船の中でも、アメリカでも
毎日、奇麗に剃っていたのかと、
呆れ返ります。
わたしが最も危険と思うのは、
エステティックだからです。
単なる美意識でなく、
知覚の規則性を作るから、危ない。
価値に拠(よ)らない事実があると、
ロマンティックに信じる危険性と、同じです。
小栗忠順や玉虫左太夫のつるつるてんを見て、
そう思いました。
0コメント