トネリコバノカエデ ネグンドカエデの雄花序 0118 

ネグンドの雄株には、雄花しか、咲きません。
雄花には、雌しべがありません。
 
雌雄異株ですが、雄株や雌株に、
雄花や雌花や両性花や、雌しべや雄しべが、
有るのか無いのかは、
種(しゅ)や属や科などにより、違います。
 
花にしろ、株と言われる個体にしろ、
雄雌の実態は、
種(しゅ)や属や科などにより、違います。
 
たぶん、雌しべは、
雌花や両性花にしか、ありませんが、
受粉や受精や結実などの、
世代交代の能力のない雌しべなら、
雌花や両性花でなく、
雄花と言われるかも知れません。
 
ネグンドカエデは、単純で、
雄株には、雄花しか咲かず、
雄花には、雄しべしか、ありません。
 
雌株には、雌花しか咲かず、
雌花には、雌しべしか、ありません。
 
両性株や両性花や、
不能の雄しべや雌しべの花がありません。
単純明快です。
 
トネリコバノカエデとも言われるのは、
トネリコやアオダモのような、
複葉を言っていますが、
ネグンドカエデやネグンドと、言うほうが、
普通かも。
 
トネリコバノカエデなんて、
聞いたことがない。
 
ネグンドカエデは、
メープルシロップを採取するカエデですが、
日本では、その目的がありませんので、
公園樹や庭木などとして、栽植されたものが、
勝手に発芽して、野山に自生しています。
 
雌雄異株なのに、
わざわざ雌雄両方を輸入したのでしょうか。
シロップを採る目的で、輸入したのかも。
 
フラミンゴやエレガンスなどの、
斑入りの品種が、販売されていますが、
カエデでなければいけない理由が、
あるのでしょうか。
秋の紅葉と、両方を楽しむのかも。 
 
風情が、ないような。
 
ネグンドの意味が不明で、
Chinese chaste tree(Vitex negundo)
そのものを指すサンスクリットや
マラーティー(Marāthī)語と、
言われています。
その葉に似ているから、このカエデも、
ネグンドと言われるようになったと。
 
長く伸びている紐(ひも)は、花柄です。
なんで、長く伸びるのかは、知りません。
花柄の先端に、花托があり、
花糸のほとんどない雄しべが多数付いてます。
 
雌花も、花柄が伸びますが、
柱頭が2本に分かれます。
雌しべの根もとに、最初から、
ブーメラン型の子房が付いていますので、
すぐに、雌花であり雄花でないと、
識別できます。
 
雌株は、雌花が種(たね)を付けて、
果実の房が、
いつまでも、ぶら下がっていますので、
観賞用としては、邪魔になります。
 
トネリコやアオダモも、そうですが、
花は、雄花の花序が美しく、
咲き終わると、跡形も無くなりますので、
奇麗さっぱり。
 
雌株の果実の房が、一年中、残る姿は、
やがて暑苦しくなり、目障りです。
 
それにしても、今日は暑い。
 
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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