姫踊子草 ヒメオドリコソウ　0070　ロマン主義はニモニック（mnemonic）

踊子草に比べて、この憎々しげな、面構え。

結構、毛だらけですが、暖かいのでしょうか。

毛があると、かえって、冷えそうな気がしますが。

　

人間が、毛のある衣服を着ると、暖かいのは、

断熱効果があるからでしょう。

毛と毛の間の空気が、入れ替わりませんので、

保温効果があり、

動植物の毛なら、毛そのものに、空気が含まれていますので、

断熱効果があります。

　

しかし、ヒメオドリコソウの毛に、

断熱効果や保温効果があると思えず、

こんなものを、外気に曝していると、かえって、冷えそうです。

　

防寒よりも防水や、

器械的な損傷から、葉を保護しているのかも知れません。

　

ひょっとしたら、化学物質を分泌して、昆虫を誘っているとか。

茶色い葉は、目印になるはずです。

　

毛ですから、きらきら光ります。

この波長と、その信号を知覚すると、

反射的に花に止まり、蜜を吸わざるを得なくなる蠅が、

いるのかも。

　

　

　　　***　　　　***

　

　

　　　人間の知覚も、何者かによる合図であると、

　　　統合失調症の患者は、言います。

　

　　　このBlogに、何度も書いたように、

　　　統合失調症という病気はなく、

　　　強制的に投与された抗精神病薬の作用によるドーパミンの、

　　　伝達量の低下が、

　　　原始的な知覚の意味を、思い出させるのかも知れません。

　

　　　精神科医が、それを、統合失調症の症状と言うのは、

　　　抗精神病薬を、強制的に投与した張本人ですから、

　　　白々しい嘘であるだけでなく、頭が悪いからです。

　

　　　知覚を、合図とする統合失調症の患者の、解釈のほうが、

　　　刺激と反応の、理に適（かな）っています。

　

　　　道端の知らない家の、犬が鳴いたから、

　　　今、向こうから来る奴は、警察のスパイであり、

　　　自分を監視していると、言います。

　

　　　精神科医は、監視という言葉を聞き、

　　　反射的に、統合失調症の症状と、記述しますが、

　　　それほど頭の悪い人間は、医者にならないほが良い。

　

　　　警察の仕事の１つは、監視ですから、

　　　監視や警察と聞けば、症状から除外するのが、正しい。

　

　　　ジョン・ナッシュは、スパイとして協力させられていると、

　　　言ったそうですが、

　　　彼が、そのように言った、とする証拠や証明がありません。

　

　　　スパイやヤクザや警察などは、

　　　人の弱みに付け込み、協力を強要しますから、

　　　早い話が、万引きを見つければ、

　　　脅して、金をせびり続けるだけでなく、

　　　犯罪に加担させて、抜けられないようにします。

　

　　　ジョンナッシュは、

　　　そんなことを言っていないかも知れませんし、

　　　彼の話は、本当かも知れません。

　

　　　監視やスパイと聞き、

　　　それを理由に、統合失調症とするのは、

　　　実際の世の中に、監視やスパイがあるのですから、

　　　どちらの頭が悪いのか、よくわかりません。

　

　　　人を、精神病と診断するのは、

　　　昔、精神病が、早発性痴呆と言われたように、

　　　頭の悪い精神科医が、
　　　他人のことを、頭が悪いと、笑い、
　　　医者の権力を、見せつけることに、すぎないような。
　　　余程、コンプレクスが大きいのでしょう。
　
　　　精神科医は、全員、
　　　代理ミュンヒハウゼン症候群であったり。

　

　　　精神病は、

　　　抗精神病薬により、強制的に作られた病気ですので、

　　　そのような理由をつければ、

　　　精神病に出来るだろうと、笑うほうが、

　　　精神病に決まっています。

　　

　

若い頃に、スイスアルプスの、アイガーやユングフラウを、

見に行ったことがあるのに、

町や駅や鉄道の名前などを、思い出せません。

　

植物の名前と、同じようなものです。

毎日、見ていなければ、今は、忘れる一方ですが、

大学で、植物分類学を教えていた人も、

老化すれば、モミやトウヒの名前を、思い出せなくなります。

　

そのへんの花壇の世話をしている女性のほうが、

よく知っていますから、

忘れたくなければ、毎日、頭に浮かべて、

点検するしか、ありません。

　

男の朝立ちと同じです。

あれは、性機能の点検をしているようなもので、

あれがなければ、毎日、性交渉やオナニーをしない人は、

忘れます。

　

　

　　　今は、インターネットがあるので、

　　　アイガー（Eiger）やユングフラウ（Jungfrau）を、

　　　簡単に、Google地図で見ることが出来ます。

　

　　　忘れないように思い出しながら、

　　　そうだ、マッターホルン（Matterhorn）の麓の、

　　　ツェルマット（Zermatt）の町を、歩いて見よう。

　

　　　おお、Google Street View が、

　　　徒歩モードで、撮影されています。

　　　自動車は、乗入れ禁止ですから、

　　　なかなか、前へ進めません。

　　　まったくの、徒歩撮影です。

　

　　　道端の家は、ほとんどが宿泊施設で、

　　　壁土やレンガやコンクリートでなく、

　　　木を組んだ山小屋のような壁面のホテルが、

　　　延々と続きます。

　　　日本で言えば、温泉旅館の立ち並ぶ温泉町。

　

　　　あまりに、のろいので、上空高くに移動して、

　　　ツェルマットの町全体を、見渡しました。

　　　

　　　あれっ？

　　　氷河がない。

　

　　　氷河の痕跡の模様が、きっちりと残っていますが、

　　　ただの灰色の砂漠のような状態。

　

　　　地球温暖化が深刻です。

　　　人の住めない山奥の、傾斜のきつい谷を登らなければ、

　　　氷河を見れませんから、

　　　スイスの観光業は、風前の灯かも。

　

　　　どうして、草が生えないのだろう。

　　　氷河が消滅した後の、剥き出しの谷底に。

　　　おそらく、土でなく、砂利なんだ。

　　　表面が乾燥して、まさに砂漠に近い。砂利漠。

　　　

　　　スイスの観光産業の、稼ぎ頭のような、

　　　ツェルマットの町が、老化した脳みその状態とは・・・

　

　

Google地図を見て、スイスの谷が、

脳の樹状突起や、コンピュータの０と１のような、

判断の枝分かれに、見えました。

　

乱数や、歴史の年代などを、覚える時に、

語呂合わせや、物語にこじつけたりすると、覚えやすいように、

わたしたちが知っている勧善懲悪の価値観や、

人格や人生や歴史などは、

ただのニモニック（mnemonic）にすぎないと、言われています。

　

人格や人生や歴史などの、ロマンティックな物語は、

判断の枝分かれを記憶するための、

方便や出まかせや手づるなどであり、

それ自体には、何の意味もなく、どうでも良いと、

コンピュータは言います。

　　　

ニモニックは、

May I have a large container of coffee？

と、覚えるようなものです。

これは、3.1415926の、ニモニックです。

単語の字数が、円周率になっています。

　

人格や人生や歴史や、法社会や医療や科学などの物語は、

ニモニックにすぎないのに、

コーヒー１杯の会話のように、物語を重視する考え方を、

ロマン主義と言います。

　

コンピュータを作った考え方と、根本的に違います。

統合失調症という病気は、原理的にあり得ません。

精神科医の頭は悪いと、コンピュータは言います。

たぶん、IQ160未満でしょう。

　

犬が鳴いたから、あの男は、自分を監視している。

ロマン主義より、少しコンピュータに近づくと、こうなります。

　

わたしは、

50才を超えると、人間は知的障害であると、思います。

だいたい、IQ70未満です。