たぶん、コロラドビャクシン(Juniperus scopulorum)と思います。
カイヅカイブキに似ていますが、幹や枝振りが、捻じれません。
いずれも、ビャクシン属(Juniperus)で、
カイヅカイブキは、ビャクシン(イブキ Juniperus chinensis)の
品種ですが、
写真の樹木は、コロラドビャクシンの品種の、
Blue Heaven ブルーヘブンや、Moonglow ムーングロウかも。
アメリカでは、少し青く細長いスカイロケット Skyrocket という品種が、
庭木の常連ですが、日本では、台風で倒れると思います。
種小名の scopulorum は、山地の、という意味ですが、
自生しているやつは、青くないようです。
長寿の木なので、アメリカでは盆栽に使われます。
日本で栽培されるのは、ほとんどが灰青色の葉の品種です。
その色が目的ですから、気持ち良くなる人がいるはずですが、
目の覚める緑色に比べると、くすんで見えますので、私は遠慮します。
この写真の木は、イトーヨーカドーの東大阪店で見かけましたが、
灰青色の葉が、車の埃や排気ガスに汚れているのでないかと、
誤解されて、見る人を不快にします。
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精神病院が、健常者に抗精神病薬を使用すると、
知能が下がり、精神病になるだけでなく、
精神科医に対して従順になり、無抵抗になります。
世間一般でも、
権力に従順な人は、知能の低い傾向があり、
高い人は、好戦的かも知れません。
自然の摂理のようなものがあると、思ったり、
論理法則が自然を準えていると、思ったり、
生まれつきの遺伝的な素質を、
本当の自分と、思ったりするのは、
抗精神病薬を、強制的に投薬された人に、近い。
昔から、権力は、自然の摂理のように、振る舞います。
それが見えなければ、鴨長明のように、諦めます。
人の手によらない自然は、ないのでないかと、
私は疑います。
冬のエベレストの自然や、深さ1万メートルの海底や、
地球の中心部の圧力や、地球の回転や天体の運行や、
太陽の輝きや、季節の恵みなどが、
自然でないのかと、笑う人もいますが、
幼稚な権力に、見えます。
それらの自然を、知覚したことがありませんから、
嘘でないと、信じられません。
太陽の輝きは、熱すぎて、知覚できるわけがありませんが、
季節の恵みのような文学も、私は知覚できません。
フーコーは、振り子に地球の自転を見ましたが、
振り子は回転しないと、推理を述べて、
確かに回転していると、知覚されるので、
地球が自転している証拠であると、結論しました。
19世紀後半の、写真や電信の実用化と、
同じ時代の、ロマン主義の典型です。
科学技術が作られて、
知覚が、推理の検証のために、動員されましたから、
刑事訴訟や精神医療が、権力のためでないと、
言えません。
地球の自転を、知覚できないので、
振り子の回転を、知覚して、
振り子は回転していないと、結論しただけでないかと、
疑われます。
人殺しを見て、人殺しでない証拠と、確信するのは、変です。
処刑は、人殺しでないと、権力は主張します。
戦争をしたのでなく、戦争を仕掛けられたと。
フーコーの振り子は、それでないかと、疑われます。
振り子が回転していようが、地球が回転していようが、
回転しているのは確かであり、
どちらが回転しているかと、決めるのは、人の勝手です。
ロマン主義だけでなく、科学技術は文学であると、
コンピュータは言います。
知覚されない事実や自然の摂理を、証明するために、
知覚が動員されるのは、権力闘争でないかと。
平和は、鉄砲を使わない戦争であると、
毛沢東は言い、ポルポトは信じました。
インドヨーロッパ人に比べて、
モンゴロイドは、論理法則を知らないと、
私は感心します。
技術と考え方の関係を、知らないのに、
鉄砲や黒船や原爆やコンピュータを見て、
作った奴を信じるのなら、
原爆を落としてやるに、如(し)くはない。
殺せば、信じられるのなら、
こんなに楽しいことはない。
日本人は、虫けらよりも、劣る。
インカ帝国の場合も、そうでした。
1500万人の民衆が、168人のピサロの兵隊を、
神として、崇め奉りました。
鉄砲で殺されたから、信じました。
科学技術の知覚は、それでないかと。
ロマン主義と言われます。
第二次世界大戦で滅びたのは、ロマン主義でしたが、
日本人の気持ちは、インカ帝国の民衆と、同じです。
ナチスドイツやソ連が潰(つぶ)れても、
理解できません。
日本経済が海底に沈んでも、気づきません。
フーコーの振り子を、信じています。
科学技術立国の政策に、間違いはないと、
確信しています。
コンピュータが普及して、
日本経済が左前になったのに、
コンピュータの科学技術に、期待しています。
救世主を待ち続けたユダヤ人のように。
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