ハト 1926 

自転車の荷台に乗せられて、お散歩でしょうか。
 
番(つが)いと思いますが、
鳩は、450gぐらいですので、食べ目がありません。
 
レオナルド・ダ・ビンチは、
空を飛ぶ鳥が、ものすごく軽いことに、
気づいていませんでした。
 
一生懸命に、
木や鉄や布で出来た翼と、動力伝達装置を、
緻密に描き、
これなら、人間も、空を飛べるだろうと、思ったのは、
頭が悪い証拠なの。
 
こういうのは、物理学や数学を使い、
測定したり計算したりするのでなく、
直感的に、これでは重すぎるから、飛べないと、
幼児でも、わかります。
 
それが、論理能力なの。
人間の知能の、核心部分です。
生まれつきに、備わっている能力なの。
 
ガラス瓶の中に、へばりついた御飯粒を、
取り出したければ、瓶の入口の方向に、瓶を動かして、
急に止めれば良いって、幼児でも知ってます。
 
御飯粒は、粘っていますから、
棒や水を入れなければ、取れないかも知れないって、
幼児でも、心配します。
 
だれに、教えられることもなく、
自分自身の、体の運動や、感覚器による知覚から、
1才の頃には、ひとりでにわかっています。
 
そういう種類の能力が、足りなければ、
精神遅滞と言われますが、生まれつきの素質が、
経験の中に、現れて来るだけです。
 
けっして、自然や経験の中に、含まれているものを、
獲得するのでありません。
 
レオナルド・ダ・ビンチの絵を見て、
彼の論理能力が、低いと、わかる人は、
知能指数で言えば、
130ぐらいよりも、上と、思います。
 
彼は、たぶん、
絵描きさんや、写真家や、ファッションモデルなどに、
多いタイプでした。
 
うちの父は、IQ70の知的障害でしたが、
それを見抜くには、
IQ160以上でなければ、無理でした。
 
二枚目俳優のような、美男でしたから、
みんなに顔を貸すだけで、化学会社を創業しました。
実際の事務は、中学生のわたしが、やっていたのに…
 
鳩の羽を毟(むし)っても、
お肉は、250gぐらいしか、ないかも知れません。
 
父は、捕虜になった時に、
蛇(へび)や蚯蚓(みみず)や昆虫などを、
自分で獲って、偏食せずに、食べたそうですが、
雀(すずめ)は、美味しかったと、言います。
 
鳩は、もの凄い御馳走だったそうです。
 
父は、死ぬまで、精神的に健常でしたが、
統合失調症の症状が、すべて、
当たり前のように、出ていました。
 
それでも、みんなは、気づきませんでした。
父は、死ぬまで、賢い人と、言われていました。
 
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精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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