噴水 1908 地下のピラミッド

つい先日まで、旭川駅前の噴水は、
人が通ると、自動的に止まるのかしらと、
気になって、仕方ありませんでした。
 
駅前の、だだっ広いタイル貼りの広場から、
噴水が出て来ますから、
知らずに歩くと、服が濡れます。
 
人間を感知しているのに、決まっていますが、
わたしが歩くと、もう少しで、服が濡れそうな、
きわどいタイミングで、噴水が出て来ます。
 
どうなってるのかなあと、見ていましたが、
だれも、興味がないみたいで、
わたし自身が、何度も試してみるしか、
仕方ありませんでした。
 
時間がなかったので、諦めましたが、
今日の東京の暑さですと、びしょびしょに濡れても、
構わないのかも知れません。
 
噴水の向こうの並木は、メタセコイアでした。
 
下は、旭川駅前の噴水。
仕切りも何もなく、駅前のタイル貼りの広場から、
噴水が出て来ます。
 
どこで、人を感知しているのかを、
知りたかったけれど、
立派な駅舎と、イオンモールの建物なのに、
わたししか、駅前広場を、通り抜けなかった。
 
旭川の人は、広場恐怖症に違いない。
 
     ***          *** 
 
インターネットに掲載されている広告でしたら、
自分の訪問したサイトの中身や、検索した用語や、
通信販売の閲覧歴や購入歴などに応じて、
広告の中身が代わるのに、気づかない人は、
多くありません。
 
しつこく、付き纏いますから。
 
でも、ニュースのような、記事の項目や、
記事の内容まで、広告の中身のように変わるのに、
ちっとも気づかない人って、少なくありません。
 
付き纏われていると、思わないみたいなの。
 
通信販売の品揃えや、商品の並び方だけでなく、
値段や、商品の説明の仕方まで、
インターネット上の個人の動向だけでなく、
オンライン上のすべての個人情報により、
敏感に変わるのに、
ちっとも気づかないって、たぶん、あほですけれど、
生まれつきの論理能力の低さに、一致しています。
 
プロキシサーバを使えば、簡単に比較できますが、
ウイルスを入れられやすく、
プログラムのインストールと同じように、
コンピュータの動作を、弄(いじ)くられるのを、
避けられません。
 
コンピュータの自由を守ろうとするのは、
個人の脳味噌の自由と同じように、
虚(むな)しい願いですから、
自分が、どこの誰であるかを、把握されないことが、
どれほどに大切であるかを、理解できないほうが、
幸せかも知れません。
 
みんなと一緒の振りをして、
その他おおぜいの中に、隠れているけれど、
みんなと一緒でなく、だれにも知られない自分を、
地下のピラミッドのように積み上げて行くのは、
もしかしたら、精神の病気かも知れません。
自由や自分っていうやつ。
 
 
 
 
 

精神医療の廃止とコンピュータ

進化論や精神医学などの、 ロマン主義による社会や心の学説を否定して、 精神医療と精神科と精神病院の廃止を、 主張します。

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