雌雄同株で、両性花が咲きます。
「雌雄異株だが、雌株の両性花だけで繁殖できる」
と、書いている人もいます。
柾(まさき)は、庭木として、ありふれていますので、
いくらでも、観察できます。
雌しべの退化した雄花の咲く雄株(おかぶ)を、
見たことのある人も、いるのでしょう。
種子植物の個体や花は、
雌雄の別よりも、両性具有が普通ですが、
たいていの花の器官は、
雄しべと雌しべに、分化しています。
自分の花粉では、受精できずに、胚が育たないとか、
花粉が無くても、種子が出来て、発芽するとかも、
珍しくありません。
雌雄同株や異株や、
単性花の、雄花や雌花や、両性花などの、
杓子定規の言葉の中身が、
それぞれの種(しゅ)ごとに、多種多様ですから、
なんとなく、人間の精神の病気の、名前みたいです。
性別違和や性同一性障害と言っても、
ただの文学かも知れませんが、
そうかと言って、病気でないとしたほうが、
良い結果になるとは、限りません。
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