すっかり、梅雨の風情になりました。
まだ、降って来ませんが、カタツムリが出て来そう。
子供の頃は、田んぼの、
もの凄い数(かず)の蛙(かえる)が、
一斉に鳴いていましたから、大音量でした。
うるさくて眠れないと、文句を言う人がいて、
大音量は事実なので、眠れないのが正常であると、
御本人は、思い込んでいました。
こんな所で、よく眠れるものだと、
わたしのほうが、軽蔑されましたが、
精神の病気になりはしないかと、心配していると、
その通りになりました。
*** ***
薬物に、手を出さなければ、
精神の病気は、幻聴が多いのに、
覚せい剤やMDMAなどを使うと、
幻視が、覿面(てきめん)に現れます。
健常な人は、一時的に少々の薬物が入っても、
どうってことは、ありませんが、
妄想や幻覚が、すぐに出て来る人は、
赤ちゃんの頃から、すでに出ていた可能性が、高い。
戦争や地震などのせいで、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と
言われる精神症状の、出て来る人も、
戦争や地震の前から、出ていた可能性が、高い。
お酒を飲めば、すぐに嵌(は)めを外(はず)す人も、
お酒を飲まなくても、すぐに嵌めを外す人かも、
知れません。
薬物やお酒や、戦争や地震などのせいと、
言って置けば、納得しやすいでしょう?
人格のせいと言えば、
身も蓋もなく、逃げ道がありません。
人格のせいで、ありませんが、
論理は、筋道ですから、
人格や科学技術のような、物語を作ります。
数学や科学は、
言葉の代わりに、数や物を、使っただけですから、
星占いや神話のように、所詮は文学ですが、
物を使えば、信じる人が、少なくありません。
目や皮膚や耳などの知覚のように、
体を使えば、信じる人も、一杯います。
何を使っても、言わんとすることは、同じなのに…
こっちとあっちや、これとあれを、
繋いだり、くっつけたりする筋道(すじみち)は、
物語を作る要領です。
音楽の和声や旋律や、視覚のエステティックなども、
数学や科学技術や文学などと、似たようなものなのに、
どうして物や体なら、信じるのかって、
動物みたいに単純なほうが、わかりやすいからに、
決まっています。
鉄道のガード下でも、幹線道路の傍(はた)でも、
山道を登るバスの中でも、
わたしは、眠りたい時に、眠れます。
戦場や、噴火中の火山で、あるまいし、
安心できれば、眠れないことは、ありません。
野宿や死体置き場も、朝飯前。
歩きながら眠ったことも、あります。
イスラム国の、後藤君や湯川君は、
LGBTや性別違和などに、こだわった時に、
すでに、精神の病気であったのでしょう。
抽象語って、
コミュニケーションの手段の、音があっても、
物がありません。
音の原因が、抽象語の意味でありません。
光も、コミュニケーションの手段ですが、
物が、意味の原因であるはずがない。
わたしたちの使うコミュニケーションの意味は、
すべてが、抽象語でないのかしら。
抽象される以前の物を、
だれも、知覚したことがありませんから、
特定の音や光のように、
意味を定義されたコミュニケーションの手段だけが、
この世界の全部です。
コンピュータが、そうですから、わかりやすい。
後藤君や湯川君のような人だけが、
ロマンティックでなく、認知科学もそうですが、
たぶん、性別違和や性同一性障害を、
治せないでしょう。
こっちとあっちや、これとあれなどのように、
やりとりをされて、繫がったり、くっついたりして、
伝わったコミュニケーションの意味のほかに、
伝わっていない物や世界や心や体などがあると、
思うから、話がややこしくなる。
伝わらなかった世界は、微塵もない。
そう思ったほうが、わかりやすい。
コンピュータにより、伝えられた情報のほかに、
伝えられなかった情報を、考えなければ、
立ち往生するって、コンピュータには、わかりません。
コミュニケーションの伝わった世界のほかに、
伝わっていない世界があると、考える必要は、
人間にありません。
伝わった中身だけで、
数学や科学技術も、出来ています。
伝わっていない世界を、信じるのは、
法律で保障された人格のように、
ロマンティックですが、精神の病気の素(もと)です。
予言者モハメッドや、イスラム国の指導者たちは、
そう言っていました。
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