Bailero(バイレロ)
Chant d'Auvergne(オーベルニュの歌)から
ソプラノ : Madeleine Grey
(マドレーヌ・グレイ)
*** ***
Baïlèro
Pastré, dè dèlaï l’aïlo, a gaïré dé boun tèn,
dio lou baïlèro lèro… baïlèrô lô!
(È n’aï pas gaïré, è dio, tu, baïlèro lèrô…
baïlèrô lô!)
Pastré, lou prat faï flour,
lical gorda toun toupèl, dio lou baïlèro lèro…
baïlèrô lô!
(L’èrb’ès pu fin’ol prat d’oïci,
baïlèro lèro… baïlèrô lô!)
Pastré, couci foraï, èn obal io lou bèl rîou,
dio lou baïlèro lèro… baïlèrô lô!
(Espèromè, té baô circa, baïlèro lèro… baïlèrô lô!)
1920年代に、ジョゼフ・カントルーブ
(Joseph Canteloube)が、
故郷の南フランスの
オーベルニュ地方(Auvergne)の
民謡を採取して、
オーベルニュの歌(Chants d'Auvergne)
という歌集に、纏(まと)めました。
ロマンス語の1つの、
オック語(l'occitan または lenga d'òc)
ですので、日本人にわかりません。
フランス北部の人にも、わかりませんから、
パリの人は、日本の民謡かと、
聞き返すそうです。
羊飼いと村娘の、恋歌なのに、
浮世絵の裏から、聞こえて来ます。
昔は、
ボイスレコーダがありませんでしたので、
カントルーブのように、
音楽家の才能は、ボイスレコーダでした。
マドレーヌ・グレイは、
オペラの演技や、オペラ界の風俗を、
嫌(きら)っていたのでしょうか。
減(め)り張りを強調する歌い方は、
オペラ風なのに。
古いレコードですが、出色です。
日本語訳を検索すれば、
一杯出て来ますが、
川のこちら側の村娘が、
向こう側の羊飼いを、
蠱惑(こわく)します。
昔の羊飼いは、
たいてい、無学文盲でした。
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